一田和樹のレビュー一覧
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つまらなくはないけど…
あとがきで作者自ら書いているように、読者を楽しませようというよりは、自分が書きたいものを書いた感が強く感じられた本。
そのためか、ところどころ都合の良い展開に思えてしまった点が気になって…
高野肇がラスクに加入する理由や、安倍響子と肇が惹かれ合うきっかけ…ってそもそもあ...続きを読むPosted by ブクログ -
話しとしてはなかなか面白いのですけど、ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞した「檻の中の少女」とよく似た「自殺幇助サイト」がベースであるという点はマイナス要因じゃないかなと思います。「少女」シリーズ同様、こちらも続くそうです。Posted by ブクログ
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201X年「キリストゲーム」とよばれるゲームが若者の間で流行する。
「導き手」のためになる“何か”をした後、「救い主」が自殺する、というのがそのルール。
「導き手」と「救い主」が出会うためのネットサービス「法王庁」の参加者は百万人を超え、毎日数十人の「救い主」が自ら命を絶つ。
社会危機を打破するため...続きを読むPosted by ブクログ -
情報セキュリティ関連イベントで配布されていた本書。
セキュリティについて、一般人にもわかりやすく書かれているので、IT業界に身を置く人は一読をおすすめする。Posted by ブクログ -
自殺支援サイトをある事情で調査する主人公。その実態が徐々に明らかになる展開は面白いし、サイバーセキュリティを題材にしてるのも新鮮。最後に用意されてるどんでん返しもお見事!驚愕・狂気のエピローグはあまりにドロドロでちょっとひいた。Posted by ブクログ
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コンピュータのセキュリティ関係の仕事をなされている方が書かれた本ですので、個人情報が流出していくあたりにリアリティを感じてしまいます。
倫理的な問題は別として、賢い商売を考えたと思います。こんなのが現実として存在するのなら恐ろしいですが。Posted by ブクログ -
が一致しないとゾッとするには難しい。
怖いよりもどういう意味?ってなってしまうと考えるのに時間使って、この文章を読み解くのにこんな時間を…?その時間を使ったことにはゾッとしそうだけど…
良いところはタイトル通り指先、短いから隙間時間に読めるところ。
個人的に解説載ってた方が楽しめたのかな〜とは思った...続きを読む