小説・文芸 - シルエット・ロマンス作品一覧

  • 私が愛したのは誰? ジューン・ブライド
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    ★この子の父親はいったい誰?愛した人さえ思い出せない私。★彼女が目を開けると、そこは病院だった。みんなが彼女をジェニー・プレンティスと呼んだ。だが、自分のことも夫だと名乗るルークのことも記憶がない。わかるのは、打ち身や擦り傷で全身が痛いことだけ。崖から落ちたのだと言われたが、何も思い出せなかった。医師から、赤ちゃんは無事だと聞かされても、妊娠していたことさえ覚えていない。しかも、赤ちゃんの父親は僕だと、ルークの弟チャドが言い出した。いったい私はどういう女だったのだろう?彼女は不安におびえながら、夫ルークに連れられてプレンティス家の屋敷へと向かった。
  • 天使のついた嘘
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    ★男の前に突如、舞い降りた天使。彼女には隠された使命があった・・・・・・。★ヘイリーはおじけづきそうになる気持ちを必死に奮い立たせ、サム・ウイントンの屋敷の前に立っていた。果たしてこの計画がうまくいくのか、自信はまるでない。それでも彼に近づく絶好のチャンスに怯えてはいられなかった。著名な児童書作家であるサムは、新作の宣伝で各地を回る間の屋敷の留守番を探していた。ヘイリーはその職に応募し、とうとう面接までこぎつけたのだ。この仕事につきたい理由は別にある。亡き妹をもてあそび、裏切ったサムに対する復讐だ。ところが、門の向こうに現れた長身で黒髪の男性は、妹が言っていた野獣というより、中世の騎士のイメージに近かった。ヘイリーはなぜか急に、彼をだますことに迷いを覚えた。
  • 億万長者の恋人は誰?
    4.0
    ★ハンサムな億万長者の出現で、彼女はとんでもない窮地に陥った。★タリアは研究室で自分の研究に没頭していたが、上司のセクハラに抗議したところ、追い出されてしまった。研究を続けるためには資金を出してくれる人が必要だ。提供者を新聞広告で募集すると、幸運にも、ブラッド・スリンガーという億万長者から手紙が届いた。同じ日、顔なじみの映画監督から資金集めに力を貸してほしいと頼まれ、タリアはグラマー女優としてプレミア会場に駆けつけた。会場で出会ったハンサムな青年実業家の名前を聞いて、彼女は仰天した。なんとその男性は、週末に会う予定のブラッド・スリンガーだったのだ。ブラッドの誘惑はなんとかかわしたけれど、いったい週末はどうしよう。このままでは同一人物だと悟られてしまう。そこでタリアは地味な女に変装して彼に会うことにした。地味な女とグラマー女優を演じ分ける日々が始まるとも知らずに。
  • 十二夜のプロポーズ シェイクスピアに恋して III
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    最愛の兄に先立たれ、ベリティは絶望しかけていた。そんなとき、住み込みのベビーシッターとして働くことになった家で雇い主であるレオにひと目で心を奪われた。レオと彼の幼い娘と過ごす日々は、傷ついたベリティの心を癒し、生きる気力を再びよみがえらせた。だが、ベリティがレオに対する熱い思いを募らせる一方で、レオは次第に彼女に冷たい態度をとるようになっていった。なぜ、彼はわたしを避けるのかしら?嫌われてしまったの?困惑するベリティをよそに、レオもまた悩んでいた。彼女に真実を打ち明けるべきかどうかを。★カレン・ローズ・スミスが描く、寒い冬の夜にぴったりの温かなロマンスをお楽しみください。★
  • 恋はギャンブル シェイクスピアに恋して II
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    ケイトとビアンカは評判の美人姉妹だが、性格はまったくの正反対。華やかで愛らしい妹のビアンカに比べ、姉のケイトは地味な優等生タイプで男性が苦手だ。父親の経営する競走馬の生産牧場を手伝っているものの、賭け事が嫌いな彼女は、いずれは家を出て教師として自立することを夢見ていた。そんなケイトのもとを、意外な人物が訪ねてきた。ベン・デビア!ライバル牧場の放蕩息子が、私になんの用?彼の誘うような視線は、ある策略の始まりを告げていた。★作品のモチーフになっているのは「じゃじゃ馬ならし」。ユニークな恋物語をお楽しみください。★
  • ボスの受難
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    “暴君”“地獄から来たボス”――それが、ブライアント開発の社長タイにつけられたニックネームだ。マデリンは、彼のイメージを刷新するために臨時の広報担当として雇われた。だが、前途は多難。プランは白紙のままだ。この人は、誰かに愛されたことなんてあるのかしら?頭を抱えるマデリンの前に、赤ん坊を連れた弁護士が現れた。不慮の事故で他界した、タイのいとこ夫婦が、子供の後見人としてタイを指名している。そう告げて、弁護士は強引に赤ん坊を置いて出て行った。唖然としてマデリンがタイを見ると、意外にも彼は穏やかに赤ん坊を見つめていた。★“暴君”タイの広報担当として雇われたはずのマデリンは、初日からベビーシッター役を押しつけられて……。S・メイアーの軽妙洒脱なロマンスをお楽しみください。★
  • しあわせな胸騒ぎ シェイクスピアに恋して I
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    テキサス・ライツ・ホテル――老朽化したこの建物は、エマリンにとっては何にも替えがたい存在だった。幼くして孤児となった彼女は、ホテル経営者の伯父に引き取られた。以来、この場所が彼女の遊び場であり、家であり、仕事場なのだ。だが年々ホテルの客足は遠のき、見かねた伯父は改築専門の技術者を雇うと言いだした。内心複雑な思いで、エマリンは技術者のライアンを迎え入れた。改築設計図にさっそく彼女が口を挟もうとすると、彼が言った。「古いものと新しいものの融合は、まさに挑戦しがいがある」彼の目に燃えあがる炎に、エマリンは全身を焦がされる気がした。★シェイクスピア作品をモチーフにした、珠玉の恋物語にどうぞご期待ください。★
  • キスで目覚めたら
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    サラは朝目覚めて、枕元に置かれたユーカリの実に驚いた。いったい誰がこんなものを?旅行中のおばに留守番を頼まれてこの家に来てから、不思議なことが多すぎる。たとえば、ゆうべの夢とか。謎めいた男性がわたしを森の奥へと導き……キスをした。ワインと葉巻の香りのキス。あれは本当に夢だったのかしら?窓の外からけたたましい音がして、サラの物思いは破られた。彼女が外へ飛びだすと、庭の大木に男性がチェーンソーをあてている。「やあ、よく眠れたかい?」まぶしい笑みを浮かべて彼が言った。夢に出てきたあの人だわ!サラは茫然とその場に立ちつくした。★C・グレイスらしい、ファンタジーにあふれた作品をお届けします。堅物の歴史学者サラは、隣家に引っ越してきた辣腕弁護士マックスに“秘密”を知られてしまい……。★
  • 不機嫌な恋人 テキサスの花嫁 III
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    タバサは友人に頼みこまれ、新刊本の宣伝ツアーのため、作家と同行することになった。本業は精神分析医であるアレックスは、なぜかタバサにつらく当たり、容易に心を開こうとしない。著作からは想像もできない気むずかしさだ。すばらしい家庭、充実した仕事──彼はいったい何が不満なの?タバサは思いきって、アレックスの妻にツアーに同行してもらうことを提案した。そのとたん、彼の顔色が変わった。「その必要はない!」あまりの剣幕に、タバサは言葉を失った。★気むずかしくて、複雑な個性の持ち主に恋してしまったタバサ。持ち前の明るさと努力でアレックスのかたくなな心を動かせるのでしょうか?★
  • 不慣れな誘惑
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    誕生日、ヴィクトリアは子どもを産む決心をした。結婚は望まないけれど、赤ちゃんはどうしても欲しい。でも、どうやって?男性を惹きつける魅力もないのに、年齢的にはタイムリミットが近づくばかり。知性も思いやりもあって、健康で、しかも魅力的な人……。そんな理想の父親になってくれそうな男性は一人しか知らない。ケイレブ・フレモント――彼の協力を求めるため、ヴィクトリアは思いきった手段に訴えることにした。どんなことをしても彼を誘惑して、その気にさせよう。たとえ着慣れないセクシーな赤いドレスに身を包んででも。
  • 素直になれたら テキサスの花嫁 II
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    それは、まったくテレサらしくない振る舞いだった。奥手で堅物な彼女が、ずっと想いを寄せていたジムに大胆にも自分から誘惑を仕掛け、ベッドをともにするとは。だから数週間後に妊娠が判明したとき、すべての責任は一人で背負うとテレサは固く誓った。ジムは怒っていた。最低の男だ!テレサと子供を見捨てるなんて。だが、ジムが勝手に子供の父親だと思いこんでいた男性は、ただの友人にすぎなかった。ということは、つまり……。ぼくはテレサと子供を愛していけるだろうか?わからない。一つだけ確かなのは、まずプロポーズが必要だということだ。★テレサが、誰の援助も受けず、たった一人で子供を育てていこうと決意するに至った真の理由とは?★
  • 恋に落ちたシンデレラ
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    エリーは自分のレストランを持つことが夢だった。しかし現実は、それとはほど遠い。継母のケータリング会社で料理のみを担当するはずが、いいように使われて、出張先のイベントまでも引き受けている。今日は着替えの時間もなく、シンデレラの衣装を着たまま次の出張先へ移動だ。企業投資家たちの豪勢なパーティ会場では、客たちが、エリーのつくる料理を今や遅しと待っていた。エリーが厨房で忙しく働いていると、男性が勝手に入ってきた。J・マーティン! 私の夢を笑い物にした冷血漢が、なぜここに?★C・グレイスらしい、穏やかで心温まる珠玉のロマンスをお送りします。継母や義理の姉から冷たい仕打ちを受けながらも夢を追い続けるエリー。彼女の恋の相手とは?★
  • 理想の妻になる方法 テキサスの花嫁 I
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    トミーは、地元でも指折りの公認不動産業者(リアルター)だ。トミーたち三つ子の三姉妹を産み、女手一つで立派に育てあげた母を彼女は尊敬していた。私も母のように仕事と家庭を両立したい。仕事は絶対に辞めないし、出産は一回に一人と決めている。ある日、トミーの事務所をとびきりハンサムな顧客が訪ねてきた。新進気鋭の会社社長ピートに、ほかの男性とは違う何かを感じ、トミーの胸は高鳴った。もしかして、彼は運命の人なの?だが彼の結婚観に話が及んだとき、すべての夢想は崩れ去った。「洗濯や料理、育児に夫が協力するなんて考えられないね」★それぞれ個性の違う三つ子姉妹の恋模様を描くのは、シルエット・ロマンスでも大人気の作家、J・クリスンベリです。どうぞお楽しみに!★
  • 狼なんか怖くない
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    術後の祖母を介護するため、アメリアは数年ぶりに、森深くにある祖母の家へ向かった。だが、日暮れ近くになっても、なぜか家が見つからない。おかしいわ。道に迷ったのかしら?焦るアメリアの目の前に、突然大きな屋敷が現れた。フェンスには看板が掲げてある。“立ち入り禁止、猛犬に注意”ひとけのない森の中にこんなものが必要なの?唖然とするアメリアの前で、屋敷のドアが開いた。「看板が見えないのか? すぐに立ち去れ!」ハンサムな男性が、怒りに燃えた青い目でにらみつけていた。★人気作家キャロル・グレイスが描く、シルエット・ロマンスらしいキュートでさわやかな恋物語。仕事第一主義だったはずのアメリアが惹かれた謎の隣人の正体とは?★

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