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Posted by ブクログ 2022年04月21日
近年、主要な論文の再現性に疑義がかけられ土台を揺すぶられている行動経済学。その学問が成立し人口に膾炙してきた過程を当事者の口から語られる本書は、そういった懸念材料があったとしてもなおエキサイティングだ。
合理的経済人(エコン)とは異なり不合理な選択をするヒューマン。その不合理さは人間が人間であるがゆ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月05日
内容的には行動経済学の歴史が年代ごとに書かれていますし、リチャード・セイラー氏が駆け出しの頃から、主流派の経済学者らに色々と叩かれながらも行動経済学が発展してきた様が書かれています。
行動経済学の歴史が学べるという点でも良書ですが、この本の肝は6章の「効率的市場仮説に抗う」は投資をしている人間として...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月06日
それまでの経済学の概念ではありえない現実を解き明かすために生み出された行動経済学。生みの親である著者が、その挑戦の人生を面白おかしく語られた自伝とも言えるものです。他の経済学者と違いぐうたらと語る著者は、最初に疑問に感じた学会の常識に、あきらめず愚直に挑戦する芯の強さを発揮されます。その信念が、同じ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月27日
・プロセペクト理論の鍵となる予測は、人は利得よりも損失に敏感に反応する。
・スタンレーは自家の芝刈りに、10ドルのバイト代がもったいないからバイトを使わない。でも隣家の芝刈りを20ドルでやるかと聞いたら「するわけないだろ」と答える。
・次の①②は同じ設問なのに、選択が異なる。損失にはギャンブルするが...続きを読む
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