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7/18(金)

毎週更新!BookLive! 書店員の愛と独断と偏見による「五つ星作品」をご紹介♪今週は『ローゼンメイデン』『北の狩人』『百器徒然袋』の3作品です。

  • ついに完結!ひきこもり少年と、ドールたちの物語

    • ローゼンメイデン 1

      ローゼンメイデン 1

      PEACH-PIT
      集英社
      全10巻
      500円(税込)

      世界観の完成度

      2002年に『Rozen Maiden』が連載開始し2008年に『ローゼンメイデン』として連載再開。3度にわたるアニメ化を経て2014年に堂々完結したこの作品。
      引きこもり少年のジュンと、「お父様」からローザミスティカを与えられたドール達の戦いを心の成長を描いた壮大な物語です。
      『Rozen Maiden』では「まいたジュン」、『ローゼンメイデン』では「まかなかったジュン」の物語がそれぞれ展開されます。二つの物語が交わる瞬間は必見です。私は読んでいて鳥肌が立ちました。
      物語の終盤では、ジュンや真紅、それ以外のドール達の成長に涙すること間違いなし。
      この物語のすごいところは、「最後までテーマが一貫していてぶれない」ことだと思います。
      完結したこの機会にぜひ、読んでみてほしい作品。損はさせません。(書店員・ちょこ)

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    ローゼンメイデンを堪能する

  • 新宿は「鮫」だけではない

    • 北の狩人

      北の狩人

      大沢在昌
      光文社
      1~3巻
      540円(税込)

      愛される田舎者度

      新宿・ハードボイルドといえばご存じ『新宿鮫』ですが、「鮫」だけでなく「狩人」もいたのです。本当に恐ろしいところです、魔都新宿。
      「狩人」の名は梶雪人。秋田からやってきた彼は一見、純朴な田舎者。物語は彼があっさりとボッタくりバーに連れられていくところからスタートします。「やめとけ!」とつい声が出そうになりますが、彼には虎穴に入る理由があったのです。それは新宿の闇に葬られた12年前のある事件に関わる、決してほじくり返してはいけないものでした…。
      続巻の『砂の狩人』『黒の狩人』はそれぞれ主人公が違うので、本作の「狩人」にもう出会えないのが少し残念なくらい、読み応えのある作品です。コミカライズ版『雪人 YUKITO』は若干ストーリーが異なりますので、続巻もコミックもぜひ合わせてお楽しみ下さい。(書店員・ラーダニーバ)

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    新宿系ハードボイルドはいつも熱い

  • マンガで読む京極夏彦

    • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

      百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

      京極夏彦 / 志水アキ
      KADOKAWA / 角川書店
      全6巻
      626円(税込)

      小説苦手でも読める度

      京極夏彦氏原作小説のコミカライズ版。本編シリーズの名脇役・榎木津礼二郎(えのきづれいじろう)が活躍するスピンオフ作品。デビュー作から9作続いた京極堂シリーズ。黒衣の怪しげな古書店主で神主の祓い屋・京極堂とその友人たちの解決する難事件の数々は面白いがボリューミーでシリアスだ。この『百器徒然袋』は、シリーズ中もっとも明るく破天荒な探偵・榎木津がメインなので、本編シリーズと違い、とても派手で賑やかに解決する。

      活字中毒なら誰もが一度は通る道…と勝手に思っていましたが、案外「いつかは読みたいとは思っていたけど結局分厚くて手を出せなかった」という人もちらほら。ふむ、ならマンガでどうだ!絵もキレイだしとても読みやすいですよっ!そして面白かったら是非小説も!

      ちなみに私は…小説の紙本が出たばかりの頃に、電車で夢中で読んで本が重くて腱鞘炎になりました!電子書籍なら腕も痛くないし安心ダネッッ!(ФωФ)v♪(書店員・みゃう)

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