双翼の日の丸エンジニア ゼロ戦と飛燕の遺伝子は消えず

戸津井康之

「未来技術遺産」に登録された『ミノルタα-7000』と、伝説のバイク『カワサキZ1』誕生の背景には、知られざる熱いドラマがあった。軍用機設計の巨匠から「負けじ魂」を受け継いだ2人の技術者が、世界を相手に挑み続けた姿を描くノンフィクション。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー
• 出版社: 学研
• ページ数: 384ページ
• 電子版発売日: 2021年08月13日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 14MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

日本の誇る零戦や飛燕を開発したエンジニアのDNAが、戦後、カワサキZ1やα-7000に引き継がれた、というモノガタリ。Z1もα-7000も日本の優れた技術力を示す”いかにも”なプロダクトなので、ストーリー的には美しいのだが、開発のエピソードがちょっと薄いのが残念。NHKの”プロジェクトX”のようなスパイスがあるともっと面白かったかも。