小説・文芸 - 学研M文庫作品一覧

  • 哀愁人肌恋路 葵の裏隠密二条左近
    -
    将軍・家光から鳥羽藩の内政探索を命じられた裏隠密・二条左近は、志摩の領民から築城を名目に重税を課す藩主への不満の声を聞く。その憤りの声を背景に、かつての名門・九鬼一族の血を引く女海賊の珠姫は藩の家老を巻き込んだ城乗っ取りを企んでいた…。

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  • 薬種屋喜十事件控 夜の琴
    -
    江戸日本橋の薬種問屋、三宝屋の主人喜十は、艶学の知識が豊富との名声を聞き込み、突然、因幡鳥取藩から無理難題を押し付けられた。若き殿様が世継ぎを作る間もなく、次々と早死にするというからさあ大変。鳥取藩の奥殿を舞台に喜十の“性の冒険”が始まる!

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  • 摩虎羅剣 大江戸裏探索
    -
    俵物問屋の一家十五人が惨殺された。下手人を探索する惣五郎は、この問屋が抜け荷を扱っていたことを知る。背後に大藩の闇の力があることに気づいた惣五郎の主、本丸目付の鳥居は長崎での隠密裏探索を命じた。それは事件の真相を暴露する画策でもあった!

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  • 霊岸島捕物控 大川端ふたり舟
    4.0
    霊岸島が縄張りの岡っ引きの五郎蔵と娘お妙。生別した母を殺めた賊の容疑者が火事で遁走し、お妙は危険も顧みず自ら犯人探しに奔走する!文化三年の大火の江戸で、すれ違い傷つけ合うも必死に生きる親と子、男と女を情味豊かに描く長篇時代小説!!

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  • 独眼龍柔肌剣 用心棒・新免小次郎
    -
    肥後から紀州へ女忍の吹雪と旅を続ける新免小次郎。徳川頼宣から用心棒を頼まれた謎の人物の許には真田信之がおり、彼が所持する家康の誓詞・神君御写経を狙い、幕府が放った伊賀甲賀連合忍軍が小次郎を襲う。さらに宗冬の命を受けた柳生剣士がしのびよる!

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  • 大江戸始末屋稼業 天空の剣
    -
    大奥に仕える波路が拐かされた。それは、統領を切腹させられた旗本無天組の残党による八代将軍吉宗暗殺への序章だった。その企みを知った江戸の用心棒・相良兵太郎は、刎頸の友でもある吉宗を救うべく公儀隠密であった妻のお竜とともに、探索を始めるが……。

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  • 大江戸始末屋稼業 旋風の剣
    -
    追われていた男を助けたことから、越後一色藩の内紛に巻き込まれた「揉め事始末屋」相良兵太郎。八代将軍吉宗の施策によって禁じられた、奢侈贅沢品の抜け荷を巡って暗躍する一色藩と伊賀者の謀略を見抜いた兵太郎は、くの一・お竜と共に巨悪に闘いを挑む!

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  • 大江戸始末屋稼業 鬼神の剣
    5.0
    紀州浪人の相良兵太郎は、亡き父の遺志を継いで単身江戸に出てきた八田の娘・佳世の用心棒を引き受けるが、追っ手の熾烈で執拗な攻撃に次第に追いつめられていく……。吉宗の刎頸の友である兵太郎の正義の剛剣が、闇に蔓延る悪を一刀両断に斬り捨てる!

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  • 風神送り 四谷崖下騒動記
    -
    毘沙門天の札を売り歩く願人坊主の円治は、偶然出逢った日雇いの若者・勇吉を居候させる。その勇吉の知人、タキがかつて同居した女に似ていたことから面倒を見ることになる。タキの隣人が労咳だと知った円治らは薬を手に入れるため、奇妙な商売を始めたが…

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  • 夢之介夢想剣 厄介屋天下御免
    3.0
    師匠の仇討ちのため甲州から江戸に出てきた佐々木夢之介は、剣も女も免許皆伝の美丈夫だ。退屈凌ぎに厄介屋を始めると江戸を騒がす盗賊団、さらに幕府を揺るがす陰謀に巻き込まれる!!「天下御免状」を懐に、夢之介の剣が市井に蔓延る悪を斬る!!

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  • 夢見屋世直し帳 落花の舞い
    -
    浪人・三隅志格と猫絵描きを生業にする丈七には裏の貌がある。それは庶民を泣かせる悪党を人知れず始末することだった。徒党を組んで狼藉を繰り返す旗本奴らを屠った三隅と丈七は、理不尽に町娘を毒牙にかける御家人崩れを冥府へ送るべく、剣を舞い閃かす!

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  • 本所竪川河岸瓦版 冬花火
    4.0
    家禄九千五百石の横田家を継いだ真行は遠縁からの養子だった。真行が部屋住みの貧しい頃から好き合ったお鶴は、本所の瓦版屋『花房』の女主人で、四歳になる娘お糸と暮らしている。真行とお鶴らは江戸市中を騒がす誘拐事件を解決すべく、心血を注ぐ!

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  • 福豆ざむらい事件帖 魔除け印籠
    -
    藩の馬廻り役を辞して江戸に出た福来丈太郎は、日本橋の裏長屋で印籠を作る浪人となった。長屋の連中から“福豆の旦那”と慕われ、向かいに住む下っ引きの峰吉が様々な面倒ごとを持ち込んでくるが、丈太郎には江戸で妻子の仇を討つという密かな目的が…。

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  • 夫婦箸 やきもち坂情愛記
    -
    四谷のぼろ長屋に住む吉六は火傷で手足が利かなくなった。けなげに面倒を見る女房のおゆうだが、窮乏を付け込まれ口利きの蛇ノ目に妾奉公を斡旋される。二人の手助けになろうと、隣り長屋に住む三州と円治が始めた読売が大当たりし事態は思わぬ方向へ…。

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  • 片倉小十郎景綱 独眼竜の名参謀
    3.5
    米沢の神官の家に生まれた片倉景綱は、伊達輝宗に小姓として仕え、十歳年下の政宗の傅役に抜擢される。幼い政宗の爛れた右眼を抉りとり「独眼竜」となして自信を回復させ、その後も伊達家の軍師として戦と外交両面で生涯政宗を支え続けた智将の生涯。

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  • 武田信玄
    -
    天文十年夏の武田信虎の甲斐からの追放には、信虎・信玄父子と重臣の間で交わされた秘事が存在した。甲斐武田家が天下を盗る――宿望成就のために信玄は鬼と化し、天下盗りに邁進する。信玄の自立から死に至るまでの三十余年を、合戦を基軸に描く信玄一代記。

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  • 湯島坂下狂騒記 煮売屋の入り婿
    -
    貧乏御家人の長四郎は、父親の借金のかたに湯島の煮売り屋へ養子に入る。店の娘・いねは下馬酒屋の源七を好いていたが、その源七と長四郎や香具師の三州は呑み仲間。商売繁盛を狙った三州の仕掛けが大当りで、わんさと客が集まってきたのだが…。

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  • 奈落の銀次始末帖 夢追い川暮色
    -
    江戸堺町にある中村座の廻り舞台を操作する銀次は奈落番と呼ばれていたが、じつは歴とした美濃郡上藩の侍。郡上一揆で理不尽な役人たちと争い、脱藩に追いこめられたのだ。江戸に出た銀次は、か弱き庶民を助けるために裏の世界で生きることになったのだが…。

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  • 槍の文蔵江戸草紙 恋の辻占
    4.0
    槍と料理が得意な新見文蔵は西国大名家の下級藩士で、一月前に出府してきた。槍の道場近くで店をひらく板前で新米岡っ引きの丹次と出会い、文蔵は市井の人々と知り合う。ある日、若い娘が浪人の財布を掏るところを目撃したことが、大事件に繋がっていった。

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  • 旗本四つ葉姉妹
    3.0
    直参旗本の花岡家は借金がかさみ、家計は火の車。だが、世間知らずの主夫婦はまったく意に介さず、呆れた用人も辞めていった。そんな窮状を見かねた次女・双葉は、他の姉妹たちと協力し、お家を建て直そうと奮戦するが……。ユーモア溢れる書下ろし長編!

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  • 島津義弘
    5.0
    関ヶ原退き口の敵中突破で知られる島津義弘。群雄割拠する九州の纏めに奔走し、朝鮮の役では、劣勢日本軍の殿として見事全軍撤退を成功させた猛将である。敵将・家康に本領を安堵させ、勇武を兼ね備えたこの薩摩隼人の、戦神と家臣に愛され続けた波乱の生涯。

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  • 辻政信と消えた金塊 昭和戦後暗闘史
    -
    向島の旅館で横死した男は、死の直前“台湾軍の金塊”と呼ばれる純金を闇ブローカーに持ち込んでいた。一方、元陸軍大佐・辻政信の捜索依頼を受けた探偵業の永井は、辻と金塊の意外な繋がりを知る。闇に潜む巨万の富に私欲、利権そして権力が絡み合う!

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  • 若様侍始末帖 陰陽師破り
    -
    役者としても舞台に上がる英月次郎、実は宇陽藩七万七千石の藩世子の双子の弟。大川を幽霊船が遡るという奇っ怪な噂の謎を追う月次郎は、羽州森村藩の困窮につけ込む悪辣な企みを知り、これに立ち向かう。快刀乱麻の痛快時代劇

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  • 棒手振り同心事件帖 皐月の風
    -
    北町奉行所定町廻り同心の娘・薫と祝言をあげ、同心見習いとなった雀太郎。もとは大店の若旦那だが父親が店を潰し、笊売りの棒手振りだった。町廻り中に子どもに頼まれ、姿を消した父親を探す雀太郎は、その失踪の裏に盗賊一味の関わりがあることを知った。

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  • 長宗我部元親
    -
    柔和で端麗、姫若児と呼ばれた青年時代の元親が、戦いでは闘将に変身する。小土豪から身を起こし、一領具足と呼ばれる屈強な農兵を率いて土佐を平定、さらに阿波、讃岐、伊予の強豪を下し、悲願の四国制覇を達成する。元親の十年の激闘を描く。

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  • 烈日の機動部隊 上 小沢治三郎風雲録
    -
    小沢機動部隊、真珠湾奇襲す! 「零戦」の後続機「烈風」が計画通りに実戦配備され、潜水艦による通商破壊戦が遂行され、猛将・小沢治三郎が史上最強の空母機動部隊を率いて開戦当初から全力を発揮できる環境にあったならば――。太平洋戦争の行方を描く!

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  • 真田幸隆
    3.8
    武田に滅ぼされた海野家の血筋ながら、その仇の信玄に仕官。その智謀と謀略で信濃先方衆として信玄の信頼を勝ち取り、外様ながら家中でも一目置かれる存在となる。謀将・真田昌幸、勇将・幸村へと引き継がれた真田の血脈とは!?

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  • 真伝忠臣蔵
    -
    浅野内匠頭による吉良上野介刃傷は、即刻の切腹と浅野家断絶となった。赤穂浪士・大石内蔵助は上野介を討つことで幕府の裁定の非を鳴らす決意を固める。幕閣・柳沢保明の保身、上杉家老・色部又四郎の焦り一一交錯する男たちの思惑と攻防を描く!!

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  • 真・大日本帝国軍 陸海統合の嵐1 ハワイ強襲作戦
    -
    東郷平八郎の戦死で日露戦争を、やむなく講和に持ち込んだ日本。その猛省から陸海軍を統一することで世界に類を見ない近代軍事力を創出し、その新戦力をもって山本五十六は、石油や鉄鉱石等の理不尽な供給制限で日本を恫喝する米国に遠大なる戦略を展開する…

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  • 石田三成
    4.4
    豊臣秀吉の死後、天下の野心を再燃させ、豊臣政権内の武断派を通じて着々と力を蓄える徳川家康に対し、その野望を阻止すべく短期間に日本の半分の大名を掌握した石田三成の手腕。かくして関ヶ原での決戦を引き起こした石田三成の本懐とは、なんであったのか…

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  • 新 戦国志 1
    3.0
    本能寺の変で明智光秀を返り討ちにした織田信長は、朝鮮遠征軍を編成した。そこへ、日本国内で家康が謀反を起こしたとの報が入り、信長はすぐに兵を返した。ここに史上空前の、信長と家康の生死を賭した天下争奪戦の幕が切って落とされた!!

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  • 飾り屋盗賊闇裁き
    -
    裏店の飾り職人・清次郎にとって、祭は何よりも大切。ところが、大店が冥加金を出していないことを聞きつけ、不埒にも金を盗みに入るが、そこで更なる悪を知る。悪を放っておけない清次郎は世のため人のためと、自ら正義の鉄槌を…。書下ろし新シリーズ!

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  • 小説 織田有楽斎
    -
    覇王・織田信長の実弟で、容貌も瓜二つながら「武」の才をもたない男、源五郎長益。しかし、信長に「文」の才を見出され、豊臣、徳川と続く乱世に、文の才「茶道」をもって生き抜いていく。後世「茶」の巨人と謳われた長益―有楽斎、波乱の生涯を描く一代記。

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  • 小説 関ヶ原 小早川の策謀、家康の焦燥
    -
    「関ヶ原」を仕掛けたのは小早川秀秋だった! 豊臣家を守るため、関白の座を狙う秀秋。豊臣を滅ぼすことなくじっくりと天下を狙いたい家康。慶長五年。秀秋はひとつの策を放つ。これが大乱の引き金となる……。新視点で描く「天下分け目」の真実!

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  • 小早川隆景
    4.0
    毛利元就の三男として生まれ、小早川家の養子となった隆景。元就の「三矢の教え」の下、次兄の吉川元春と共に「毛利両川体制」を築く。厳島合戦で水軍を率いる武勇だけでなく、豊臣政権と太いパイプを築くなど政治的な面からも毛利を支え続けた知将の生涯。

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  • 小説 本多平八郎
    5.0
    「家康に過ぎたるものの二つあり。唐ノ頭に本多平八」と謳われた本多平八郎忠勝。十一歳で元服し、同時に大高城の兵糧入れで初陣。姉川の戦い、三方ヶ原、長篠の戦い、そして小牧・長久手の戦いなどで数々の戦働きを成した男の波瀾万丈の生涯を描く!

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  • 上杉謙信・景勝・直江兼続 軍神の系譜
    4.5
    「聖将」を演じる孤高の上杉謙信。家中での自分の存在意義に悩む景虎。養父の力を認めつつもそれを否定する景勝。そして景勝を後継に据えるべく奔走する直江兼続。手取川の戦いから御舘の乱まで、それぞれの思いと葛藤が交錯する上杉家激動の2年間を描く。

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  • 小説 大谷吉継
    3.7
    秀吉の股肱の臣として政権を支え続けた男。秀吉亡き後、天下分け目の関ヶ原の戦いにおいて西軍にくみし、死の病に冒されながらも、鬼神のごとき働きを示して、東軍総大将、家康の心胆を寒からしめた猛将。波乱に満ちた大谷吉継の生涯を、活き活きと描く!

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  • 紅蓮怨魔剣 慚鬼死事帖
    -
    闇の死事人・美根慚鬼は恩人の住持から若い秋栄尼の身を託された。幕府御用絵師に手込めにされ、追われる身という。一方、江戸の巷では淫薬を使い女・子どもを蹂躙する輩が闊歩していた。それらの裏側にある幕府の腐った病巣を知り慚鬼の愛刀・兼重が蒼炯る!

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  • 惨殺追跡行 火付盗賊改
    -
    浅草の質屋を賊が襲い、主従十七人鏖殺のうえ二千両を奪う。同時刻、田町でも高利貸しが…。火盗改の長谷川平蔵は、京師へ逃走した下手人を追い、捕えた者の自白から賊の首魁を追い詰めるが、悪党らは奪った金で刺客を雇い、次々と平蔵たちに刃を向けてきた!

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  • 死込人一蝶 冥土へのいのち花
    -
    流人暮らし十二年で江戸へ戻り、闇の始末人となった絵師の英一蝶。師走の大川で溺れる子を助けるが、その子は汚職疑惑でもめる銀座役所重役の妾の子だった。父子を亡き者にしようと襲いくる不逞の輩に、一蝶とその仲間たちが立ち向かったのだが…。

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  • 三冬塾ものがたり 秋のひかり
    -
    江戸の名門私塾『三冬塾』。その塾頭・瀬川多聞は師範としての評価も高く、女の多い家族には苦労するものの生活も安定。その政争とは一線を画する立場も手伝い、官民の双方から頼られることも多いのだが、そんなある日、忘れえぬ女に再会して……。

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  • 妻恋い同心 夜鷹殺し
    -
    八丁堀定町廻り同心、杉野弥三郎は「弱い者から袖の下を受け取るな」という父の遺言を愚直に守り、質素にすぎる暮らしぶりだった。そんな弥三郎の人柄に惚れ、なにかと世話をやく岡っ引き見習いの鯉吉。そんな二人が夜鷹殺しの現場に駆けつけ見たのは…。

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  • 血風闇街道 火付盗賊改
    -
    幕府無届けの偽極印船の出所を追う火盗改の長谷川平蔵は、盗賊一味が操る五大力船を襲い船を没収した。次々と一味を屠っていく平蔵たちは、難を逃れた盗賊の残党が海商「鳥島屋」と繋がり、江戸へ上る琉球使者に仕掛ける罠を察知したが…。シリーズ完結篇!

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  • 血闘御用船 火付盗賊改
    -
    薬研堀の紅問屋に賊が押し込み、男十二人を殺害し八百両を奪い、十一人の女を攫った。賊一味が、その女たちを海商へ売り飛ばしたのを知った火盗改の長谷川平蔵らは、次々と悪党どもを捕縛。その途中、偽極印を使った企みを知り賊一味の血祭りを画策するが…。

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  • 斬られ屋新左
    -
    月夜野新左は駿河板倉藩の武士であったが、若殿の勘気から理不尽な御家騒動に巻き込まれ、一族を喪い江戸へ出奔。持ち前の剣術の腕で大道芸を生計に細々と稼ぐ新左だったが、藩の家老から密命を帯びた刺客が放たれ、また一人、不気味な殺気を持つ男が現れる…。

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  • 根岸の御隠居人情裁き 恨みからくり
    -
    根岸の里で隠居している元吟味方与力の楽庵が、幽霊騒動が縁で、盗賊・朝焼け小僧に狙われた材木問屋「三州屋」を警護に関わることに。寝ずの番をする岡っ引きたちの前に、またしても幽霊が現れ、金蔵から二千両が消えてしまった。三州屋には秘密が……。

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  • 鬼武迷惑剣 仮宅雀 江戸色里草紙
    -
    田中藩ご落胤騒動の調査中行方不明となった同僚の捜査のため、隠密に江戸にもどった“鬼武”こと小野勘之助だが、到着早々刺客に襲われる。どうやら藩内に裏で糸をひく黒幕がいるようだ。調査を進めていくうち、過去のお家騒動との関連が浮かび上がってきた。

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  • 貴三郎あやつり草紙 斬奸
    -
    貧乏旗本の貴三郎は、家族にも内緒で人形芝居小屋でアルバイトをする身。だが、ある夜見知らぬ老人に声を掛けられ、到底無理と思われる仕事を依頼される。引き受けねば、アルバイトをバラすと脅され、しぶしぶ依頼をうけるのだが……。

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  • 吟味方与力人情控 花の嵐
    4.5
    北町吟味方与力・鼓晋作は江戸町会所の使途不明金を探索していた。会所の取締役・逢坂屋孫四郎を横領の疑いで詮議立てする直前に、店の書役・藤吉が姿をくらました。その住家には血塗れの両親と妻の惨殺死体が残され、まだ乳飲み児の姿が消えていた…。

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  • 吉原白刃舞い 死込人 一蝶
    -
    幕府御用絵師の多賀朝湖は、その卓抜とした技量で将軍や公儀を揶揄する絵を描き三宅島へ島流しにされる。艱難辛苦の果てに赦免され江戸へ戻った朝湖は名を英一蝶と変え、かつての仲間とともに色里・吉原に巣食う悪党どもを密かに始末しだした…。

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  • 玉虫浪人始末控 師走の火付け
    -
    玉虫銀之介は、寺小姓あがりで女のような美貌を持つ優男の素浪人。女あんま・ゆめ一から、婿養子の旦那を奪い合う白金の長者姉妹について相談を受けた。すると、ゆめ一に長者姉妹を紹介した男が、じつは公儀も目をつける悪党だということがわかり……。

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  • 楽庵先生事件帖 錦絵の女
    -
    隠居して根岸に庵を結ぶ元北町奉行の楽庵は、ある日、錦絵に書かれていた行水姿の女に興味をもち、その女に会いたいと、わがままを言い出した。身元を洗っているうちに、彼女が火事で死んだことを知る。さらに、その火事には付け火疑惑が浮上する……。

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  • 格安殺し屋十六文 みだれ振袖
    -
    蕎麦屋の七五郎は庶民の恨みを格安で晴らす裏の稼業があった。番頭の太助が集金の帰りに刺殺された一件を倅の常吉に探らせると、太助は最近、若くて美しい嫁をもらっていた。しかし、おいよというその女には浮名を流した過去があり、葬式の夜にも男の影が…。

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  • 牙小次郎無頼剣 夜来る鬼
    3.0
    いずこからともなくふらりと現れ、江戸の片隅に住み着いた素浪人・牙小次郎。傍若無人な振る舞いで毒蛇姫と噂される、水戸徳川家の爛姫からいわれのない怒りを買って、自害に追い込まれた女中お清の怨みを晴らすべく、水戸家下屋敷に単身乗りこんだが……。

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  • 巨艦伝説1 憂国艦隊、出現!
    -
    太平洋戦争の分かれ目となったミッドウェイ海戦。海域航行中の第1機動部隊南雲長官の目前に、「部隊の全滅を阻止すべく参戦」と、菊の御紋を輝かせた超巨大空母が出現。いぶかしむ南雲たちを含めて、いま日米太平洋戦史が軋みをあげて変わり始めた。

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  • 影富五人衆 火付盗賊改
    -
    火盗改の長谷川平蔵は館山藩士を騙し討ちにした浪人を捕縛、その自白から、盗賊の元締が謀る大仕掛けな企みを突き止める。それに雇われた刺客を斬り捨て、関八州から集まる盗人一味を次々と屠ったが元締は、さらなる姦計をもって平蔵の前に立ち塞がった…。

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  • 屋根葺き同心闇御用
    -
    夫婦約束を交わした女郎お勢を殺された屋根葺き職人・常吉。自棄になる彼の前に現れた謎の男は、一緒にお勢の仇を討とういう。だが連れて行かれた先はなんと根津の妓楼で、そこには春画師の楼主ほか、なんとも奇妙な男たちが待っていたのだった……。

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  • 花嵐悲愴剣 慚鬼死事帖
    -
    縁切り寺から豪商の娘が連れ去られた。住持・舜妙尼の依頼で美根慚鬼は江戸から館林へと向かう。だが、城が破却されたこの町には無頼が巣食い、かつての藩臣による傍若無人がはびこっていた。その輩が両親の死に深く関わった事を知った慚鬼の眸に業火が宿る!

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  • 隠れ浪人事件控 隣の悪党
    -
    国替えの引越し道中から一人出奔した秋葉誠之介は、脱藩の真相が露見すれは上意討ちの命が下ることもあり得る身。ひっそりと江戸で素浪人生活を送るところに藩からの討手が現れた。だが刺客と思って対峙した男が誠之介に告げたのは意外なことだった!?

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  • へっぴり木兵衛聞書帖 永代橋の女
    4.0
    本所住まいの無役の幕臣・土橋木兵衛は剣術と情に弱く、微禄のため看板書きの内職をしていた。文化四年八月、富岡八幡宮大祭の朝、永代橋が崩落する。渦中、木兵衛は商家の主人が橋上から突き落とされるのを目撃し、犯人探しをすることに…。シリーズ第一弾!

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  • 伊達政宗
    3.8
    東北の名門に生れた伊達政宗。疱瘡で片目を失うも、若くして家督を譲られ、抜群の戦勘と実行力で東北を制圧すると、すぐに天下に狙いを定める。秀吉・家康二人の天下人から生涯その野望を警戒されながらも、軽やかに乱世を生き抜いた最後の戦国武将を描く。

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  • 井伊直政と家康
    4.5
    関ヶ原開戦の火蓋を切った井伊直政。若干30歳にして家中最多の12万石を与えられ、赤備えを率いて“井伊の赤鬼“と畏怖された若き徳川四天王が、何よりも望んだのは家康の天下。深い信頼で結ばれた主従が歩んだ天下への道のりを描く!!

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  • 異 三国志1
    -
    西暦195年、各地に群雄が割拠し混乱する大漢帝国。倭の国からやってきた一見何の力もない少年が、呂布を、曹操を、そして劉備を巻き込み、やがては巨大な嵐となって中華の歴史を席巻する。『異戦国志』の仲路さとるが放つ新世紀の三国演義シリーズ第1弾!

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  • 吉原用心棒 密命居合剣
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    蔭山半十郎は齢四十一で隠居を余儀なくされ、以来四年、一人暮らしをしている。そこへ旧知の渡辺崋山が尋ねてきた。半十郎の腕を見込んで、吉原の妓楼の用心棒を頼みたいというのだ。だがそれは吉原に潜入し、遊女を探し出して欲しいという密命だった!!

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  • ひぐらし同心捕物控 夫婦ごよみ
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    三河から江戸へ出てきた徳田東之進は八丁堀同心の娘・志満を妻にし、亡義父の跡を継ぎ新米同心として働き始めた。夫婦とはいえ床入りもまだの東之進と志満を心配した周囲の計らいで、やっと祝言をあげることに。だが当日、東之進の許婚だという娘が現れた!

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  • とんび侍喧嘩帳
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    退屈をもてあます勝小吉のもとに、ある日文が届いた。言われるままに訪ねたところは大きな屋敷で、そこにはいかにも上品で身分あり気な尼が小吉を待っていた。だがそれはどうやらでき過ぎの息子との人違いだったらしい。新シリーズ第一弾!!

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  • はぐれ同心御免帖 勝手斬り
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    北町奉行所に勤める葉暮七之介は奉行の小田切土佐守に認められ、若いながらも臨時廻り同心に抜擢される。臨時廻りは時と場合によって町人に変装し事件糾明の探索をするなど独自の動きができるが、葉暮にはある悪党から奉行を警護する影の顔があった…

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  • えいびあん先生事件控
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    板橋宿の町医者・加藤曳尾庵は、寺子屋の師匠で俳諧の宗匠。末息子を婿養子に出して、さてこれから夫婦のんびり……というところで娘夫婦が急死してしまい、幼い孫娘三人を引き取ることに。だが、板橋宿は女郎屋も多くいろいろと事件の多い環境で……。

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  • うつけ与力事件帖 皐月の空
    3.7
    同僚の勤務態度を諫言したことが裏目に出て、定町廻りから番方若同心へ格下げになった矢車京太郎。当番方与力・栗原平之助の下で務めることになるのだが、この平之助は陰では「うつけ与力」と仇名され、与力仲間からも役立たずと評判の男だった…

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  • しゃもじ同心捕物帳 召し捕ったり!
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    大法螺吹きで出仕嫌いの同心・近藤信吾が、奉行所内のくせ者が集まる「召捕掛」筆頭に赴任した。勝手気ままな働きぶりの同心たちに手を焼きつつも、忍び上がりの大盗賊・三日月の忠治との三年来の因縁に決着をつけるため、口八丁の法螺と剣が冴えわたる!

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  • 新東亜大戦1 昭和20年日米開戦
    -
    山本五十六や吉田茂の働きで米国との開戦を回避してきた日本だったが、遂に昭和20年、米国は宣戦布告を発する。日本軍は開戦劈頭にB29の台湾急襲を撃退するが、米海軍は軍事物資を輸送する日本船団の壊滅を企図し、マニラからアジア艦隊を出撃させた!

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  • 大江戸旅の用心棒 雪見の刺客
    3.0
    お江戸見物の案内人は、若き三人の訳あり侍! 忠臣蔵の名所巡りが、いつしか忠義の男たちの仇討ち劇に……。空前の旅ブームに沸く天保期の江戸を舞台に、訳ありの男たちの活躍を描く、第17回歴史群像大賞佳作受賞作品。本格派新人の登場!

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  • 隠密御用覚え書 将軍の鷹匠
    -
    加賀前田藩から将軍家斉に献上された鷹「富士」を調教する稲葉隼人正は、鷹狩りの最中に富士が家斉を傷つけた責任をとり、隠居の身となる。しかし家斉の信望厚い隼人正は、その密命を受け、加賀藩の抜け荷に関わる陰謀を究明すべく富士とともに事件に迫る!

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  • 山本五十六 自決セリ
    -
    1943年、山本長官撃墜死……戦史に残されたこの記述は、実は軍部の捏造だった! 真珠湾の英雄の名誉を守るため、墜落後も生き延び、そして自殺したという事実は闇に葬られ、目撃者は次々に消された……。綿密な史料調査に裏付けられた、迫真の実録小説!

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  • 将軍舎弟隠密帳
    3.0
    文政三年。江戸深川で大名旗本相手の金貸しが何者かに殺され、三千両が奪われた。さらに時を同じくして浅草の質屋から贋金が見つかった。十一代将軍・徳川家斉は、実弟で隠密である松平才次郎に盗賊の殲滅と贋金造り集団の探索と一掃を極秘で命じた!

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  • 御纏奉行闇始末 果てなき密命
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    百万石を守るために捨てられた幼子。将軍家の血をひくこの捨て子こそ、幕閣、大奥も巻き込む陰謀の始まりだった! 火消しを束ねる二百石の御纏奉行が、百万石の捨て子を護る待望の新シリーズ!「大江戸番太郎事件帳シリーズ」から木戸番・杢之助も登場!

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  • 超太平洋戦争1 逆襲のレイテ
    4.0
    1944年10月、日本軍はレイテ上陸作戦を前に、米艦隊の圧倒的攻撃にさらされていた。だが栗田艦隊の「武蔵」は撃沈されることなく「大和」「長門」と共にサン・ベルナルディノ海峡を突破。小沢の機動部隊も幻の艦戦「烈風」で正面決戦を敢行する!

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  • 天保冷や酒侍 嵐を呼ぶ刃
    -
    四国は伊予西条藩で天衣無縫に育った若武者・菅野靖兵衛は、剣の師の推薦で江戸詰めを命じられる。そして着任早々、藩主から直々に、藩どころか国の命運をかけた一大事を託される。だが靖兵衛は、持ち前の剣技と器量で、様々な難事に立ち向かうのだった!

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  • 平八捕物帳 月下の三つ巴
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    何者かに殺された父の跡を継ぎ、南町奉行所同心の手下となった小網町の若き岡っ引き・平八は、師とも義父とも慕い、近所からは深川の殿さまと呼ばれる武士・岡崎三郎の知恵と、手下たちの支えで下手人を追い詰める…。著者新境地のシリーズ第1弾。

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  • 江戸のつむじ風
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    享保の世、江戸は浅草で講釈師として頭角を現しはじめている深井志道軒には、人知れぬおそるべき「過去」があった。そのこともあって、市井で起きるさまざまな事件の解決に密かに関わるようになる――実在の天才講釈師を主人公に展開する、異色娯楽時代小説!

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  • 元禄三春日和 春の館
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    行き倒れ寸前を助けられた元川越藩士・毛受東馬と娘・志乃。父娘を救った館の若き当主は、現三春領主の弟・秋田李行だった。この二人の男の出会いに謎の豪商が加わって……。人の縁と優しさが心に沁みる、第十六回歴史群像大賞優秀賞受賞作品。

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  • 家康の家臣団 天下を取った戦国最強軍団
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    多くの苦難を乗り越え、戦国の覇者となった徳川家康。それを可能にしたのは、家康の器量のみならず、家康の抱えた家臣団の力によるところが大きい。徳川十六神将をはじめとする武功派、行政手腕を発揮した文官派、ブレーン、松平一族まで一挙掲載!

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  • 無役御家人隠密帖 売られた女房
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    お節介が身上の無役の御家人・一色東馬は、実は老中の隠密。だが老獪な爺様である老中は、密命と称して雑用も押し付ける。ある日、花屋の女房が借金のかたに連れて行かれることに。女房は元売れっ子遊女で、再び彼女を苦界に落とす企みが進行していた……

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  • お記録本屋事件帖 妻を娶らば
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    外神田の道端で、古本を商いながら江戸御府内に流れる風聞や流言、怪事件の数々を黄半紙に書き付ける「お記録本屋」由蔵。ある日、由蔵の目前で仇討が始まり、子連れの侍が斬られる。残された息子から経緯を聞いた由蔵は、仇討には裏があることに気づくが…

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  • 帝国海軍 戦艦大全
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    強靱な攻撃力と防御力を兼ね備え、海戦の華と謳われた戦艦。航空戦力の強化によって超弩級戦艦は海戦の主役の座から降ろされたものの、彼女たちは太平洋を戦い抜いた。帝国海軍の戦艦12艦の数奇で苛烈な一生を探る。

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  • 直江兼続
    4.0
    幼少より上杉謙信の養子・景勝の近習として、時に謙信の薫陶を受けて育った直江兼続。謙信亡き後、弱冠20歳にして名門上杉家の軍師となり、水魚の交わりの君主・景勝を支える。その才気に魅せられた秀吉は、陪臣ながら破格の30万石を与え、天下を任せられる者として兼続を賞賛。さらに学問への深い造詣は京の名僧をも唸らせた。常に大義を標榜し、関ヶ原前夜、家康に弾劾状を叩きつけて真向から対立した気魄をもって、戦国を鮮やかに駆け抜けた智将の生涯。

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