清少納言と枕草子作品一覧
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-北川歌麿や葛飾北斎に大きな影響を与えたといわれる浮世絵師、北尾重政が戯作者、小松屋百亀と組んだ「笑本」といわれる春画集。百亀の洒落た文章は清少納言の『枕草子』に材を取った「ものはづけ」で江戸の男女の機微を表している。重政の絵は吉原の遊郭は言うに及ばず、商家の若夫婦、旦那と下女、使用人同士、後家と若者などなど、いずれもリアルな筆致で描き出される。平安時代と江戸時代という時間の隔たった文化が、セックスで繋がっているのはなんとも江戸文化の奥深さを思い知らされる。上中下、三巻に分かれて出版された墨摺りの本を、第一人者の早川聞多が解説した。本書では、さらにカラー図版を加えているので、興味は尽きない。旧仮名遣い。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【大人気№1シリーズ!マンガ×イラスト×読み物でわかる! 歴史をひもとく、10人の姫君たちの伝記物語】 国民に誠実に尽くした女王 エリザベス1世、 信長、秀吉、家康。天下統一への道のりを間近で見た茶々(淀殿)、 日本が世界に誇る古典文学『源氏物語』の作者 紫式部、 夫の思いを引き継ぎ、鎌倉幕府を支えた尼将軍 北条政子、 時代の波に翻弄される中でも自身のスタイルを求めたマリー・アントワネット、 みがいた知識を生かして古代エジプトを守ろうとしたクレオパトラなど、 歴史上知っておきたい10人の姫君たちの伝記を マンガ・イラスト・読み物で紹介します。 紹介人物にまつわる地理・歴史の解説ページも多数用意! 偉人たちのお話で心が動いたあとは、 その人生や功績への理解が深まる充実のコラムを楽しめます。 たとえば、 マリー・アントワネットが生きた時代のフランス革命の話、 ヴィクトリア女王時代の産業革命の話、 紫式部の『源氏物語』と清少納言の『枕草子』の話、平安時代の話、 北条政子が支えた、武士による政権 鎌倉幕府の話、 淀殿が生きた戦国時代、信長、秀吉、家康や浅井三姉妹の話、 日本文学にも影響を与えた楊貴妃の物語や、遣唐使の話など、 偉人たちのお話と一緒に読むと理解が深まるコラムも充実しています。 「名前は聞いたことがあるけれど、どんな一生だったか知らない」 「歴史を学ぶきっかけとしたい」 「ブックスタートや朝の読書活動などで読む本を探したい」 「興味がある偉人を探したい」人にもおすすめの1冊です。 文/萩原 弓佳 大阪府出身。2014年『はじめての握手』で第16回創作コンクールつばさ賞童話部門優秀賞を受賞。2016年『せなかのともだち』(PHP研究所)と改題し出版、デビュー作となる。同作にて第28回ひろすけ童話賞受賞。他に『しんぶんのタバー』『リバース』(以上、PHP研究所)、『食虫植物ジャングル』(文研出版)、「読解力と語彙力を鍛える! なぞ解きストーリードリル」シリーズ(ナツメ社)などがある。日本児童文芸家協会会員。 (※本電子書籍では使用許諾契約の制限によりペーパー版原本に掲載の写真4点を掲載しておりません。何卒ご了承お願い致します。)
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 名作に登場する空にまつわる美しい日本語に北斎の絵や写真などが添えられた、 子どものことばの力を育てる新シリーズ! 監修は国語辞典のレジェンド、辞書編集一筋の神永曉氏。 清少納言の『枕草子』にも登場する「あけぼの」とは どんな空の様子を表す言葉でしょうか。 「あけぼの」とは夜が明けようとするころのことを表しますが ほかにも「あかつき」や「東雲」などという言い方もあります。 日がのぼる一瞬を表現するだけでも数えきれないほどの豊かな日本語の世界。 言葉を獲得することは表現する力を大きく育むことにつながります。 シリーズ第一作は、自然を見つめる心も養うことを願って「そら」に まつわる「月」「雨」「雲」などの言葉を集めました。 そしてその言葉のイメージをさらに広げるビジュアル、 「雷鳴」には俵屋宗達の「風神雷神図屏風」を添えるなど 美しい絵画や写真とともに、わかりやすく紹介しております。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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-古典ロマンシリーズ累計80万部の著者が平安貴族の和歌のバイブル『古今和歌集』の世界をわかりやすく、おもしろく紹介!紀貫之を中心とした四人の撰者が心血を注いで編纂、紫式部の『源氏物語』にも多く引用され、清少納言の『枕草子』では必須の教養と記された『古今和歌集』。四季の彩りに浸り切る歌、情熱溢れる恋の歌…。あらゆる心の機微を三十一文字にギュッと詰め込んだ、超・有名歌が満載!◇紀貫之の「仮名序」は日本初の文学論!◇「かな文字」でこそ表現できた日本人の感性◇在原業平「ちはやぶる」の名歌はこうして詠まれた◇「花の色は 移りにけりな」言外に漂う奥深い余情◇まるで映画のワンシーン――「久方の 光のどけき」◇「天の原 ふりさけ見れば」安倍仲麿、在唐三十五年の望郷歌……日本人の美意識が詰まった「日本第一の古典」の魅力に迫る!