残念な職場 53の研究が明かすヤバい真実

残念な職場 53の研究が明かすヤバい真実

850円 (税込)

4pt

現場は一流、経営は三流――。日本人の能力が世界トップクラスに位置することは、OECD国際成人力調査から見ても明らか。ではなぜ意味不明なことが頻出する職場が生まれるのか。「この会社を変えてやる」と元気満々だった若手社員が、出世したとたん組織に適応してしまう。女性と男性の「性差」を正しく理解していない。短時間睡眠に慣れるのは脳が故障した証拠。50代になると能力は衰えると思い込む。このような職場の残念な現象について、健康社会学者が数多の研究に基づいて答えを出し、さらに600人強へのインタビューから改善の具体例を導き出す。 ●無責任な上司に、罪悪感は微塵もない ●600万の黒字より、5億の赤字の方が評価される ●なぜ組織には無能な上司が多いのか?――ピーターの法則 ●唯一、明らかになっている男女差 ●日本人の「電車での居眠り」に驚くアメリカの新聞 ●一人の社員が始めた「ひと声がけ運動」が業績を伸ばした

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残念な職場 53の研究が明かすヤバい真実 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年04月29日

    ■ジジイの定義
     変化を嫌い自分の保身だけを考え「会社のため」「君のため」と言いながら「自分のため」に手に入れた既得権益にしがみつく人々。年配の男性とは限らない。女性のジジイもいるし若者にもジジイはいる。そしておそらく誰もがジジイ的なものを心の奥底に秘めている。
    ・小ジジイ
     課長クラスに多いことか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月14日

    覚えておきたいキーワード
    人生を邪魔しない職場
    Sence of Coherence SOC
    人生を通じて元気でいられるように作用する人間のポジティブな心理機能
    ライフキャリアレインボー
    家庭や社会もキャリアの一部
    心理的安全性

    第5章は近いうちにまた読みたい

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    Posted by ブクログ 2018年06月16日

    残念な職場 53の研究が明かすヤバい真実。河合薫先生の著書。どのような職場やどのような組織でも似たような問題を抱えていて、似たような問題児がいる、それがよくわかります。所属している職場や組織に不平不満を感じている人におすすめです。私も不平不満があるけれど、この本を読んで気持ちがすっきりして楽になりま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月26日

    客観的に見た数字に基づく話の本。
    また女性活躍で無能女性に下駄を履かせてる人事も是非読んだほうがいい本。

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    Posted by ブクログ 2022年08月11日

    著者の人間らしさにクスッとしながらも、どこまでも本来は「人」だよなぁと思わされた本でした。
    組織は残念な方が上にあがっていってしまうことは、心当たりが大アリでした。

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    Posted by ブクログ 2020年01月16日

    冒頭から「無責任な人ほど出世する職場」が数多く
    ある、と結論付けられています。

    まあ、うまく立ち回った人が出世するのが今の
    会社のありようである、と言ったところの結論です。

    そうであるなら「残念な職場」だらけじゃないか、
    となります。

    そう、日本は「残念な職場」ばかりなのです。でも
    最後の方に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月27日

    働くことに関連する様々な要素をコンパクトにまとめた良書。

    色々な考え方を総花的にまとめているというよりも、筆者が自分の言葉で咀嚼して、簡易に語っているところに好感が持てた。

    前半は、出世、上司にまつわる話。
    出世する人が無能に見える訳、若いころに”職場の意味不明”と思っていたことを出世すると問題...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月16日

    無責任な人ほど出世する。
    経営しない経営者。
    女はめんどくさい。
    残業のリスク。
    改善案。長期雇用。社員への投資。Job Security。
    会話、共感。学びと教え。喜びと誇り。

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    Posted by ブクログ 2018年08月31日

    最初認知心理学から入ってくるあたりが目新しい。日本の会社組織を「ジジイ文化」「タイムマッチョ文化」と切り捨ててくれているのは気持ちが良い。「残念な職場とは“働いているのは人である”という至極当たり前のことを忘れている職場」という分に「まさに!」と膝を打った。

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    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    時間外労働、パワハラ、ブラック企業と昨今の流行りのキーワードを盛り込んだ河合氏のエッセー。仕事ができる人ほど、転勤でとばされてしまったり、仕事ができなくても優秀な上司に気に入られれば出世する。
    百田氏の「逃げる力」では高橋まつりさんはTさんとして出ていたが、本書では実名を出している。テーマは似たよう...続きを読む

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