「講談社文芸文庫」おすすめ作品一覧

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2018/11/09更新

「講談社文芸文庫」の作品一覧

ユーザーレビュー

  • 夕べの雲
    なんでもない日常の光景が、こんなに輝いていたなんて。
    近所の野山で遊んだり、学校帰りに梨を買ったり、部屋にムカデが出たり、風邪ひいたり…。
    懐かしくて、温かくて、優しい毎日が、美しく移ろってゆく。
    ずっと浸っていたい空気がここにある。
  • さようなら、ギャングたち
    映像的でしばらく眼窩に留まっていて、一度読んだら癖になってしまいました。もう何度も読んでいます。唯一無二の小説。
  • 西南役伝説
    西郷好きの私はこのタイトルに惹かれて読み始めたが、思いがけない世界に深く引きずりこまれた。
    宮本常一の「忘れられた日本人」に連なる我々の根っこに触れた感覚。
  • 桜の森の満開の下
    [桜の森…]桜は本来は畏怖の対象だったというグッとくる書き出し。美しさの中にグロテスクが内包された幻想的な怪奇小説。亭主を殺された美女は、殺した山賊を尻に敷き山賊の女を殺させる。都へ移り山に戻り桜の森で鬼となり桜となる。なんとも身勝手な女と欲のままに生きた山賊。なのにどうして儚い物語になるのか。ただ...続きを読む
  • 万延元年のフットボール
    絶望感、不安感、焦燥感、虚無感、諸々の負の感情と、紙一重で一線を越えない狂気が常に漂っている。

    大事なのは常に一線を越えていないこと。常に現実味から乖離しないおかげで、誰かのハナシではなく自らの体験の延長として感じられる、そんな技術が組み込まれている。

    序盤の雰囲気作りがとても小説的でゾワっとし...続きを読む

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