大澄剛のレビュー一覧

  • あさは、おはよう -大澄剛短編集-

    気持ちよく泣けるリアリティ。

    登場人物の一人ひとりのキャラが立っていて、人物全体を通すと「そんな奴おらんやろ」なのかもですが、それが嫌味な感じはなく、イキイキしているように思いました。落ち着いたトーンのヒューマンドラマが好きな人にはちょっと騒がしいのかもしれませんが。
    ただ、この作品の真骨頂は言動の端々に現れる、心を鷲掴みにさ...続きを読む
  • 家族ランドマーク
    よくある家族ドラマかと思いきや、番外編ではむしろその愛を批判めいた形で描いている。
    結局はポジティブな方向に落ち着くのだけど、これをわざわざ番外編として独立させているのは面白かった。
  • 千代に八千代に
    今回は双葉社から、学校で習う教科をテーマにした連作短篇集出来。過去2作の勢いとはまた趣を異にして、少し落ち着いた感じに。
    国語と手芸で、算数・理科・英語をうまくコーティングした優しい5話+後日談+読み切り2本。

    ジェニアロイドさんの装丁と相まって、温かな一冊に。
  • このゆびとまれ 2
  • このゆびとまれ 2
    2時間ドラマ撮影中の子役同士のアレコレが楽しい2巻。同じ子役が出てくると、恵那ちゃんの大人びた行動が際立つなぁ。相手が大人でもあれこれ考えて駆け引きするし。かと思えば誰も見ないところで浮かれたり落ち込んだりする。努力だって忘れない。そんなところに親近感が持てる。

    どこか抜けてる田代さん、ぶっ飛んだ...続きを読む
  • このゆびとまれ 1
     大澄先生久しぶりの単行本ということで購入。いろんな意味を含んで主人公藤江恵那に相応しいセリフがある「恐ろしい子っ・・・!」だ。

     プロの子役。主人公の藤江恵那は普通の子供でもなく、平凡な子役でもない。プロの子役です。自分に求められていることに全力で応え、最大級の仕事を発揮する。しっかり仕事をこな...続きを読む
  • 家族ランドマーク
    言いたいことを言ったり言えなかったり、そっと気を遣ったり、けんかしても口汚くののしっても、温かい言葉があっても、そこにはこの家族の日常がある。赤の他人どうしとはまた違う、家族独特のつながりが薫る。
    そんな、いい話だなと思っていたら、番外編の拾われた犬の話に少し驚いた。絆と絆しは表裏一体だと示すかのよ...続きを読む
  • 家族ランドマーク
    未レビュー消化。ひとつの家族のオムニバス形式作品。友達や家族との繋がり、距離感など大切なことを教えてくれる物語でした。泣く、笑う、怒る、色んな感情が爆発するかのように描写されているから感情移入もしやすかったです。大澄先生の作品もっと読みたいなー
  • 少年少女ランドマーク
    未レビュー消化。自分にとって信じるなにかを大切にできるか、人それぞれの大事なものの守り方、そういった要素を詰め込んだ作品。メッセージ性が高い分雰囲気重視だけどレンズ越しに人を捉える構図など面白い演出も多かったです。
  • 家族ランドマーク
    感情によって髪の毛が長くなる女の子がいる家族のはなし。
    一話一話で話がまとまっています。

    読後、さっぱりした気持ち。
  • 家族ランドマーク
    髪の毛が異常に伸びるのが早いお姉ちゃんがいても、フツーの家族でどこにでもあるような生活。髪の毛がももももももって伸びる擬音がツボでした。
  • てんてんてんかちゃん
    育児日記にしては絵が繊細というか線が多く、
    いわゆる育児マンガのゆるさはないですね。
    でも愛情があるんだろうなと感じます。
  • 木曜日のシェフレラ スクールカウンセラー五加木純架【電子単行本】 1
    主人公のスクールカウンセラーは、大事なことも言うので、そこは評価しますが、天然っぽい振舞いは幼く見えてイラッとします。
  • 木曜日のシェフレラ スクールカウンセラー五加木純架【分冊版】 1
    主人公の純粋さ?無邪気さ?の演出はちょっと好みではないですが、
    子供の抱えている悩みとかはぐっとくるものがありました。
  • 木曜日のシェフレラ スクールカウンセラー五加木純架【分冊版】 1
    スクールカウンセラーねー。週1度の出勤って、せめて週三日来ないと、子供たちの心のケアは難しそうだよねーまーうこぎ先生のように、ほんわか人を包み込むような柔軟性があれば、生徒だけではなく、先生や保護者も心開きやすそうではあるけれど。
  • このゆびとまれ 1
    えなちゃん、プロ意識はすごいし可愛いけど自分勝手すぎてイライラします。いくら子どもでも限度があるでしょ。本物の子役がこれだったら最悪ですね。
    でも不思議と続きは気になります
  • 千代に八千代に
    よく見る連作短編なのだが、ひとりとして悪人も駄目な人もいない、いわゆるやさしいせかい。
    絵柄もやさしい。
  • このゆびとまれ 3
    人気子役・恵那ちゃんの計算された表の顔。裏の葛藤がグイグイ読み進めたくなってしまう物語です(*´ω`*)物凄く腹黒な彼女なのに応援したくなってしまうキャラクター。
  • このゆびとまれ 3
    うむ。だんだんと面白くなってきました。
    基本、子役って好きじゃないんです。はらぐろいだろうなぁって思ったりちやほやされて育ったらいい子にはならないんじゃないかなぁとか勝手に思ったりしてます。
    この漫画の主人公がまさに腹黒いところはたくさんありますが、それ以上に努力して頑張ってる感じが読み取れます。
    ...続きを読む
  • このゆびとまれ 2
    新キャラも登場して充実の2巻。
    くやしがる恵那ちゃんにツンデレ恵那ちゃんがかわいい!

    松田さんが好きかも?!
    (やっぱり変わってるは僕。。。)