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  • 新生
    -
    1巻220円 (税込)
    作家岸本捨吉は、妻の死後、子どもの世話をするため同居していた姪の節子と関係を持ってしまう。しかし捨吉は節子の妊娠がわかったとき逃げるようにフランスへ行くのであった。もう二度と帰らないつもりであったが戦争の激化に伴いやむなく帰国。再び関係が再燃してしまう。島崎藤村の自伝小説。
  • 或る少女の死まで
    -
    1巻110円 (税込)
    お寺の子として育った室生犀星の自伝小説。居酒屋の可憐なやさしい少女。そして下宿先の美少女ふじ子。明日の食べるものにも困窮する主人公の青年と少女たちの触れあいを豊かな感性で描く。「或る少女の死まで」「幼年時代」二本を収録。
  • イケメン坊主は除霊ホスト
    -
    1巻330円 (税込)
    その坊主はナンバーワンホスト。しかも女専門の「落とし屋」。なぜなら見えてはいけないものが見えてしまうから。今日も女に取り憑いた霊を慰めてやるのが仕事。気持ち良くさせて祓ってしまう。そのテクニックに霊もメロメロ。今回のお客は飛び切りかわいい清純なお嬢様。思わず一目ぼれするがやっかいなご先祖様が憑いていた。
  • 嘘をつく日
    -
    1巻110円 (税込)
    若くして病死した女流作家。長い闘病生活や生への希望や喜び、遺された者たちへの思いを書いた作品が多い。私の密かな楽しみはエイプリルフールの日にみんなを騙すこと。入院生活が長くなり他に楽しみなかったが、やがて4月1日。しかし思わぬ深刻な事態が発生していた。「嘘をつく日」「女」「輝ける朝」の三本を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 大倉てる子 ミステリー傑作集
    -
    クラシックミステリー、日本初の女流探偵小説家。短編22本を収録。タクシー運転手の吉川が殺され青い風呂敷包みの中へ入っていた。これは自殺か他殺か。事件は二転三転する「青い風呂敷包み」。弁護士の尾形は貧乏学生だったころ憧れていた浪子と再会する。赤ん坊を殺した精神病の義弟を助けてほしいとの依頼だが……「あの顔」。人は死んでも霊は残っている。美人霊媒師はどうなったか。S夫人が語る奇妙な話。妻に先立たれた男がとった行動とは「消えた霊媒女」。外交官に近づく女は何者?轢死した外交官夫人の謎の死に迫るS夫人の活躍「機密の魅惑」。戦争から帰還した夫は変貌していた。スパイに仕立てられた男の恐怖。美貌の伯爵夫人からの依頼で調査する探偵。果たして失踪した夫はどこに「恐怖の幻兵団員」。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • お艶殺し
    -
    「お艶殺し」駿河屋の一人娘お艶と奉公人の新助。世間的には決して結ばれない二人だったが、悪者に唆され駆落ちしてしまう。果てしなく堕落してしまう男女。お艶を救おうとして新助はやむなく人殺しをしてしまう。「殺人とはこれほど楽な仕事か」罪を重ねる新助に対しお艶はどんどん妖艶になっていく。他に「金色の死」を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 覚えておきたい虚子の名句200
    4.0
    生涯句数2万以上といわれる現代俳句の巨匠、高浜虚子。「去年今年貫く棒の如きもの」などの有名句から意外性のある句までを厳選し、1ページ1句で解説とともに鑑賞。名言抄・索引も付す虚子入門の決定版。
  • 女の決闘
    -
    ある日、ロシア医科大学の女学生のもとに決闘の手紙が届いた。関係している男の妻コンスタンチェからの拳銃での決闘の申し込みであった。しかし女学生は射撃の覚えがあるが人妻は手にしたこともない。コンスタンチェは町で拳銃を買って、撃ち方を教えてもらう。果たしてどちらが勝ったのか……簡素な文章で淡々と綴られていく森鴎外訳のオイレンベルク「女の決闘」。
  • 回想 子規・漱石
    3.3
    四国松山の中学生高浜虚子(1874-1959)は、当時帝大生であった正岡子規とその友人夏目漱石に出会う。師との短いが濃密な人間関係-「子規居士と余」。虚子主宰の「ホトトギス」に「吾輩は猫である」を発表し文壇にデビューしてゆく漱石-「漱石氏と私」。2人の希有な巨人との交流を綴る虚子ならではの回想録2篇を収録。

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  • 神楽坂
    -
    1巻110円 (税込)
    【矢田津世子】女性視点から書かれており、まさに女流作家と呼ばれるにふさわしい。川端康成から女優になるように勧められたほどの美貌の持ち主。文章力を兼ね備えた女流作家として人気を集めた。坂口安吾の恋人とされる。「女心拾遺」若い頃から放蕩三昧だった70歳近い唐沢。そんな夫を諦めといたらなさと自分を責めてきた妻。しかし若い女中との関係を知ると複雑な嫉妬心がわき起こる。「神楽坂」第3回芥川賞候補。神楽坂に住む高利貸しの馬淵。本妻と妾、その周りの女達。人物たちの生き生きとした心情、思惑、哀しさを描いた作品。「く女抄録」寿女はせむしであった。刺繍の才能を見いだされ師匠のもとで修行するが、若くして死んでしまう。その遺作は傑作であった。不幸な女の人生を繊細に情感豊かに描いた作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 彼はアイドル わたし「秘密の恋」しちゃってます
    -
    1巻330円 (税込)
    彩綾は23歳、図書館で働いている。胸が大きいことがコンプレックス。おかげで身体だけが目当ての男ばかりだとウンザリ。そんな時、マンションの隣に大学生の男の子が越してくる。なんとその日にHしてしまう。だけど彼はアイドルグループのメンバー。恋愛禁止なので秘密の恋になってしまった。メンバーからは注意され会えなくなってしまう。このまま別れてしまうのか。愛し合う二人の想いが叶う。
  • 禁じられても愛しくて
    -
    1巻330円 (税込)
    決して一線は越えてはならない兄と妹……だが。自分のせいで両親が死んでしまった。そう心に傷を負った香奈。慰めるために兄の弘樹は妹を抱いてしまう。その日を境に募る愛しき想い。香奈に想いを寄せる拓也。許されない兄への思いを忘れるために香奈のとった行動は……。兄とのことは忘れられるのか。禁断の愛と官能の物語。 ●著者プロフィール● マイマイ 関西在住。中学校の教師、塾教室長を経てフリーのライターに。女性を主人公にした官能系、恋愛系の小説を手掛ける。男女のからみの描写で読者のイメージを掻き立てるのが得意。今回ペンネーム「マイマイ」では初の電子書籍となる。

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  • くノ一乱舞 真田幸村 恋の契り
    -
    夕霧は変装の達人のくノ一。使命は真田一族への潜入と暗殺。真田幸村の幼なじみに化け潜入したのだが、幸村から求愛されてしまう。夕霧も幸村の誠実さ実直さにいつしか本気で愛してしまう。しかしついに暗殺実行の指令が。裏切り者は抜け忍として死ぬまで追われてしまう。恋に生きるか、くノ一の宿命に従うのか。迷う夕霧。一途な幸村との仲はどうなる。歴史時代劇、恋愛ストーリー。
  • 源氏物語 一
    -
    1~11巻110円 (税込)
    紫式部による平安時代の恋愛長編物語。千年の時を超えて世界中で読まれ続ける傑作。類い希な才能と美貌の持ち主の光源氏の恋愛や宮中のことなど貴族社会のことを描いている。一巻は「桐壺」「帚木」「空蝉」「夕顔」「若紫」を収録。
  • 源氏物語 全巻セット
    -
    紫式部による平安時代の恋愛長編物語。全巻セットで値段もお得で一気に読める。千年の時を超えて世界中で読まれ続ける傑作。類い希な才能と美貌の持ち主の光源氏の恋愛や宮中のことなど貴族社会のことを描いている。
  • 細雪 上
    完結
    -
    全3巻110~220円 (税込)
    昭和初期の大阪。四人姉妹の物語。蒔岡家は大阪旧家の元富裕階級だったが、代が代わり徐々に落魄していく。三女雪子は未婚の三十歳。おっとりして美しい箱入り娘だが、なかなか縁談がまとまらない。最近は見合い話も減ってしまっている。個性豊かな人物たち。雪子の見合い縁談を中心に物語は進むのだが……。過去何度も映像化、舞台化されており、当時を代表する美人女優が四姉妹を演じている。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 細雪 合本版
    -
    1巻550円 (税込)
    谷崎潤一郎の名作細雪。全巻セットで一気に読める。昭和初期の大阪。四人姉妹の物語。蒔岡家は大阪旧家の元富裕階級だったが、代が代わり徐々に落魄していく。三女雪子は未婚の三十歳。おっとりして美しい箱入り娘だが、なかなか縁談がまとまらない。最近は見合い話も減ってしまっている。個性豊かな人物たち。雪子の見合い縁談を中心に物語は進むのだが……。過去何度も映像化、舞台化されており、当時を代表する美人女優が四姉妹を演じている。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 子規句集
    4.4
    正岡子規は35年という短い生涯の間に多彩な文学活動をおこなったが、その文学は俳句にはじまり、最後まで片時も俳句から離れることはなかった。『ホトトギス』を主宰、蕪村を再発見した近代俳句の先駆者子規の秀句2306句を選び、その俳句世界をあますところなくつたえる。改版にあたり初句索引を付す。 (解説 坪内稔典)

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  • 子規居士と余
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 新版 放浪記
    -
    1巻220円 (税込)
    「私は宿命的に放浪者である。私は古里を持たない……」林芙美子の自伝的小説。三部構成。全国をあちこち放浪したり、職業も転々とする。日本全体が貧しく、困難な時代。今日食べるものにも困っていた芙美子。それでもユーモアを忘れず逞しく生きていく姿に感動。何度も映画化、舞台化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 新編 虚子自伝
    NEW
    -
    高浜虚子(1874-1959)は,二冊の自伝を刊行した.青壮年時代の活動を主にしたものと,能楽,郷里,交遊歴を回想,晩年の心境を綴った一冊.二冊をまとめて,捉えにくい近代俳句の巨人・虚子の全体像にふれる.初めて虚子を知る者には虚子入門書・近代俳句への手引き,虚子愛好者には,改めてその素顔にふれる格好の一冊.

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  • 進むべき俳句の道
    3.0
    渡邉水巴、村上鬼城。飯田蛇笏、前田普羅、原石鼎、長谷川かな女、野村伯月…計32名のホトトギス俳人たちの雑詠評を通し、かの「客観写生」論につらなる重要な論議とユニークな人物評を堪能できる名随筆。
  • 性に目覚める頃
    5.0
    1巻110円 (税込)
    室生犀星の自伝小説。お寺の子として育った主人公の性の目覚めを描く。毎日お賽銭を盗みに来る少女。その行為を覗き見て性的に興奮してしまう。ナイーブな少年の心。女性への憧れと葛藤。ある日同じ歳の友人ができるが彼は女に関しては手が早く、簡単に仲良くなってしまう。その秘訣とは……。
  • 漱石氏と私
    -
    1巻809円 (税込)
    高浜 虚子による作品。
  • 漱石氏と私
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 旅役者の妻より
    -
    1巻110円 (税込)
    【矢田津世子】女性視点から書かれており、まさに女流作家と呼ばれるにふさわしい。川端康成から女優になるように勧められたほどの美貌の持ち主。文章力を兼ね備えた女流作家として人気を集めた。坂口安吾の恋人とされる。女中奉公のぎんは42歳。器量が悪いが愛想がよく働き者である。質素に暮らして他人を疑うこともないので金の無心をされても工面してしまう。「鴻ノ巣女房」。旅役者に惚れて一緒になったが、親からは勘当され戻る家も無い。病気や貧乏から親兄弟に無心せざるを得ない女の悲哀「旅役者の妻より」。妻を亡くし、愛人だった女を家に迎え入れた父。家族の複雑な心情をつづった作品「父」。三本を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 痴人の愛
    -
    1巻220円 (税込)
    河合譲治は君子と呼ばれるほど真面目な男だが、カフェーの女給をしていた15歳のナオミを見初める。自分の家にひきとって育て、やがて結婚するが、ナオミは次第に奔放な性格を現わすようになる。小悪魔的な女の奔放な行動を描いた谷崎潤一郎の代表作。成長するにしたがい次第にナオミは本性を現わし、金使いは荒く、奔放な性格で何人もの男と淫乱に付き合うようになる。しかし最後に男はナオミに屈服し、実家の財産を処分し奴隷のようになってしまう。何度も映画化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 洞窟の女王
    -
    それは破壊力を持った美しさ。人はあまりにも美しいものを見ると身を滅ぼしてしまう。生命の神秘の秘密を知り、地球と共に生きる女アッシャ。彼女は二千年もの時を超え、愛する恋人の生まれ変わりを信じて待ち続けていた。ホリーは友人の遺言により、レオを養子に引き取り育てる。二十年後、鉄の箱を開けたとき冒険の旅が始まる。アフリカの奥地、船が転覆したり、猛獣に襲われ、文明から切り離された人食い原住民から焼き壺で殺されそうになる。死ぬほど危機を乗り越えたどり着いた末に見たものは。全知全能、不老不死にして絶世の美女。アマハッガーの民に君臨する絶対女王アッシャだった。ハラハラドキドキ奇想天外の壮大なスケールで描いた冒険物語。過去何度も映画化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 二十四の瞳
    -
    1巻110円 (税込)
    瀬戸内海の貧しい島。大石久子が初めて赴任したのは岬の分校。そこに入学してきた一年生12人。洋服を着て自転車を乗り回すハイカラな若い女教師は注目の的。しかしその頃は昭和恐慌や戦争に向かう難しい時代であった。子供たちは小学校を卒業していくが、一家離散するものや売られたり、奉公に出るものさまざまであった。やがて戦争が始まり男の同級生たちはみんな戦争にとられ、戦死したりケガや失明したりする。女も病気で死んだり、時代に翻弄される過酷な運命。久子も夫を戦争で亡くし、3人目の娘は病気で死んでしまう。残った久子と2人の息子は生活に困るが、なんとか昔の岬の分校に臨時教師で雇われる。そして生き残った教え子たちとの感動の再会。何度も映画、ドラマ化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 俳句とはどんなものか
    -
    1巻275円 (税込)
    俳人・高浜虚子が俳句雑誌「ホトトギス」に俳句の入門書的な手引きとして、連載していたものをまとめた俳句入門書「俳句とはどんなものか」。「季題」「切字」など俳句のきまりごとや技術的なことを学べる初心者向けの入門書。
  • 俳句とはどんなものか
    -
    1巻110円 (税込)
    俳句とは芭蕉によって作り上げられた文学であり、景色を叙するもの。これから始める方への俳句講義。俳句に親しむための本。有名な俳句を引用してその解釈と味わい方。更に季語の重要性と切字についての解説。「客観写生」の重要性について。
  • 俳句とはどんなものか
    5.0
    俳句初心者にも分かりやすい理論書として、俳句とはどんなものか、俳人にはどんな人がいるのか、俳句はどのようにして生まれたのか等の基本的な問題を、懇切丁寧に詳述。『俳句の作りよう』の姉妹編。
  • 俳句の五十年
    4.5
    子規との出逢い、漱石との思い出、のちに俳風をめぐり対立した畏友、碧梧桐への敬愛――。退学と転校を繰り返した青春時代、引き継いだ「ホトトギス」の経営苦難など迷走と模索をし続けた日々と森鴎外、幸田露伴、黒岩涙香、柳田國男などとの交遊を振り返る。一九四二年、中央公論社から刊行された知られざる自伝を初文庫化。〈解説〉岸本尚毅 目次より「同窓学誌」と碧梧桐 ベース・ボールと子規 第三高等中学校入学 碧梧桐上洛して同宿 復校後第二高等中学校に転ず 間もなく退学決行 「小日本」の廃刊 藤野古白の自殺 子規の委嘱を辞退 鴎外との関係 露伴と私 漱石と宮島に 湖南の新婚旅行 万朝報入社 「ホトトギス」を主幹 子規の死 文章熱の勃興 国民新聞に入る 碧梧桐派と虚子派 松山時代の漱石 ヨーロッパの旅 俳句の翻訳 日本俳句作家協会の結成 選者生活五十年 善悪良否の標準 文章の誘惑
  • 俳句の作りよう
    -
    【高浜虚子】俳人、小説家。正岡子規に師事し俳句を学ぶ。初心者のための俳句作りの方法。まず手始めにどうしたらいいのか。具体的な作り方として「まず17字を並べる」そして季語を取り入れ、切字を使ってみることを推奨している。自然を観察し深く考える。埋字による発想の広げ方を学ぶ。
  • 俳句の作りよう
    4.0
    大正三年の刊行から一〇〇刷以上を重ね、ホトトギス、ひいては今日の俳句界発展の礎となった、虚子の俳句実作入門。だれにでもわかりやすく、今なお新鮮な示唆に富む幻の名著。
  • 俳句はかく解しかく味わう
    3.5
    俳句界の巨人が、俳諧の句を中心に芭蕉・子規ほか四六人の二〇〇句あまりを鑑賞し、言葉に即して虚心に読み解く。俳句の読み方の指標となる『俳句の作りよう』『俳句とはどんなものか』に続く俳論三部作。
  • 俳句への道
    -
    1巻275円 (税込)
    俳人・高浜虚子が雑誌「玉藻」に連載していたものをまとめた「俳句への道」。日本の景色、花鳥諷詠などと俳句を重ね合わせ論じた評論や、正岡子規や河東碧梧桐についてなどを綴っている。
  • 俳句への道
    -
    【高浜虚子】俳人、小説家。正岡子規に師事し俳句を学ぶ。俳句の本質。「花鳥諷詠」と「客観写生」の理念について丹念に詳しく述べている。日本の四季の美しさ、季題の重要性なくして俳句は成立しない。描写することを繰り返すことで俳句の上達はある。
  • 俳談
    5.0
    昭和18年,虚子の古希を記念して刊行された俳話集.大正15年から昭和15年にかけての『ホトトギス』座談会等での発言を抜粋したもので,俳論,文学的回想,身辺雑記など150余りの短文からなる.座談の名手であった虚子の,最も脂がのりきった還暦前後の時期の俳話がたのしめる1冊 (※本書は1997/12/16に発売された書籍を電子化したものです)
  • 発行所の庭木
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • はつ恋
    -
    隣に越してきた美しい年上の公爵令嬢ジナイーダは奔放な性格の娘で、取り巻きの男連中を手玉にとっていた。初めての恋の感動ととろけるような悦びに日増しに夢中になっていくウラジミール。しかし彼女は誰に恋をしているのか、やがて知った真相に驚愕する。ジナイーダの恋する相手はウラジミールの父親だった。16歳の頃のウラジミールの回想録。ツルゲーネフ自身の体験をもとにした半自伝的小説。
  • 芭蕉
    -
    芭蕉の没年から一八〇年後の一八七四年に虚子が生まれた。本書は近代俳句の巨匠虚子が近世の巨人芭蕉の著作を論じる。まずは入門者向けに芭蕉の句を紹介、芭蕉の句を談林風の句(第一種類)、主観句(第二種類)、客観句(第三種類)に分け、時間軸に沿った芭蕉の作風の変化を分析し、さらに芭蕉と門人の俳句を評釈する。 各章の初出は明治三十六年から昭和十年にわたる。それぞれの章が書かれた時期が虚子にとってどのような時であったかを考えながら読むと興味深い。
  • 秘密
    3.0
    1巻110円 (税込)
    谷崎潤一郎のフェティシズム。「秘密」秘密の趣味は女装して町へ繰り出すこと。初めは恐る恐るだったがやがて優雅な仕草と美しい容貌に男も女も振り返るようになる。ある日劇場で妖艶な女が隣に座る。それは昔交際した女だった。その女にも秘密があった……。「少年」私の少年の頃の思い出。良家の息子の信一には腹違いの姉がいた。ガキ大将のはずの仙吉は姉弟には卑屈な態度で接していた。少年達の遊びはだんだんエスカレートしていった。「秘密」「少年」の2本収録。
  • 百日紅
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 蒲団・少女病
    -
    1巻220円 (税込)
    「蒲団」私小説の草分けとなった作品。妻子ある30代後半の文学者、竹中時雄。若くて美しい横山芳子という弟子を下宿させ、恋をしてしまう。しかし芳子に恋人ができると時雄は横恋慕し、別れさせるために故郷に帰してしまう。芳子が出て行った部屋で蒲団やら寝間着の彼女の匂いを嗅いで涙する。性欲と悲哀と絶望。「少女病」杉田古城は37歳の妻子ある会社員。元は文学者で大きな体と醜い容姿からは想像もできない繊細で美しい少女小説を書いていた。今は通勤電車や道で見掛ける女の子を観察しては空想に耽るのが至高の楽しみの毎日。ある日、すばらしく美しい少女に見とれてしまい満員電車から転落し事故死してしまう。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 冬を迎えようとして
    -
    1巻110円 (税込)
    若くして病死した女流作家。長い闘病生活や生への希望や喜び、遺された者たちへの思いを書いた作品が多い。「冬を迎えようとして」「響」「日の光を浴びて」の三話を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 丸の内
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 卍

    -
    1巻110円 (税込)
    園子は人妻でありながら、美しい光子を好きになってしまい、身体の関係を持ってしまう。女同士の禁断の恋。しかし光子には綿貫という性的不能な男が付きまとっていた。四人の男女が織りなす愛憎。同性愛であることを周囲にバラされ、関係が破綻するよりは心中を装い理解を得ようと画策する。そして思わぬ展開へと……。過去何度も映画化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • みだれ髪
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    与謝野晶子作の処女歌集。発刊後に鉄幹と結婚。鉄幹は既婚者であったが離婚して晶子と結婚する。女性の恋愛感情や官能をストレートに表現したものがあり、当時一大センセーションを起こした。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 【4冊 合本版】高浜虚子 俳論集
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    『俳句の作りよう』ホトトギス、ひいては今日の俳句界発展の礎となった、俳句実作入門の名著。 『俳句とはどんなものか』俳句にまつわる基本的な問題を、初心者に向けて丁寧に詳述した理論書。 『俳句はかく解しかく味わう』芭蕉・子規ほか46人200句あまりを鑑賞し、言葉に即して虚心に読み解く。 『進むべき俳句の道』計32名のホトトギス俳人たちの雑詠評を通し、ユニークな人物評と俳論を堪能できる名随筆。 ※本電子書籍は『俳句の作りよう』『俳句とはどんなものか』『俳句はかく解しかく味わう』『進むべき俳句の道』を1冊にまとめた合本版です。
  • 罠を跳び越える女
    -
    1巻110円 (税込)
    【矢田津世子】女性視点から書かれており、まさに女流作家と呼ばれるにふさわしい。川端康成から女優になるように勧められたほどの美貌の持ち主。文章力を兼ね備えた女流作家として人気を集めた。坂口安吾の恋人とされる。「茶粥の記」亭主に先立たれた妻と姑。亡夫は食通で通っていたが、ご馳走はほとんど食べたことがなかった。郷里への途中寄った温泉宿でこれからの姑との暮らしを思いやる。「凍雲」一度は結婚したものの親の反対で引き裂かれた夫婦。しかしお腹には赤ん坊が。何とか親を説得しようとする二人だが……。「反逆」夫に死別したお松は貧困で食うや食わずの生活だった。それを助けたのは教会の神父。しかしそれは単に利用されただけであった。しかしお松は娘の病気が神の奇跡で治ることを信じて……。「罠を跳び越える女」槙子は銀行の事務員。しかしある活動をしていた。それが上司にバレて勤めをエサに説得されるが……。たくましくしたたかに生きていく女性を描いた作品。文壇デビュー作。短編四本を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。

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