さよなら、ムッシュ

さよなら、ムッシュ

726円 (税込)

3pt

4.6

20年間しゃべり続けるコアラのぬいぐるみ。

小さな出版社で校正の仕事をしている森星太朗は、幼いころ他界した作家で母の文子が残してくれたコアラのぬいぐるみを大事にしていた。
ムッシュ、と名付けられたそのぬいぐるみは、母が亡くなったその日、なんと突然しゃべりだし、以来、無二の親友になっていた(もちろん、世間には内緒のままにして)。
そんなある日、しゃっくりがとまらなくなった星太朗は、自分が母と同じ死に至る病に罹っていることを知ってしまう。ムッシュは、星太朗に思いがけないある提案をした。
温かで、名付けようのない思いに満たされる感動作。

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さよなら、ムッシュ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ムッシュが堪らなく可愛過ぎる。
    昔の曲が大好きで家の中で熱唱したり、本が好きで物知りなのに、ちょっとおバカなところもあって、そして何より星太郎が大好き。
    個人的には、体をあわわわとされるところがお気に入り。

    星太郎が一番辛い時にそばにいてくれ、家族として、友達として、星太郎と一緒に過ごしてきた。

    0
    2023年12月30日

    Posted by ブクログ

    最近読んだ本で1番泣いた本

    設定はかなりファンタジーで子供向け感はあるけど、ムッシュが偶に言うセリフが刺さってよかった。
    死ぬまでにしたいことを考えるきっかけになった

    0
    2022年09月19日

    Posted by ブクログ

    あまりにもスッと内容が入ってきて読みやすいので一気読みしてしまったけど、じっくりと噛み締めて読みたい小説。

    0
    2022年02月01日

    Posted by ブクログ

    「ヌイグルミと会話する」そんな設定に惹かれ手に取りました。
    優しくて切なくて愛おしい作品。ファンタジー要素のあるこの世界観、個人的に大好きです。

    幼くして母を亡くした日、初めてしゃべり出したムッシュと親友になった星太朗。もちろん周りにはヒミツ。
    二人の会話にほっこり和みつつも、因果を感じる展開に悲

    0
    2021年11月11日

    Posted by ブクログ

    森星太朗とムッシュの叶えられた夢の一つに私も参加できた事を嬉しく思う。読者みんなで星太朗の部屋に大きな花まるを付けに行きたい。

    子どもにも読んで欲しいなと思った本。

    0
    2022年07月23日

    Posted by ブクログ

    ムッシュ、いいなぁ。私にも、ムッシュのような友達がいたらなって思いつつ、
    星太朗とムッシュの会話が、淡々としていて面白くて、自分も混ざりたくなりました。

    0
    2023年03月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     母が亡くなったその日に、突然喋りだしたコアラのぬいぐるみのムッシュ。そのぬいぐるみは、母が自分の余命を知って星太朗が寂しくないように作ったものだ。コアラは漢字で「子守熊」と書くらしい。星太朗が大人になった今でも、20年、ムッシュは話し続けている。

     ある日しゃっくりが止まらなくなったことをきっか

    0
    2022年01月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    明日は腫ぼったい目で過ごすことになります。
    自分の大事なぬいぐるみと重ね合わせてしまうと顔中洪水状態です。外で読まなくて本当に良かった。大変なことになるところだった。


    『さよなら、ムッシュ』
    安直な私はお話できるぬいぐるみであるムッシュとのお別れを魔女の宅急便でいうジジと会話出来なくなる的な形で

    0
    2021年10月05日

    ネタバレ 購入済み

    泣けて….….泣けて….….

    主人公が死ぬ!余命6ヶ月!
    途中で、どうしても、読み続けられなくなって、一度中断した….….3冊くらい他の本を、読んでから、やっぱり気になって、また戻ってきて、後は、一気に読んだ。物凄く感動したけど、物凄く泣けた。あんまり泣かされたので、星は、5じゃない。マイナス1。

    0
    2022年02月20日

さよなら、ムッシュ の詳細情報

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