トマス・H・クックの一覧

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作品一覧

2015/03/03更新

ユーザーレビュー

  • サンドリーヌ裁判
    これは、ものすごく身につまされた。

    周囲を見下し、孤高を保つ夫・サミュエル。
    過剰な自意識。自分はこんなところにいるはずではない。
    頑なに自分を守り、他人を排除する。
    内心は不平・不満・怒りに満ちている。

    これは学生時代の私か?
    しかも私は、そのプライドの高さから、そんな自分すらも他人から隠して...続きを読む
  • サンドリーヌ裁判
     泣かされる本には本当に困る。ガツンと音が出そうなくらいの痛みが、読後の充実感に変わって心の中に広がるとき、人間としての弱さを突かれたような驚きによって感動が一気に沸騰してくるようなケースだ。

     時にそれは最後の一行であったり、最後の一シーンであったりする。この本に関して言えば最後の一ページだ。こ...続きを読む
  • ジュリアン・ウェルズの葬られた秘密
     トマス・H・クックは、人間の内面に旅する物語が多いせいか、空間よりも時間を縦に穿孔してゆく作品が多い。それも鋭い鋼のメスでではなく、浸透する雨垂れの一滴一滴で、静かにしっとりと穿ってゆく文体で。

     なので本書の内容には驚かされた。クックという、心を描くことでファンを掴んできた作家が、このように歴...続きを読む
  • サンドリーヌ裁判
    この程度の状況証拠と動機の推定で起訴にまで持ち込めるんだとまず驚き。一応信頼できない語り手ものなのかな。今までのクック作品と比べれば、それ程思わせぶりではない。結局サンドリーヌが何をサムに望んだか、はっきりとはわからなかった。
  • サンドリーヌ裁判
    新作が出ると読まずにいられない作家のひとり。
    本音を言えば『ローラ・フェイとの最後の会話』あたりから作風が変わって来たように思える。これまでの自分の本棚とレビューを読み返しても「ついつい読むのだけれど、前の方がよかった」とぼやいている。
    過去の何があったのか、読者はよくわからないまま、でも重大なこと...続きを読む

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