幻想ファンタジー作品一覧

  • 悪夢城の主
    完結
    5.0
    荒涼の僻地「天損」――神の怒りにふれ、一夜で亡びた国。その地に赴任したノブル将軍は赴任早々、悪夢に歓迎される。夢の中で悪夢城の皇子と親交を深めるが……!? 表題作『悪夢城の主』他3作を収録した壮大なるオリエンタルファンタジー傑作集。 【収録作品】悪夢城の主/水の底の子供/枯れない花/錆の泉
  • オロロンの森
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 恋しい人を思い、面やつれする娘のように、わたし、遠い日を夢見ます。つたない、わたしの物語りの、出演者たちは、おぼろにかすむ、わたし自身でございます。 かげろうのように揺らめきながら心に沁みる泉響子の幻想世界!泉響子幻想シリーズ3
  • 雲を殺した男
    完結
    4.3
    水のない国では、遠くはなれた地に水乞いの儀式をする習わしがあった。雲竜が棲むといわれるその国では、竜使いがおり雨をもたらしてくれるというが……。表題作『雲を殺した男』他3編を収録した壮大なるオリエンタルファンタジー傑作集。 【収録作品】失われた岸辺/西から来た箱/雲を殺した男/赤い旗
  • 芥子の庭
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 芥子屋敷と呼ばれる大きなお屋敷に、ひときわ美しかったさちという人がいました。 わたしはその日もいっしょにさちとかくれんぼをしたのです。 さちは、かくれるのも忘れて大輪の、真紅の芥子の花に心を奪われておりました。 芥子畑から池へ向かうさち。 池の面は静でした。 かげろうのように揺らめきながら心に沁みる泉響子の幻想世界!泉響子幻想シリーズ4
  • 盗賊の水さし
    完結
    4.7
    花嫁の嫁入り道具の一つの水さしをひょんなことから盗みだしたサンシクはやがてその水さしが汲めども水が尽きない不思議な水さしだと気づくのだが……。表題作『盗賊の水さし』他3作を収録した雄大なるオリエンタルファンタジー傑作集。 【収録作品】盗賊の水さし/苦い水/浄土の水売り/二つの井戸
  • 泪壷
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・・・・・・覗き込むと壷の中は広々としていた。手当たりしだいに、愛しんできた品々を壷に投げ入れた。 雛も、ノートも、画集も、表紙の千切れるまで読んだ朔太郎の詩集も。ビー玉も、ネックレスも、履きなれたサンダルも。 壷は入れても入れても、 なお、ゆとりを残していた・・・・・・。 かげろうのように揺らめきながら心に沁みる泉響子の幻想世界!泉響子幻想シリーズ2
  • 冬のひと
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ふるえるような、か細い感性でつづる心の奥の世界。ひと冬限りの、淡雪のように切ない恋の世界が広がる、大人の絵物語。
  • 未練
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 亡くなった母をおもい続けるわたし。 -母にはなにかがある- 乱菊のきものに手を通したわたしが見たものは、母の「おもい」であったのでしょうか。この世への、つきせぬ(みれん)であったのでしょうか。 母はわたしに何を伝えようとしたのでしょうか。 かげろうのように揺らめきながら心に沁みる泉響子の幻想世界!泉響子幻想シリーズ5

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