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Posted by ブクログ 2023年12月02日
非常に面白い。社会学の歴史を、それぞれの理論の生まれた背景を含めて、的確に提示してくれている。そして、各学問には、固有の問があることを教えてもらう。
社会学においての基本命題は、社会秩序は、如何にして成り立つのか?である。
社会学初学習者である私にとって、社会学の外観と、それぞれの位置付けを知ること...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月20日
社会学がどのような学問であり、どのような思想を辿って発展してきたのかを主要な人物と学説を用いて紹介していく内容である。600ページ以上と長いが、微妙な解釈の違いや世界の動向を簡潔にまとめられていると思う。大きなテーマとして、社会学の誕生、社会の発見、システムと意味に分けている。根底にあるのは、「社...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月12日
おもしろかった。これを読んで、自分が社会学に興味が湧いた理由が感じられた。やはり世間の風潮は(小声で:ちがう)。なにかとこれが答えだ!善だ良心だ美だ!みたいな話が多すぎて、そんな気がしてしまうと同時に何か違う気がどんどん。だとしたらなにを誤解しているのだ?と。それで一定の学びジャンルに目が向き。それ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月08日
新書にして630ページの厚み。でも94册分(たぶん…巻末の索引で引用文献、数えてみました。)の社会学を巡る膨大な文献をエッセンスを詰め込みながら超コンパクトに社会学の歴史をツアーするガイドブックです。それは「社会学の歴史」こそが「社会学とは何か?」の答えになる、という学問だから。序文でも「社会学の歴...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月25日
分厚かった、、
「社会秩序はいかにして可能か」「社会秩序はなぜ可能か」というのが社会学の主題。そのキー概念は「偶有性」ということが、とてもよくわかった。
フーコーとルーマンの類似点、すなわち言説/コミュニケーションの偶有性という弱さを克服する権力/オートポイエーシス的分化社会システムを、ユダヤ教...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月28日
どうやら社会学がブームのようだ。著者をはじめ古市憲寿氏や小熊英二氏等、若くてしかもテレビ映えのする学者が多く台頭してきている。書店の新書の棚を眺めても、「社会学」の文字は以外に目につく。政治学や 経済学に比べイデオロギー論にすり替わりにくく、哲学よりはとっつきやすい。手軽さ・気楽さと程よいアカデミッ...続きを読む
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