L・M・オルコットのレビュー一覧

  • 続 若草物語
    原題はGood Wives
    前作の若草物語で少女だった四姉妹が結婚や恋愛を経て大人になっていくのが切なくもあり感慨深くもある。
    メグとジョーが互いに異なる結婚観について語り合うあとにローリーがエイミーを連れて帰ってきて、屋根裏でジョーと会話するシーン。ここの台詞があまりにもあっさりしすぎてて、作者の...続きを読む
  • 第四 若草物語
    外国の小説に慣れてる私でも、第4は登場人物が多くて、前に戻って確認したりした。
    このシリーズは堅苦しさや説教臭さはあるけれど、これだけ多くの登場人物のキャラ設定、一つ一つの章に起伏があってドラマがあって、この作者のストーリーテラーとしての才能が秀逸だと思う。特に第3以降の子ども達が、とても魅力的で楽...続きを読む
  • 若草物語
    姉妹があまりにも良い子なのに驚愕する。自分にもこういうお話を素直に受け止めてた時代があったんだな‥‥としみじみ感じる。当時ベスに憧れたけど、今読むと、いい子過ぎて現実離れした感じがある。でも、小公女や若草物語のような模範的な少女達に素直に共感出来るって素晴らしい事だと思う。

    最近は個性とか自己主張...続きを読む
  • 若草物語
    子供時代に読んだ感激に思いをはせてというか、
    子育ての悩み多い娘に何か言えるかもしれないと、心の隅にあったかもしれない。

    娘も3人娘を育てているし、この物語のマーチ家も4人姉妹、
    父親は南北戦争に出兵で留守、この物語全体に登場も少ない、影が薄い。
    娘のところも何故かパパの影が薄い、一般的に...続きを読む
  • 若草物語
    赤毛のアンや、大草原の小さな家と比べると、人間関係が主のように思える。自然の恵みや脅威的なものはないけれど、虚栄心の話や、命に関わる病気のそれぞれ姉妹の後悔する心情など身近で、彼女たちの行方を応援したくなるような気持ちになった。
    次巻のあらすじでネタバレを知ってしまい、悲しくて続きは手を出しにくい。
  • 新訳 若草物語
    お姉さんのメグ、読書が好きなおてんば娘ジョー、内気だけど心優しいベス、おしゃまな絵描きさんの末っ子エイミー。お父さんは従軍牧師として戦地へ行ってしまって、マーチ家には四姉妹とお母さんだけ。だけどある日、隣のお屋敷に住んでいる寂しそうな男の子・ローリーと友達になって――クリスマスから始まる、マーチ家と...続きを読む
  • 若草物語
    なかなか面白かったー。
    Wikiで登場人物のネタバレを見てしまうほど(笑)。
    誰がどうなるかはもう知ってしまったけど、そのうち続きを読んでもいいなぁ。
    覚えてるかどうかは知らない(笑)。
  • 若草物語
    昔アニメで見たジョーはカッコイイお姉さん。今見たらとても家族思いの可愛い女の子でした。懐かしく優しい気持ちになりますね。
  • 若草物語
    子供の時アニメや簡易な子供向けの本を読んであらすじはなんとなくは知ってました。ちゃんと読んでどういういきさつで話が進み、覚えているエピソードとどうつながるのか理解できました。子供の時、こういう姉妹がいっぱいいるかんじに憧れてました。
  • 100年後も読まれる名作(4) 怪人二十面相と少年探偵団
    「小林少年が小学生」という設定に!
    昔のポプラ社版では、車の運転もする猛者だったが。明智先生も若くて誰?状態。ビックリ連続。
  • 100年後も読まれる名作(9) 若草物語
    芦田愛菜ちゃんおすすめの本だったので手に取りました。
    イラストがまず可愛い。
    そして児童書なのでサクッと読めてよかった。
    若草物語自体は読んだことがなかったけど素敵な4姉妹のお話でした。
    それぞれ性格も違くて実際兄弟姉妹が沢山いたら賑やかで楽しいんだろうなと思う。
    私はジョーが1番好き。思いやりがあ...続きを読む
  • 続 若草物語
    ジョーが結婚するのがどうしても受け入れられない
    ベスの死も
    エミリーとローリーの結婚も
    メグの幸せの価値観も 受け入れられない
    どうしても好きになれない続編
    まあ人生そうそう上手くいかないってことですよね
    ジョーのモデルである作者が生涯未婚らしくて救われた
  • 若草物語
    小さい頃に絵本で読んだ「若草物語」。
    当たり前だけど、絵本よりも長い。
    こんなストーリーだったけ?と思うところやこんな登場人物いたっけ?と思うところもあったけど、きちんと読めてよかったです。
    私はベス派。
  • 第三 若草物語
    プラムフィールドの少年少女達が可愛くて生き生きしていて、それぞれ個性が際立っている。
    最後は少し出来すぎてる感じがするけど、理想の教育とは何か?理想の家庭とは何か?を考えさせられた。
  • 続 若草物語
    前作と比べてエイミーが凄く成長した。出だしはまだ、わがままなエイミーが顔を出していたけど、名実共に貴婦人へと変化した。

    少々説教臭く、好い人ばかりで最後は申し分なく終わるのだけど、子ども達や若い人達に、こういった作品に触れる機会をもってほしいと密かに願う。
  • 若草物語
    最初の読み始めでは、なんとこんな地味なことで喜んで、スマホもネットもないのに、すごいわー、とか思っていたのもつかの間。やっぱりつまらんのよなぁ、とそこは今の時代と大差なくやる気なく投げ出してみたり、でも最後にはしっかり頑張ってみたりするところが胡散臭い。昔の小説っぽい。そこはしょせん、貧乏だとか言い...続きを読む
  • 新訳 若草物語
    とても軽く、リズムよく読めるように訳されていると思います。つばさ文庫を愛読している人ならば、いつものように読めると思います。
    しかし、本当の作品の「半分」の長さになっているので、この本が「本当の若草物語」だとは思わないで欲しいと思います。少しずつ翻訳作品や、長い作品に慣れてきたら、ぜひ「完訳」されて...続きを読む
  • 続 若草物語
    高校時に担任の先生からいただいた。続編があるとは知らなかったもので。
    ローリーとジョーはくっつくもんだと信じて疑わなかった私に先生は優しく、『まぁ読んでごらん』と言ったのであった。

    オルコット氏に100年越しの手酷い裏切りを受け読み終わった後はしばし放心状態。すぐさま先生へ手紙をしたためた。


    ...続きを読む
  • 若草物語
    面白いですね。四姉妹のそれぞれにハッキリした性格の違いがあって、時には衝突もするけど、反省を繰り返して成長していく。物語の中でも時間が流れていて、主人公たちがちゃんと生きているんだって感じさせてくれます。古いものだけど、今でも読み返されているのは、それだけ魅力があるって事でしょうね。
  • 若草物語
    いい娘になるには。レディーらしく。いつも良いLittle women であるために。とてもクラシックな印象を受けるこの本だけど、今日まで世界中の女の子たちから読まれているのは、四人の姉妹たちの若草のように瑞々しい毎日が、とても魅力的で、今の世代の人たちともたくさんの共通点をもつからだと思った。毎日が...続きを読む