講談社 - 若冲作品一覧

  • ぜんぶ死神が無能なせい
    値引きあり
    2.0
    夜中に俺の部屋をノックしたのは自称「死神」を名乗る少女ラノ子。彼女いわくおれの余命はあと6時間。しかも手違いぃ!?どうやら《余生会》という謎の集会に参加できれば、俺の死は回避できるらしいのだが、その地図も手違いで闇の中へ。おい俺を助ける気無いだろ!?軽快なテンポで畳みかけてくるギャグの波。キミはこのテンションについてこれるか!? 第4回ラノベチャレンジカップ佳作受賞作!
  • 「自閉症」の時代
    3.8
    近年、「自閉症」について多くの書物が書かれ、論じられるようになっています。これは、21世紀になって突出してきた現象で、20世紀にはなかったものです。しかもこれは、日本に限った話ではないのです。 著者は、21世紀という時代の1つの特徴が、この「自閉的傾向」の突出化には現れているのではないかと考えています。その1例に伊藤若冲のブームがあります。前世紀まで若冲は「奇想の画家」として、美術史においてはアウトサイダー的な存在に過ぎませんでした。ところがその彼が、今では昨今の「日本美術ブーム」を引っ張る存在になっています。あるいは、『君の名は』『天気の子』が立て続けに大ヒットになったアニメ作家の新海誠。彼の作品もその「自閉症的」傾向が初期の段階からしばしば指摘されていました。 この2人に共通するのは、ディテールへの過剰なまでのこだわりです。それゆえに画面は異常なまでに高精密になり、と同時に非常にフラットなものになります。一言で言えば、非常にデジタルな感じがするのです。デジタルとは、完璧なコピーと同一なものの繰り返しが可能になる技術ですが、この「高精密」で「完璧に同一なもの」の繰り返しこそは、まさに自閉症者が大好きなものです。現代アートに革命を起こしたアンディー・ウォーホールを早い例として、「ミニマルアート」と呼ばれるものの現代美術、現代音楽における流行も、この同じ時代の「好み」に即したものなのではないでしょうか。 そしてこの時代精神をもっとも端的に表すのが、コンピュータの存在です。開発の祖に当たるチューリング、ノイマンから始まって、スティーブ・ジョブスやフェイスブックのザッカーバーグなど、IT、AIに関わる科学者、技術者に「自閉症的傾向」が強いことは、つとに指摘されている通りです。というか、そのような人たちの存在があってこそ、コンピュータ的なものは、ここまでの洗練を見たのです。いまや「デジタル的なもの」は、否応もなく21世紀人の感性の基盤になった感があります。とすればその底に自閉症的な美意識が伏在しているのは、むしろ当然ではないでしょうか。 本書は、上記の視点のもと、21世紀という時代そのものの「自閉症的傾向」を明らかにするものです。
  • 若冲
    4.0
    《動植綵絵》全30幅をはじめ有名作品を網羅した図版150点以上! 今回増補した《象と鯨図屏風》には文庫ならではの仕掛けが。若冲の魅力を世に知らしめた第一人者による伝記、画歴から画論、若冲派まで、一冊で丸ごと網羅。好きにならずにいられない、若冲の秘密に迫る作品解説。ファンにはうれしい印譜解説(新発見の印譜を増補)、年表まで、小さな判型にメガ盛「若冲」! (講談社学術文庫)
  • 十八世紀京都画壇 蕭白、若冲、応挙たちの世界
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    蕪村や応挙、若冲、蘆雪に蕭白。ほぼ同時期、同じ地に豊かな才能が輩出した。旧来の手法から抜けだし、己の個性を恃んで、奔放に新しい表現を打ちだす。十八世紀の京都は、まさにルネサンスの地であった。「奇想」の美術史家・辻惟雄は、彼らの作品に向き合い、多数の論考を遺している。それらを抜粋し、作品の解釈から時代背景や人物像にも迫ってゆく。あの時代の京都を、彩りをもって甦らせる試みである。
  • 日本のことばずかん はな
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    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 和歌や文学作品に登場する花にまつわる美しい日本語に伊藤若冲や葛飾北斎などの絵や美しい写真などが添えられた、 子どものことばの力を育てるシリーズの第二期が刊行します。 監修は国語辞典のレジェンド、37年間、辞書編集一筋の神永曉氏。 四季折々の花にまつわる俳句や和歌を集めたページや 「春の七草」と「秋の七草」を集めたページ、 ユニークななまえのついた花を紹介するページに 「花」が物語の重要なエッセンスとなっている文学作品『源氏物語』についてなど、 日本人が古来より慈しんできた「花」を言葉の面から捉えた一冊です。 そしてその言葉のイメージをさらに広げるビジュアルを厳選し、 美しい絵画や写真とともに紹介しております。 言葉を獲得することは、表現する力を大きく育むことにもつながります。 シリーズの第二期は、「花」「味」「いきもの」と3作刊行予定です。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 我れ、美に殉ず
    4.5
    狩野派を破門され、質朴なる農夫の絵を描き続けた孤高の絵師、久隅守景/狩野派に入門しながら吉原通いを好み、あげくに生類憐みの令で三宅島に島流しになった不遇の絵師、英一蝶/青物問屋の長男に生まれ若くして店を継ぐも、早々に隠居して生き物を描き続けるた博愛の画家、伊藤若冲/備前池田藩・支藩の大目付の役にありながら、風流の道に傾いて脱藩し、七弦琴と絵筆を手に諸国を放浪した文人画家、浦上玉堂/4人の生涯とは!

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