武漢病毒襲来

武漢病毒襲来

1,900円 (税込)

9pt

4.0

妻子の待つ武漢へ、新型肺炎が蔓延し封鎖された中国をゆく男の決死行。
中国からの亡命を余儀なくされた作家が放つ渾身のコロナ文学。

本書は2通りの読み方ができます。まず、新型コロナ発生源となった中国で何が起きていたかを描くものとして――
反骨の亡命文学者が、コロナ禍下の民衆の悲劇と、それを隠蔽する国家の罪を暴く告発の書として。そしてまた、
いち早くコロナ禍に正面から挑んだ現代小説として――封鎖された大地を旅する艾丁を通じて、現在の「中国」が、
スリリングに、ときに大らかに描かれてゆきます。病毒の街・武漢で、艾丁を待ちうける運命とは……。

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武漢病毒襲来 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    どこまでがリアルで、どこまでが虚構なのか。実在する人物、事件を散りばめながら、その境界線を曖昧にし、臨場感を煽る。しかし、読み手はスッキリとノンフィクションとして受け止められないため、何を信じれば良いか、後味の悪い読後感を引きずる。人は、信じたいものを信じる。作者の思想を混ぜながら、あくまで小説とい

    0
    2022年11月15日

    Posted by ブクログ

    小説としては正直読みづらいと感じる。今のある程度コロナウイルスが制御されてきたような時期から見るとここで書かれる武漢の状況そのものがデマのように感じてしまいそうになるけど、ここに書かれていることはそれなりの真実を写しているのだろう。そしてコロナウイルスの有無に関わらず中国共産党の抑圧的な社会で生きる

    0
    2021年10月24日

武漢病毒襲来 の詳細情報

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