ボブ・ディラン作品一覧

  • ボブ・ディラン自伝
    4.2
    選考委員らは彼の自伝「Chronicles(邦題:ボブ・ディラン自伝)」のみならず社会状況や 宗教、政治、そして愛をとりあげた彼の音楽を評価したという。 伝説のシンガー、ボブ・ディランの半生が、今、自らの手によって明かされる! 全米で売上げ50万部を突破したこの自叙伝は、 これまで謎に包まれていた彼の私生活やその折々の彼の心情が赤裸々に吐露されている。 「本書の真の文学的偉業は、ディランが青年時代の彼自身に贈った、うっとりするほど魅惑的な声である」 -- ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー 「名人級のエッセイスト、世間が注目せずにいられない文化評論家、 そして、もちろん、空中曲芸師のふりをする詩人の手による傑作」 -- ワシントン・ポスト 「ロックンロールの世界において、本書はいわばシェイクスピアの日記の発見のようなものである。 20世紀の偉人によって書かれた自伝の中で、本書ほど本人の内面に迫っているものはない。」 -- デイリーテレグラフ(ロンドン) 伝説のフォークシンガー、ボブ・ディランの自叙伝。 60年代の初めにニューヨークに出てきてコロンビアと契約するところから話は始まり、 ディランの生い立ち、グリニッジ・ビレッジでのカフェホワッ?の舞台裏、 バイク事故とウッドストックの隠遁生活、 「新しい夜明け」や80年代の最高傑作「オーマーシー」ができるまでの過程とレコーディング風景、 恋人スーズとの出会いなど、彼の目で見たものが彼の言葉で書かれている。 彼の音楽人生に大きく影響を与えた数多くのミュージシャンにも言及。 また、これまで謎に包まれていた彼の私生活やその折々の彼の心情、 あるいは当時の社会情勢に対する彼の思いも細かく描写されている。
  • 英文徹底解読 ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞スピーチ
    -
    受賞式でのスピーチは、代理人が読み上げたためか日本で取り上げられることは多くありませんでした。しかしその内容は素晴らしく、しっかりした構成とよく練られた文になっており、スピーチのお手本ともいえるものでした。しかし、英語自体はやさしいのに、そのメッセージをしっかり受け取るにはかなり高いレベルの読解力を必要とします。本書ではこのスピーチの1文1文を丁寧に読み解いていき、そして、どうしてこのスピーチが感動を与えるものになっているのか、そのテクニックについても詳しく解説していきます。
  • 英文法を哲学する
    4.0
    英語の授業で学んだ英文法が今一つピンとこなかった、結局、身に付かなかった、生きた英語を学ぶためには英文法って邪魔なのでは?などと思っている方に向け、新しい英語の見方を提言する画期的な一冊。現在の英文法に至った日本の事情や英語教育の変遷をたどりながら、21世紀ならではの英語との付き合い方を、佐藤良明先生の軽やかな語りでお届けします。 本書より――英語を学ぶとは、私たちにとって、日本語から抜け出して英語に「乗っかる」ということ。自転車やスケボーに乗るように、その上で形をくずさずやっていくということです。日本語をブランコに喩えると、ブランコには独特の漕ぎ方があって、その感覚を私たちは幼児期に習得しました。「英語に乗る」とは、違ったバランスの感覚をつかむということです。そして、英語を学ぶにはまず、<あちら>のことばを<うちら>のことばで組み伏せるような、相撲タイプの学習をやめることです。英語を訪ね、英語のしくみにしたがって、<うちら>の心の縛りを解いていきましょう。 【著者プロフィール】 佐藤良明:佐藤良明:1950年生まれ。東京大学名誉教授・放送大学客員教授。専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽、メディア文化論。1990年代、東京大学教養学部における英語教育改革を主導、全学共通の英語テキスト『The Universe of English』(東京大学出版会)シリーズは学内外から反響を呼んだ。2000年以降はNHKの英会話番組「リトル・チャロ」の放送教材製作、「1000時間ヒアリングマラソン」の総合監修(アルク)、放送大学で「ビートルズ de 英文法」等の授業を担当する。著書に『ニッポンのうたはどう変わったか:増補改訂J-POP進化論』(平凡社ライブラリー)、『佐藤君と柴田君の逆襲』(柴田元幸との共著、河出書房新社)、『これが東大の授業ですか。』(研究社)など。訳書に『重力の虹』『ヴァインランド』(トマス・ピンチョン/新潮社)、『The Lyrics 1961-1973』『同1974-2012』(ボブ・ディラン/岩波書店)、『精神と自然』(グレゴリー・ベイトソン/岩波文庫)ほか。
  • ERIS/エリス 第38号
    -
    注目の本格的な音楽雑誌。編集長は萩原健太、強力な執筆陣が魅力でロック・ポップス・ジャズ・アメリカーナ・R&B・ラテン・クラシック・ミュージカル・ワールドとジャンルも幅広く、音楽を読む楽しさ満載。 <コンテンツ> 来日間近のボブ・ディランを大特集! ボブ・ディランの後姿を追いながら / 北中正和 ボブ・ディラン、ブートレッグ・シリーズ全ガイド / 萩原健太 マイク・オールドフィールド「チューブラー・ベルズ」/ 篠崎弘 誰の二番目でもなく(スピリット)/天辰保文 ピーター・バラカンの読むラジオ(旅立ったテリー・ホール) 新・どうしても聴いておきたいアメリカン・ポップス(エヴァリー・ブラザーズ)/亀渕昭信 僕のリズムを聞いとくれ(急逝したラロ・ロドリゲス)/ 岡本郁生 ブロードウェイまで12時間と45分(96年の新世代ミュージカル)/ 水口正裕 オレに言わせりゃクラシック(注目のアメリカン・オペラ)/ 能地祐子 旧聞ゴメン(クリーデンス再訪記)/ 鷲巣功 Gジャン放浪記(SFでのフォーク・ロック熟思)/ 高田漣 各執筆者の「ヒビノオト」ほか
  • ERIS/エリス 第34号
    -
    いままでにない電子書籍版音楽雑誌ERIS/エリス!編集長は萩原健太で豪華執筆陣が魅力。往年のロック・ファンからコアな洋楽マニアまで満足させる内容で音楽を読む楽しさ満載。 <コ ンテンツ> 大貫妙子ロング・インタビュー「私とジョニ・ミッチェル」/天辰保文 モア・ザン・ライナーノーツに新聞社で活躍する音楽担当記者が登場、日経の吉田俊宏はクイーン「ジャズ」、読売の清川仁は松任谷由実「POP CLASSICO」、朝日の定塚遼はボブ・ディラン「ラフ・アンド・ロウディ・ウェイズ」 ピーター・バラカンの読むラジオ(アフリカン・アメリカン音楽の奇跡オル・ダラ) 旧聞ゴメン(エフエム放送の裏側とエアチェック物語)/鷲巣功 音楽の未来を探して(バラケ・シソコが挑むコラの伝統)/北中正和 Gジャン放浪記(デュアルモンドとマディ・ウォーターズ)/高田漣  ブロードウェイまで12時間と45分(異例づくめだったトニー賞)/ 水口正裕 オレに言わせりゃクラシック(再評価が活発なプライスとメノッティ)/能地祐子 ソングライター・ファイル(ローラ・ニーロのインタビュー完全版)/ 萩原健太 アメリカン・ポップス1001(エンタテイナーのポール・アンカ)/亀渕昭信 僕のリズムを聞いとくれ(名歌手フランキー・ルイス)/岡本郁生 各執筆者の「ヒビノオト」ほか
  • [音声DL付]VOAニュースフラッシュ2017年度版
    -
    VOA発信のニュースで2016年の重要な出来事を振り返り、リスニング力を徹底強化! 話題の単語が繰り返し自然に耳に入るから、語彙学習にも最適。手加減なしの「生素材」、本場のニュースが「英語でわかる」耳になる! ●注目の人々の「生の声」で耳を鍛える 本物のニュース音声を使用しており、言い直しや言いよどみも含む「自然な英語」に触れられます。米大統領選でのトランプ氏とクリントン氏、広島を訪問したオバマ元大統領。その他、著名人や、ベンチャー企業のトップなど一般市民も登場。今年は、ボブ・ディラン氏のノーベル文学賞受賞に対する、俳優トム・ハンクス氏のコメントにも注目です。 ●多彩なジャンルのニュースから、「注目の単語」が分かる 国際情勢から日常的なニュースまで、本書で扱う単語には時事用語も日常頻出語も満載。campaign(選挙運動)、startup(スタートアップ企業)、self-driving car(自動運転車)など、政治からビジネス、社会まで幅広いジャンルをカバーしつつ、2016年に話題になった語を自然に覚えることができます。 ●詳しいテキストで学習をサポート すべてのニュースに「英文」、「日本語訳」、「語注」が掲載されています。独学では調べきれない語彙や背景知識が、ニュースの内容をしっかり理解する助けとなります。 ●音声はすべて無料でダウンロード可能 本書の学習に使用する音声、ニュース40本分は、無料でダウンロードできます。 ●ダウンロード特典として10本ニュース追加! 特典として、さらにニュース10本分の音声とテキストをダウンロード特典としてご用意いたしました。ダウンロードして、学習にお役立てください。 ※本書の学習で使用する音声(MP3)は、すべて無料でダウンロードできます。アルクのウェブサイトよりダウンロードの上ご利用ください。お持ちのPCの音声プレーヤーや、スマホに同期して再生、もしくはスマホアプリ「語学のオトモALCO(アルコ)」(無料)から直接ダウンロードして、再生いただくこともできます。なお、本電子書籍のビューワー上で音声再生はできません。予めご了承ください。 【対象レベル】 中級以上 【ダウンロードコンテンツ】 ・学習用音声(MP3):全40トラック、約72分 ・特典テキスト(PDF):ニュース10本分のテキスト ・特典音声(MP3):全10トラック。テキストの音声を収録
  • 革命的飲酒主義宣言
    5.0
    『週刊SPA!』の人気連載「文壇アウトローズの世相放談」の対談から50本をセレクト。小沢一郎、愛子さま、マイケル・ジャクソン、iPad、坂本龍馬、茂木健一郎、ボブ・ディラン、酒井法子、菅&鳩山、村上春樹、尖閣諸島etc.を語った1年半。

    試し読み

    フォロー
  • ギター・マガジン・レイドバックVol.14
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 *紙版に掲載した記事『レイドバック・セレクション「レッド・ブーツ」ジェフ・ベック』は著作権の都合上、本電子版には収録しておりません。*本書は基本的に縦書きの右綴じですが、『レイドバック・セミナー』は横書きです。該当記事は後ろの方にまとめて配置し、後ろから読むように作っています。 ◎表紙・巻頭インタビュー みんなギターで大きくなった 田牧そら 女優として活躍する他、NHK『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』の日直アシスタントとして人気の田牧そらが表紙・巻頭インタビューで登場。フォロワー5.8万人を抱えるインスタグラムに、ときどき投稿されるギターの弾き語り動画が気になっていた人も多いだろう。ギターについて、音楽について、演技についてたっぷり聞いた。 ◎特集1 追想のデレク&ザ・ドミノス 以前本誌が行った"20世紀のギター名盤100"では7位に選ばれたデレク&ザ・ドミノス『いとしのレイラ』。レイドバック世代が愛してやまないデレク&ザ・ドミノスの音楽はどのように構築されていったのか。デレク&ザ・ドミノス結成の直前に行われたエリック・クラプトンのロング・インタビュー、そして『いとしのレイラ』制作前後の経緯を関係者たちの証言を軸に確認していくドキュメント、いまだ色褪せぬギター名演の譜例解説といったコンテンツで彼らの魅力を振り返る。 ◎特集2 プロに聞く! ペダル・エフェクター、最後の1台 ◎レイドバック・ルポ 東京ロッカーズ/東京ニュー・ウェイヴの衝撃 ◎レイドバック・セミナー リズム&グルーヴをブラッシュアップ! 第2回 R&B/ソウル編 ◎レイドバック・セミナー 今さら聞けないチューニングが狂う原因と対処法 好評連載 ・その時、リッチー・ブラックモアはES-335を弾いた ・ビンテージ・ギター・カフェ 1956 ギブソン・レス・ポール・スペシャル ・にっぽんのリペアマン紳士録 志村昭三 ・よっちゃんのギターいじりism 野村義男 ・あの頃、ライヴ盤でごはん3杯 デレク&ザ・ドミノス 『イン・コンサート』 ・定年後に聴きたいおニューミュージック ・イマ会いに行けるご当地トリビュート・バンド/デレク&ザ・ドミノス ・洋楽ディレクター地獄の回想 ボブ・ディラン 他
  • 珈琲が呼ぶ
    -
    写真と文章で綴られる、珈琲がある日常についての考察と記憶の断片。だからコーヒーそのものは語られない。 「珈琲が呼ぶ」というタイトルが正に相応しい。珈琲に呼ばれて、そこから思考を縦横に伸ばしていくエッセイというより、これは片岡義男が若い頃に量産していた、いわゆる「コラム」だ。例えば、豆がどうした、焙煎が、淹れ方がといった話は出てこない。どこのコーヒーが美味しいという話も当然ない。しかし、喫茶店の椅子の話や神保町で原稿を書いていた時代のこと、コーヒーの歌の話、私立探偵はコーヒーを飲むか、「コーヒーでいいや」問題。コーヒーが中心に、しかしコーヒーそのものが書かれる事はない名人芸のようなコラム集。 【目次】 一杯のコーヒーが百円になるまで 「コーヒーでいいや」と言う人がいる Titanium Double Wall 220mg 喫茶店のコーヒーについて語るとき、大事なのは椅子だ 四つの署名、一九六七年十二月 去年の夏にもお見かけしたわね ミロンガとラドリオを、ほんの数歩ではしごする なにか冷たいものでも、という言いかた 白いコケインから黒いカフェインの日々へ いいアイディアだと思ったんだけどなあ さてそこでウェイトレスが言うには ただ黙ってうつむいていた 小鳥さえずる春も来る ボブ・ディランがコーヒーをもう一杯 マグとマグの差し向かいだから ほんとに一杯のコーヒーだけ ブラック・コーヒー三杯で、彼女は立ち直れたのか 知的な判断の正しさと絶対的な安心感 アル・クーパーがブラック・コーヒーを淹れた モリエンド・カフェ Coffee Bluesと、なぜだか、コーヒーブルースと なんとも申し上げかねます 五時間で四十杯のコーヒーを飲んだ私 ある時期のスザンヌはこの店の常連だった 午前三時のコーヒーは呑気で幸せなものだった さらば、愛しきディマジオよ ほとんど常にくわえ煙草だ 昨日のコーヒーと私立探偵 テッドはコーヒーを飲むだろうか 他 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。https://kataokayoshio.com/
  • コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。
    -
    1巻660円 (税込)
    20代の片岡義男自身の物語を描いた、著者初の自伝小説。当時の音楽と作家以前の「僕」の物語 片岡義男が学生生活を送りながらライター業を始めた1960年から、作家としてデビューする1973年までの彼自身の物語を、当時のヒット曲と映画を背景にして綴ったショートストーリー集。登場する全ての曲のレコードのスリーブと、一部の映画のパンフレット表紙がカラー写真で掲載され、その当時を音と写真と言葉で感じながら読み進む事ができる一冊。1篇1篇はとても短く、数分で読み終えるものばかり。しかしその数分は、その時代の数分である。それ故か、読んでいるとコーヒーの香りが鼻をくすぐるような感覚になる。 【目次】 目次(44篇中の一部) ・ディーン・マーティンもリッキー・ネルスンも、いまのうちだから ・あのペンネームはどこから来たのか ・大学の四年間は一通の成績証明書となった ・営業の人になりきったら、それ以外の人にはなれないでしょう? ・あなたは、このコーヒーの苦さを忘れないで ・彼は鎖骨の出来ばえを語る。隣の店ではボブ・ディランが語る ・バラッドは彼女の全身に吸いこまれていった ・みなさんのお店ですから、気をつけてください ・ビートルズ来日記者会見の日、僕は神保町で原稿を書いていた ・美しく楽しい本を、まだ僕は一冊も作っていないではないか ・ヘルスセンターで、ジャニスは祈る ・トラヴェリン・バンド。橋を渡る美人。黒いニットのタイ 登場するレコード(121枚中の一部) ・『夏の日の恋』(パーシー・フェイス・オーケストラ) ・『ブルースの真実』(オリバー・ネルソン) ・『霧子のタンゴ』(フランク永井) ・『赤いハンカチ』(石原裕次郎) ・『ビー・マイ・ベイビー』(ザ・ロネッツ) ・『東京ブルース』(西田佐知子) ・『骨まで愛して』(城 卓矢) ・『パープル・ヘイズ』(ジミ・ヘンドリックス) ・『イエロー・サブマリン』(ザ・ビートルズ) 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • The Lyrics 1961-1973
    3.0
    390曲に及ぶ全自作詞を網羅.アメリカ大衆歌謡の伝統を汲みながら詩に新地平をひらき,音楽とことばの限界を超えていった現代の吟遊詩人の神髄を,レノンやピンチョンの名訳者による最高の対訳で贈る.風に舞う問いとともに雷鳴を引きつれ,血の滲む運命の道を歩みつづけた50年にわたる創作の軌跡.詩神との至福の対話がここに.

    試し読み

    フォロー
  • 色即(しきそく)ぜねれいしょん
    4.0
    09年夏公開、映画原作! 「僕」は仏教系男子校に通う高校一年生・「イヌ」こと乾純(いぬいじゅん)。彼女なし、もちろん童貞だ。ボブ・ディランに憧れ作曲に燃えてはいても、平凡で退屈な毎日――。「フリーセックスの島行かへん?」。そのひと言から、僕の夏休みはきらめき始める。友達二人とともに訪れた隠岐島(おきのしま)で、僕らを待っていたのは……。少年が成長する姿をコミカルに温かく描く、自伝的青春小説!
  • じゃじゃ馬娘、ジョニ・ミッチェル伝
    -
    「私は自分自身でいるための自由を守ろうとした」 音楽でも恋愛でも、ジョニは誰にも何にも支配されない。 常に自分らしい音楽を追い求め、たくさんの恋人たちと曲を奏でる──。  * * * その半世紀以上にわたる活動をインタビューとともにたどる、孤高のシンガーソングライター、ジョニ・ミッチェル評伝の決定版! --------- 60年代から現在まで、長年アメリカの音楽シーンに燦然と輝くジョニ・ミッチェル。 「青春の光と影」「ブルー」「ビッグ・イエロー・タクシー」「サークル・ゲーム」など、誰もが知る曲を数多く残し、フォーク、ロック、ジャズの世界で、自分の音楽を追求し続けた。 レナード・コーエン、ジェイムス・テイラー、ジャクソン・ブラウン、サム・シェパード、ジャコ・パストリアスらと恋をして、ボブ・ディラン、チャールス・ミンガスとも交流した。  * * * ジョニや関係者への豊富なインタビューと資料をもとに、傑出したアーティストとしてのジョニ像を描いていく第一級の評伝。 --------- どれ一つとして時間の無駄だったとは言わないわ、私にとっても相手にとっても。お互い、健全な意味で、望むものを得るために望まないものを受け入れたのよ。そこからは美しい音楽が生まれ、私たちは互いから学び合った。──ジョニ・ミッチェル --------- 【目次】 ■序章……何事も長くは続かない ■1章……どう考えても、私は踊っている方がいい ■2章……風に私を運ばせて──女らしさのレッスン ■3章……明日もまだ私を愛していてくれる? ■4章……よくある現代のおとぎ話 ■5章……本心は明かさない ■6章……言葉の人──レナード・コーエン ■7章……経験済み ■8章……青春の光と影──CLOUDS ■9章……僕達の家 ■10章……レディズ・オブ・ザ・キャニオン ■11章……砂 ■12章……ブルー ■13章……停滞と躍進の間で ■14章……サンシャイン・コースト ■15章……バラにおくる ■16章……悪い星の下 ■17章……コート・アンド・スパーク──なにやら不思議なことが起きた ■18章……マイルズ・オブ・アイルズ ■19章……女王の中の女王 ■20章……失うことを習得する ■21章……狂気の智慧 ■22章……ミラーボール ■23章……ドンファンのじゃじゃ馬娘 ■24章……ミンガス ■25章……厚かましい女 ■26章……ワイルド・シングス・ラン・ファスト ■27章……食うか食われるか ■28章……緊急治療室 ■29章……爆弾はあとのために取っておいて ■30章……乱気流 ■31章……映画館で会おう ■32章……カーテンコール ■33章……この汽車のように ■謝辞 ■訳者あとがき ■文献リスト ■索引
  • ジョン・レノンは、なぜ神を信じなかったのか ロックとキリスト教
    -
    エルヴィス、ボブ・ディラン、ビートルズ…… 信仰は、あの名曲に何をもたらしたか。 「ロック」と聞けば、それがジャンルとして確立されてきた当時から「若者たちの音楽であり、反体制的で権力に反抗するもの」だというイメージが強かった。 そうした権力のなかには、西欧社会で力をふるってきたキリスト教も含まれる。そのため、キリスト教文化になじみのない日本人からすればキリスト教的精神とロックは相いれないものだと考えるだろう。 しかし、エルヴィス・プレスリーやボブ・ディランをはじめ、アメリカにおける多くのロックミュージシャンが、自らの楽曲のなかで「神」「イエス・キリスト」「マリア」を讃えていたり、あるいは祈りを捧げたりしている。 むしろその西欧社会におけるキリスト教とロックのかかわりを紐解くと、キリスト教がなければ、ロックは生まれてこなかったのではないかという見方さえもできる。 信仰を持つことによって、あるいは信仰を否定することによって、彼らの音楽はどう変化し、それはロックというジャンル全体にどう影響していったのか。宗教学者がその関係をひもとく。
  • 「贅」の研究
    3.0
    文芸評論家・福田和也氏が「本当の贅沢とは何か?」を探し求め、選び抜かれた「もの」「店」「人」を、ダンディズムを志向する男性ばかりでなく、本物を志向し文化を愛するすべての世代に語りかけるフォト・エッセイ。「本当の贅沢」を、福田氏自身が、現場に赴き、話を聞いて、そして自ら撮影。カメラ、とんかつ、床屋、鮨、帽子、靴、バー、絵画、名刺、洋食、古道具、眼鏡、洋服……、これぞ大人が持つ「日常の美学」。――「何時までも、若さを、なんて子供っぽいじゃないか。ボブ・ディランならともかくね」
  • ダウン・ザ・ハイウェイ ボブ・ディランの生涯
    -
    60年代から現在まで、時代時代の音楽を吸収して常に現役でありつづける最も偉大なアーティストの決定版の評伝。殊に謎につつまれていた90年代以降の活動・私生活が初めて明らかに。
  • だから、僕らはこの働き方を選んだ
    3.9
    「朝起きて、自分のやりたいことをやれる人。それが成功者だ」(ボブ・ディラン) やりたいことを、好きな仲間と、おもしろく。自由で、充実していて、ちゃんと稼ぐ。日本一面白い不動産屋「東京R不動産」が実践する、会社員とフリーランスの「いいとこ取り」の働き方。
  • ディランを聴け!!
    4.5
    全582曲を完全制覇! ノーベル文学賞受賞者、ボブ・ディラン、完璧ガイド――《風に吹かれて》のベスト・ヴァージョンはこれだ! いまだに過小評価されている奇跡的な傑作はまだまだある! 爆発的な表現力と奔流のようなメロディーがほとばしる全582曲を★★★★★満点で完全紹介。この曲さえあれば、人生やっていける。時代もジャンルも超越する孤高の天才は、ここから聴くしかない!
  • デヴィッド・ボウイ・アンド・ヒズ・ヒーローズ
    5.0
    ヒーローたちが語るデヴィッド・ボウイの物語 本書は、デヴィッド・ボウイと関わりのあった有名人と本人のエピソードをまとめた1冊です。ジョン・レノンやミック・ジャガーとの友情、ボブ・ディランに嫌われていた話、マイケル・ジャクソンにムーンウォークを教えた説など、これまで語られていなかった内容が満載。スティーヴィー・ワンダー、ジェームズ・ブラウン、マーク・ボラン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、フレディ・マーキュリー、ルー・リード、イギー・ポップ、クリッシー・ハインド、山本寛斎、エルヴィス・プレスリー、サルバドール・ダリ、ウィリアム・バロウズといった偉大なアーティストたちとの300にもおよぶ物語を収録しています。ボウイが憧れたヒーローたち、ボウイをヒーローとして尊敬していたアーティストたち。それらのつながりから、ナイーブでユーモアに溢れた真実のデヴィッド・ボウイ像が浮かび上がってきます。 著者のトム・ハグラーは、BBCのレポーターで、デヴィッド・ボウイの世界的マニア。デビッド・ボウイの長年のプロデューサーであり、盟友でもあったトニー・ヴィスコンティが監修を務めています。 2022年6月16日は、ロック史に燦然と輝く名盤『ジギー・スターダスト』が発売されてちょうど50年。この記念すべき日に、デヴィッド・ボウイの新たなる魅力を発信する1冊『デヴィッド・ボウイ・アンド・ヒズ・ヒーローズ』が登場します!
  • 東京ビートポップス 音楽も街も人もワクワクしてたあの頃
    -
    概要解説 1966年に開始されたフジテレビの音楽番組「ビートポップス」。演奏者もいないし、プロモーション映像もないなか、英米のヒットチャートを紹介していくという、型破りな番組だった。1972年、テレビ神奈川開局と同時に始まったスタジオ・ライブ番組「ヤングインパルス」では、高校を卒業してデビューしたばかりのRCサクセションがレギュラー出演して、劇薬のような音楽を聞かせていた……。現・フジテレビジョン社長が、1960年代以降の音楽を中心に、東京の街の思い出とともに2010年に綴ったエッセイ&コラム集を電子書籍&PODオリジナル版として復刻。貴重な図版とともに、坂崎幸之助氏との特別対談も収録。【電子書籍/PODオリジナル版】 解説 著者まえがきより「私は、子どもの頃から目の前にある音楽を手当たり次第、節操無く聴いてきた。一九六〇年代以降の東京は、映画だって音楽だってファッションだって、好奇心のおもむくまま突き進んでいけば楽しみを十分に与えてくれる場所だった……音楽も同様で、AMラジオにFMラジオを加え、世界のヒット曲がタイム・ラグなしに二十四時間聴くことが出来た。特に東京では地上波テレビ局の数が、NHKと民放と併せて7チャンネルもあり世界で最も恵まれたテレビ環境が整っていた。このラジオとテレビを通して、ずっと音楽を楽しんできた……そんな私が、東京という街で体験し感じてきたことについて、音楽を中心にして文章に書き記したのが本書である。同時代を知る人も知らない人にも、興味を持ってもらえたら幸いです」 目次より: 『ビートポップス』と新宿系ソウルステップ 『ヤングインパルス』時代のRCサクセション ボブ・ディラン、不滅の傑作映画 「悲しき願い」の尾藤イサオ 世界の坂本九による福祉活動 もどかしかった外国人歌手の時代 『勝抜きエレキ合戦』と『ちびっこのど自慢』のギター少年 テレビドラマにおける音楽のはまり方 「のだめ」ブームとクラシック・コンプレックス 雑誌『ポパイ』が創った西海岸文化と音楽 スパイダース時代のかまやつひろしが残したもの ビートルズよりもクイーンよりもMIKA 感傷的な気持ちにさせる名曲 迷走する原題の日本語化 パンクは英国の伝統芸 ネオン街から若者の街に変容した東京ご当地ソング 日本のCMに貢献した海外ミュージシャン 対談 坂崎幸之助×金光 修 ラジオの役割 カセットテープの普及と貸しレコード 一九八〇年代前半のインディーズ音楽と空間 絶滅寸前のレコードを守るのは誰か? バンド・エイドの見事な戦略と功績
  • 東京ブルーズ&ロック地図
    -
    シカゴブルーズなどの“純ブルーズ”から、ブルーズにルーツを持つロックまで、 東京近郊のブルージーな酒場、喫茶店、レコード店、ライブハウスなどを総ざらい。 ここに載っている店でかかる曲を挙げるとロバート・ジョンソン、 マディ・ウォーターズから、ボブ・ディラン、ザ・バンド、 エリック・クラプトン、ローリング・ストーンズ、オールマンブラザースバンド、 テデスキ・トラックスなどブルーズロック、さらにはビートルズ、クイーンまで。 大人のブルーズ&ロック好きを大いに満足させる一冊です。
  • なにもないことが多すぎる
    -
    1巻1,386円 (税込)
    死の前では、みんな童貞だ。 ビートが必要だ。ぼくたちを躍動させるいいビート。それに詩だ。くだらない詩は捨ててしまえ――。ボブ・ディランの遅れてきた熱狂的信者であるぼくは、バンド活動に励み、自己表現を模索するそこらへんにいる高校生だった。やがて、原因不明の十代中心に男子ばかりが死に至る奇病が猛威を振るう。まだ人生を始めたばかりのぼくは、隔離された病室でこんな世界にしてしまった大人たちを呪詛する。でも、それだけではクールじゃない。ぼくはかつてのバンド仲間たちとある行動に出る。
  • ネットリンチで人生を破壊された人たち
    -
    ボブ・ディランの発言を捏造した人気作家/ツイッターに人種差別的なジョークを載せたネット企業の広報部長/フェイスブックにジョーク写真をアップしたNPO職員――自らの行動やコメントが原因で大炎上し、社会的地位や職を失った人たちを徹底取材。加害者・被害者双方の心理を深掘りし、炎上のメカニズム、ネットリンチに遭ってもダメージを受けない方法、グーグルの検索結果から個人情報を消す方法などを探る。(『ルポ ネットリンチで人生を壊された人たち』改題)
  • ビートルズから始まるロック名盤
    3.0
    1964年、ビートルズがアメリカでアルバムを発表した。ここからロックの一番熱い時代に突入する。ビーチ・ボーイズ、ボブ・ディラン、キンクス、ドアーズ、そしてビートルズ……、歴史的な名盤や著者の思いをこめたアルバムなど、50枚を厳選し魅力を紹介したロック名盤集決定版、ついに登場! ――ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、デイヴ・クラーク・ファイヴ、アニマルズ、バーズ、ラヴィン・スプーンフル、ボブ・ディラン、ゾンビーズ、キンクス、ローリング・ストーンズ、バッファロー・スプリングフィールド、クリーム、ドアーズ、ザ・バンド、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル…… 、初めてロックを聴く人も、ロックを熱く語りたい人も、必見のロック名盤集。
  • ビートルズとボブ・ディラン
    4.0
    ロックのビートルズに、フォークのディラン。60年代から70年代にかけて世界の音楽シーンをけん引した両者の知られざる関係性を、様々なエピソードとともに読み解いていく。
  • ピーター・バラカン音楽日記(集英社インターナショナル単行本)
    3.9
    ジョン・レノン、マイルズ・デイヴィス、ボブ・ディラン、ノーラ・ジョーンズ、ザ・バンドetc.――今、日本でもっとも信頼されている音楽案内人のピーター・バラカンが、ロック、ジャズ、ブルース、ソウル、ワールド・ミュージックについて独自の視点と音楽観で書き尽くす。PLAYBOY日本版に足かけ7年にわたり連載したエッセイを単行本化。135枚のCDガイド付き。
  • FUJI ROCK FESTIVAL’18 オフィシャル・パンフレット
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国内最大級の野外フェス、FUJI ROCK FESTIVAL'18が2018年7月27日(金)、28日(土)、29日(日)に新潟県苗場スキー場にて開催される。今年は“フジロッカー”の間で長く伝説として語り継がれる1998年の第一回から数えて20年。ついに参戦が決まったボブ・ディラン、現代のヒップホップシーンを牽引するN.E.R.D、ケンドリック・ラマーを各日のヘッドライナーに迎えて20周年を盛大に盛り上げてくれるだろう。国内組もサカナクション、マキシマム ザ ホルモンを始めとした注目アーティストが目白押しで、例年以上にステージ間の移動に忙しくなりそうな予感大! そんな時に役立つのがオフィシャル・パンフレットの電子版だ。スマートフォンに入れてコンパクトに持ち運び、会場のどこにいてもタイムテーブルやアーティスト情報をチェックできるのはデジタル版ならでは。アーティスト紹介ページも大充実の内容となっており、毎回楽しみな“MESSAGES FROM ARTISTS”とあわせて読んでいるだけで気持ちが高まること間違いなし! もちろん、エリアガイドやマップもそのまま収録されているので、広大な会場内を移動する際にも役に立つ。“できるフジロッカー”は、みんな電子版パンフを持っているぜ! *広告ページを収録していないため、ページ番号の連続していない箇所があります。あらかじめご了承ください。
  • ほのおのあきこさんとはるおくん
    -
    ■内容紹介 たき火からうまれた、ほのおのはるおくんとあきこさんは結婚しました。二人のあいだに、こおりのあきおくんとはるこさんができました。なんでも燃やしてしまう親たちと、なんでも凍らせてしまう子どもたちは悩んでいるのかな? ■著者紹介 ふわにぼん (文)ドッチツカズオ スカイラブ最後の乗組員が地球に帰ってきた月に北海道で生まれる。趣味は、覗いてはいけない壺を覗くこと。萩原朔太郎とボブ・ディランを愛し、カフカの『訴訟』の笑いを好む。よく読む本は、わざとらしい言葉遣いが心地よい石川淳の『六道遊行』。 (絵)ビックリん子 ボイジャー2号が天王星に最も近づいた月に北海道で生まれる。趣味は、覗かなければならない壺を覗き忘れること。書道と音楽を愛し、ティム・バートンの笑いを好む。よく食べる汁粉は、お椀の姿が愛おしい壺屋の『懐中しるこ』。
  • ぼくの歌、みんなの歌
    3.8
    極寒のシベリアで心に染みる「ホテル・カリフォルニア」。ニール・ヤングと武道館。転校といじめとボブ・ディラン。空虚な歌詞に魅力が詰まるピンク・レディー。「イマジン」と9・11。忘れられない人との思い出とザ・ブルーハーツ。すべての人生は歌とともにある。読書は音楽とともに。珠玉のエッセイ集。(講談社文庫)
  • ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    あの夜、歌舞伎町のビルに火を放ったのは自分なのか、それとも? 泥酔し記憶が定かでない中古レコード店主は自問を繰り返す。やがて不審な客が店を訪れ「火をつけろ」とつぶやき姿を消した……。あの「九月十一日」の直前、東京・西新宿を舞台に、変容する世界を描く表題作ほか、現代演劇を刺激し続ける著者が挑む“小説の冒険”。

    試し読み

    フォロー
  • ボブ・ディラン(新潮新書)
    値引きあり
    3.5
    代表曲「風に吹かれて」から60年。ノーベル文学賞を受賞した唯一のミュージシャン、ボブ・ディランは、80歳を過ぎた今なおコンサートツアーと創作活動を続けている。底知れぬエネルギーと独創性、ときに剽窃まがいと批判を受けても、なぜ彼の詞と音楽は時代もジャンルも越えて高く評価されるのか――ポピュラー音楽評論の第一人者が、数々の名曲の歴史的背景を分析、「ロック界最重要アーティスト」の本質に迫る。
  • ボブ・ディランのルーツ・ミュージック ノーベル文学賞受賞のルーツ背景
    -
    ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞のルーツ背景を解き明かした決定版 2016年、ノーベル文学賞受賞で世界的に話題となったボブ・ディラン。彼の詩作の原点となったグッド・オールド・ミュージックを徹底紹介した『ボブ・ディランのルーツ・ミュージック』に書き下ろしを加えて復刊。アメリカのフォーク、カントリー・ブルース、ジャズ、ブルーグラス、R&B、ロックンロールなど多岐にわたるディランのルーツを徹底多岐に解き明かす。ディラン初期7枚のアルバムの全曲解説、ディランがDJを務めていた衛星ラジオ放送「テーマ・タイム・ラジオ・アワー」の完全選曲リスト、最新作『トリプリケート』のレビューも付す。
  • ボブ・ディラン ロックの精霊
    3.8
    ディランの歌は深読みを誘う。聴けば聴くほど憶測をよぶ。意味を問えば問うほど意味が逃げていく。謎多き現代の吟遊詩人。「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリングストーン」など、数々の名曲で人びとを魅了しながらも、つねに人びとの理解を超えていく。その人生の足跡と作品の軌跡をたどりながら、幻惑するトリックスターの核心に迫る。

    試し読み

    フォロー
  • ポップス歌手の耐えられない軽さ
    3.9
    曲が書けないほど 全力で書いちゃったよ……(涙)。 マイクをペンに持ちかえて、不埒に、真面目に、時に感傷的に。 時は図らずもコロナ禍という非常事態、 「週刊文春」というステージで綴られた全66篇 “魂”のエッセイ!! サザンオールスターズのリーダーにして日本の音楽シーンの先頭を走り続ける桑田佳祐が、「頭もアソコも元気なうちに、言いたいことを言っておきたい!」という想いを出発点に、「週刊文春」で2020年1月から2021年4月にかけて連載したエッセイを一冊に結集! これまで音楽のこと以外はほとんど語ってこなかった桑田が初めて明かす、自身の原点や現代の世相への思い。そこには故郷・茅ヶ崎での少年時代や家族との絆、サザンが結成された青山学院時代の思い出、プロレスやボウリングへの愛、さらに「自主規制」がはびこる日本の現状への憂いや、60代となってからの「人生の目標」などが率直に綴られています。 もちろん音楽についても、自身のサウンドに大きな影響を与えたザ・ビートルズやエリック・クラプトン、ボブ・ディランらへの畏敬の念や、佐野元春や内田裕也、沢田研二、尾崎紀世彦など敬愛する日本のミュージシャンたちへの賛歌、サザンのメンバーやサポートスタッフへの感謝の想い、そしてコロナ下で行った無観客ライブの裏話など、桑田、サザンファンならずとも興味深い話題が満載です。 書籍化にあたって大幅な加筆&推敲を施し、さらに秘蔵カットも掲載! “ポップス歌手”桑田佳祐が「言葉」として残しておきたかったテーマを全身全霊、縦横無尽、天衣無縫に書き尽くした全432ページ、永久保存版の一冊です!
  • マイ遺品セレクション
    3.3
    ※電子書籍版の写真はカラーです。 「マイ遺品」とは、「死ぬまで捨てるもんか!」と強い意志を持って収集し続けているモノのこと。 還暦過ぎても生前整理や断舎離は一切やらず、人に見せて笑ってもらうためだけに倉庫まで借りて集め続けている「マイ遺品」を一挙大公開! ヤシの実を使ったキャラ人形やヘンな掛け軸など、もらってもうれしくないみやげ物(「いやげ物」と命名)、街で見かける「Since○○」と書かれた看板の写真、世界各国盤のボブ・ディランのレコード(デザインはほぼ同じ!)、子供の交通事故防止のために立てられた「飛び出し坊や」の写真、名所があまりない土地に発生しがちなカスみたいな風景の絵葉書(「カスハガ」と命名)、カニの表紙がおいしそうな旅行パンフレット(「カニパン」と命名)、冷蔵庫にはられがちな水道工事などの宣伝マグネット(「冷マ」と命名)……。 著者ならではの視点でカテゴリーを作り、独自のセンスで名前をつけて、「メディアで発表することを前提」で集めまくった「自分にとっては大切なモノ」たちを「遺族は困るだろうけど、死ぬまで捨てられないマイ遺品」として、熱い文章と集めた証拠写真で紹介。 コレクションや趣味の域をこえてもはや「集めることが癖になってしまった」という著者の「マイブーム」の集大成! ※この電子書籍は2019年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • メンズクラブ増刊 2020年1月号増刊「田村優 特別版」
    -
    730円 (税込)
    メンズクラブ1月号は、ラグビーワールドカップ日本代表・田村優選手がインタビューページに登場する通常版に加え、表紙も飾る特別版増刊号を同時発売します。 スペシャルインタビューページでは、上品なジャケパンスタイルから、コートを重ねた難易度の高い着こなし、ネイビーのチョークストライプのスーツなど、いくつものハイファッションを披露。 インタビュー内では、日本中を熱狂へと導いた激闘の日々の振り返り、印象深かった各試合や、「ONE TEAM」がどの様に培われ、チームを作り上げていったのか、その思いを10ページにわたってお送りします。 ※通常版と特別版では、一部を除き、掲載写真が異なります。 ※田村優選手の表紙・インタビューページの写真以外は通常号と同じ内容になります。 AD 目次 ラグビー選手 田村 優 孤高の男、その素顔 ただ、いちずに狭く深く愛した 偏愛自慢 谷原章介──ホイヤーの腕時計 松任谷正隆──伯父から譲り受けたカメラ 井浦 新──腕時計とスノーブーツ みうらじゅん──フリーホイーリン・ボブ・ディラン 泉 麻人──オリンピック 竜星 涼──矢沢永吉 草野健一──京都 佐藤可士和──北欧チェア パラダイス山元──餃子 大乃国 康──スイーツ 前原誠司・石破 茂──鉄道 水野敬也──サステナビリティ Kyoko Hasegawa ―― とある夜に 世界の時計ファンが注目する 今、一番熱いサイトが日本上陸! MEN’S CLUBは、定期購読がとにかくお得! トガ塾 デキる男は、ハレ着で遊ぶ! TOKYO TRAD 三浦翔平、トラッドな散歩道 男を満たす偏愛ライフ メンクラエディターの偏愛ブランド自慢 JOSHUA ELLIS 洒落者たちのお宅訪問・私物拝見 服は体を表す メンクラエディターの偏愛ブランド自慢 beautiful people Esquire 125年の歴史が息づく、英国伝統のジャケット Esquire スノーギアで街を駆け抜けて WATCH of THE YEAR 2019 Men’s Club SPEED DS AUTOMOBILES DS 3 CROSSBACK メンズ美容研究所 飲み会太りを防ぐ、“やせグセ”テクニック 松任谷正隆のSTYLE のあるクルマ選び CATERHAM SEVEN 270S 綿谷画伯の再び 大人トラッド110番 あの皿の向こう側へ 今年の忘年会はここでキマリ! イロメガネ PGAツアーの洒落者を探せ! News Flash メンズクラブ2020年2・3月合併号のお知らせ

    試し読み

    フォロー
  • モハメド・アリ語録 [世界を揺るがした勇気のことば150] 問題は倒れることではなく、立ち上がろうとしないことだ
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「人生はボクシングに似ている。問題は倒れることではなく、立ち上がろうとしないことだ」 没後1年を記念して刊行する元世界ヘビー級王者モハメド・アリの発言集。世界の分断化やナショナリズムの台頭が懸念される今、アリのことばが求められています! 多彩なボキャブラリーを駆使したマシンガントークから「ラップの父」とも言われるアリ。対戦相手を挑発し、KOラウンド予告するパフォーマンスなど、スポーツにショーマンシップを取りいれたパイオニアであり、アスリートの枠を飛び超えて人種差別、貧困問題と戦い、戦争反対を訴え続けた人類の英雄です。 「語録150種」のほか、「モハメド・アリ全試合」、「モハメド・アリ年表」も収録。また、トランプ大統領、オバマ元大統領、ボブ・ディラン、ポール・マッカートニーなど、世界の重要人物70人以上から寄せられた「追悼コメント」集も付いています! 2017年は、アリがベトナム戦争を徴兵拒否してから50年目に当たるメモリアルイヤー。彼はリング上の相手だけではなく、アメリカ合衆国政府とも対峙。1967年、ベトナム戦争の徴兵拒否の立場を貫いたことにより有罪判決が下され、ボクサーライセンスとタイトルまで剥奪されたのです。 なぜ、アリは絶望と戦えたのか? なぜ、アリは不屈なのか? 答えは本書にあります。もし、アナタが職場、学校、家庭などで不当に扱われているとしたら、黙っていても何も変わりません。チャンプのことばで勇気をチャージしてください! 座右の銘になること必至です!! モハメド・アリ。旧名カシアス・クレイ。1942年1月17日生。1960年ローマ五輪で金メダルを受賞。1964年ソニー・リストンを撃破。22歳の若さで世界ヘビー級新王者に君臨。その直後イスラム教への改宗を公表。以降、モハメド・アリを名のる。1967年ベトナム戦争の徴兵を拒否したことで実刑判決。ボクシング界から追放され王座も没収。1970年、最高裁で無罪判決。1974年、40戦無敗の絶対的王者ジョージ・フォアマンから劇的な逆転KO勝ちを収め、王座を奪還。1981年現役引退。通算成績は56勝5敗。 目次 プロローグ/まえがき/序 章 追悼/第一章 自信・情熱/第二章 才能・努力/第三章 独創性・夢/第四章 使命/第五章 徴兵拒否/第六章 恐怖・勇気/第七章 敗北・復活/第八章 女性/第九章 お金/第十章 仲間/第十一章 愛/第十二章 老い・病い/第十三章 伝 説 へ/注釈/モハメド・アリ年表/モハメド・アリ全試合/追悼コメント集/エピローグ/あとがき 【編者紹介】 N. U. D. E.(ヌデ)/ブラックパワー研究所代表。編集者としては日本で最初にBボーイであることを表明。1990年代初頭からONYX、ジュニア・マフィアといったゲットー・セレブリティたちに惹かれ、黒人男性の不敵なアティチュードのルーツが、モハメド・アリ、マルコムX、ヒューイ・ニュートンなどの偉人たちであることを知る。『BURST VOL.4』(コアマガジン/1996年5月発行)にて「黒人自衛集団/黒豹党(BLACK PANTHER)」などを企画立案。
  • ユダヤ大富豪に伝わる最高の家庭教育
    4.0
    ユダヤ人は、世界人口のたった0.2%しかいないにもかかわらず、アインシュタインやボブ・ディランなどノーベル賞受賞者の20%強、スピルバーグなどアカデミー賞受賞者の30強%を占め、Googleやスターバックス、マクドナルドを創業するなど、世界でその才能を遺憾なく発揮している例が多い。なぜなのか? その秘密は、代々受け継がれている家庭での教育法にあった! どんな時代・社会になっても“自分で答えを見つける”“自分で稼げる”力を養うユダヤ式教育プログラムを、アメリカ在住のユダヤ人大富豪に師事し、その教えを徹底的に叩き込まれ、自らの子どもにも施している著者が、具体的に明らかにした一冊。
  • ロック人物論
    -
    海外のロック・ミュージシャンたちの人生を紹介し、その人間性、音楽性に迫る人物評論集。エルヴィス・プレスリー、ボブ・ディラン、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ジミー・ペイジ、デヴィッド・ボウイ、スティング、マドンナ、マイケル・ジャクソン、ビョークなどなど31人を取り上げ、分析。これまで知られなかった意外な事実、裏話、秘話がつぎつぎと白日のもとにさらされ、ロック・ミュージックの本質がいま解き明かされる。

最近チェックした本