四大漫画家と言えば。
・手塚治虫
・石ノ森章太郎
・横山光輝
・藤子不二雄
と固く信じて疑わない僕ですが、異論はもちろん認めるどころか、他にもたくさん素晴らしい漫画家さんはいらっしゃいますので、なにも無理して三大とか四大とか決めるのも変な話なのですが、まあ、話題の導入ですので。
それぞれの漫画
...続きを読む家さんの作品群の中でも好きなものは多々あるのですが、今回は、横山光輝先生の作品について。
そもそも、「横山光輝と言えば、『三国志』」といわれるほどに、僕らの世代だと、一番の業績として挙げられるのはまず『三国志』なわけです。
鉄人28号とか、バビル2世とか、知ってはいるけどリアルタイムの読者でも視聴者でもなかったので。
そこに転機が訪れたのは、『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』という、OVAの存在。
「横山光輝祭り」とも言えるほどに、横山作品の登場人物たちが大挙して登場し、近未来の世界を舞台に暴れ回る傑作OVA。
そこから、「元ネタの作品を読みたい!」と思い、友人と一緒になって必死にかき集めて読んだ、『鉄人28号』、『伊賀の影丸』、『水滸伝』、『マーズ』、そして、『バビル2世』。
中でも、バビル2世と宿敵ヨミとの対決を描いた超長編『バビル2世』は、その続編『その名は101』も含めて、その面白さに心躍らせたものです。
「ロデム、ロプロス、ポセイドンのうち、しもべにするならどれがいい?」
という質問は、多くの人がロデムと答えるのは、まあ自明の理ですし僕もロデム好きですけど、ポセイドンも可愛いところあるんですよ。(海底にうつぶせに寝転んで、気泡がプクン……、と音を立ててるシーンは、可愛くてしょうがない)
そんな『バビル2世』が、まさかのリメイク復活。
しかも、40年前の横山光輝作品の、続編として。
漫画を描くは、その昔、ジャンプにて『柳生烈風剣連也』などを連載した、野口賢。(単行本全1巻、持ってます)
新たに描き起こされたバビル2世の、まあ、スタイリッシュでかっこいいことかっこいいこと。
物語は、そのかっちょいいバビル2世が、ロデムとともにアメリカ軍に宣戦布告するところから始まります。
バビル2世&三つのしもべvs超近代兵器。
新たなる、バビルの末裔の物語、お楽しみあれ。