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Posted by ブクログ 2019年10月11日
同じ物を食べ、同じ物を見て、同じ時間を過ごす、思い出を積み重ねることで家族になるのだと改めて感じた。
『卵の緒』の君子さん、のらりくらりと息子の質問をかわし、つかみどころのない人だなあと思ったけど、実はこんな真相が隠されていたとは。君子さん、かっこいいわ!
もう一つの『7’s blood』も面白かっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月04日
会話が多いせいもあって2時間で読みきれた作品
そしてやっぱり瀬尾まいこの書く話はすばらしいと思う
タイトル作の「卵の緒」は、こんな親子ってすごく素敵だなって思ったし
もう下方の「7's blood」も心の動きと変化が
すごく自然にかつ巧みに描かれていました
相手を愛しいと思う気持ちは血...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月23日
僕はきっと拾われた子供なんだ。よその親は面白がって「そ〜よ〜」というのに、僕の祖父母に聞くとすごい勢いで否定されるのが、その証拠だ。父親はいない。なぜいないか聞くと母さんが悲しむから聞かないことにしている・・・そんな僕と、母と、母の恋人(候補?)など、嫌な人間は誰一人と出てこないのに、みんなそれぞれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月24日
瀬尾まいこさんの著作を読むのは「そして、バトンは渡された」以来の2冊目。中編が2編。2002年に瀬尾さんが中学校の教師をしながら書かれたものです。
1つ目の表題作「卵の緒」は母子家庭の男の子、育生が主人公。自分は捨て子だと思っている。母に「へその緒」を見せてと言ったら「卵で産んだの」とはぐらかされ...続きを読む
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