田畑由秋のレビュー一覧
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医学生時代のブラッジャック。時代設定も合わせてある。ちゃんと教訓を得て本編に繋がるところが良いですね。Posted by ブクログ
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学生運動がテーマになると急に入り込むというか、トーンが変わるのが気になる。
前巻まで読者の声を上手に聞いてバランスを取っている印象(過度な政治的メッセージやBL要素が減り、昭和史とBJ前史、手塚的スターシステムがうまく融合している)だったのだが。Posted by ブクログ -
" 「こんな夜中に忙しそうですね」
「僕には寝てる暇などありませんよ
時間がないんですっ」
「はぁ…」"[p.49]
間黒男が漫画家に会うシーンがとても良い。Posted by ブクログ -
"「…先生の言うように 社会に制裁を求めるのは無理だとわかりましたよ
ならば
俺がやるしかないでしょう」"[p.57]
アニメ化ということで。
漫画にちょくちょく入ってるほんとに手塚さんっぽい息の抜けた絵柄とかが反映されるといいなぁとぼんやり思ったり。
百鬼丸のシーンでどきどきした。どろろ好き。
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なぜあえてこのエピソードをwいや、印象深いエピソードではあったんですが。
ペケロッパカルトやサイバーゴス、ネオサイタマの風俗描写が満載で、その点で満足であります。Posted by ブクログ -
“「俺の名は伴俊作
どんな難事件もサラリと解決してしまうウルトラスーパー刑事なのだ!!
そして人はワタシのことを愛をこめてヒゲオヤジと呼ぶ!」”[P.28]
どろろもヒゲオヤジも好きなので今巻ちょっと楽しい。
"「間くん きみは…
もし自分の母をあんな身体にした犯人がわかったら法に裁きを委ねるの...続きを読むPosted by ブクログ -
『囚われの間に』
そういうオチか~!てなった。
1970年には研修医だったクロオが1971年には既に闇社会でも挫折していた。1970年に何があったのか気になる。
そして、70年を期に、クロオさんだんだん眉毛太くなっていくんですね。
『今日はスペシャルDAY』
貧乏学生の食事事情。
シリアス編とのこ...続きを読むPosted by ブクログ -
『ホアの日記』
ベトナムでのキリーの奮闘。
キリー(キリコ)は心に深い傷を負うけれど、まだ心は折れていない。ということはこれから先、もっと絶望するような悲劇が起こるってことだろうか……Posted by ブクログ -
『苦痛なき革命』
先天性無痛症の黒人解放運動家の話。にかこつけて、この話の重要人物は、ベトナム戦争帰りのトミーと、元ナチスの科学者リーゼンバーグ教授。この辺の独自解釈とクロスオーバーぶり面白いなぁ。七色インコ読みたくなった。Posted by ブクログ -
1968年当時の日本の社会情勢をバックに、医大生だった間黒男がどう生きたかをつづる構成はおもしろいし、ところどころに出てくる手塚キャラにもニヤッとする。
でもちょっと漫画がこなれてない感というか、ちょっとぎこちない感じがあるのが気になる。同人誌を読んでるみたい。Posted by ブクログ -
“「ン?ン?誰だ なぜ寝ている 病人か?」
「ノンノン 体力の温存のためさ
こちとら2週間もろくなもの食ってないんだ」
「……………ドワーフか?トールキンか?」
「人間だよ!!」”
キリコと薮さんの会話面白かった。
“「それでもおれは人をなおすっ
医者として生きるために!!」”[P.172]Posted by ブクログ -
完璧なコミカライズといった印象だったけど、原作よりもドギツくてこってり風味かもしれない余湖田畑版忍殺。それと打って変わって、ヤモトさんあたりの夢見る少女のような作画も面白い。もう原作のテキストを無視して演出するくらいでいいのかもしれないwPosted by ブクログ
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“ヘンリー・Mは新たな記憶を持つことができなくなってしまったのだ
熟睡するとその日起きたことをすっかり忘れてしまう
「手術以降彼は施設で同じ一日を死ぬまで繰り返すことになった
今のハザマ・クロオもまるきり同じさ」”
美味しそうにボンカレーを食べる先生がかわいい。
“『間青年のいつもの朝食はチキン...続きを読むPosted by ブクログ -
意外と、忍殺導入編としてピッタリのエピソードでしたね。
テンポ、迫力重視の作劇が漫画独特の味を出していて良い。Posted by ブクログ -
“「じゃあ お前が最初の車椅子医師になれッ!!」
「…なんだよ…そりゃ…」
「何って…あー…ほら………」
「…どうせまた考えもしないで言ったんだろ
矢島…おまえさんはやっぱり 見た目どおりのアホですなあ」”
体内にメスの話は原作にもあったはず。あの話好きなので嬉しい。
“だが間くんは死ななかった...続きを読むPosted by ブクログ -
手塚治虫の伝説的医療漫画ブラック・ジャックの若かりし頃を描いたスピンオフ作品。
ブラック・ジャックや、ドクター・キリコなどの隠された人となりが分かる話が満載。ブラック・ジャックに比べ、医療要素よりも人間ドラマにフォーカスを当てている印象。
また手塚治虫さん特有のスターシステムも継承しており、ブラ...続きを読むPosted by ブクログ -
まさか、大好きな『七色いんこ』が後編で持ってこられるとは思ってもいなかった。おかげで株急上昇、加えていままでのヴェトナムなどの陰鬱とした部分から離れてインターン時代、凄腕の医者のわざを盗み褒められるなどの大成功をおさめるイケメンブラック・ジャックのお話です。
御陰様で『どろろ』からちまちまと読み...続きを読むPosted by ブクログ -
“「しかし今週は日本人とよく会うな…
交換会でDr.山田野と そしてオペの助手を務めてもらった青年か
顔の大きな手術跡が特徴だったな
それよりも手際の良さが素晴らしくて忘れようと思っても忘れられない
…ほら 噂をすれば彼だ」”[P.61]
大熊さんの描くいんこが見れて嬉しい。
思わぬ他作品とのつな...続きを読むPosted by ブクログ -
手塚先生がいなくなったいま、ホンモノかどうかを議論する意義があるかどうかはさておくもの。
(『どろろ・梵』とか。あれは絵柄とかいろいろツッコミどころも多かったけれど個人的に好きなシーンもあったので微妙にw許容範囲)
手塚先生のほかの作品に出てくるキャラクターもちらちら出てくるので、此処のひとはあ...続きを読むPosted by ブクログ -
“「よけいな心配さすなって言ってんだよ おれの患者だぞ」
「そんなへまするものか なんせ俺の患者だからな」
「バカいえおれの患者だ」
「いいやれの患者だね」
俺達の患者だ 必ず救う!!”[P.93]
BJ先生格好いい超格好良い。
そしてキリコにビックリ。
女性を守る話は原作の方に確かあったっけな。...続きを読むPosted by ブクログ