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ラビィ・ヒースフェンは、16歳のある日前世の記憶を取り戻した。今生きているのは、死ぬ前にプレイしていた乙女ゲームの世界。そして自分は、ヒロインのネルラをいじめまくった挙句、ゲームの途中であっさり処刑されてしまう悪役令嬢であることを。
しかし、真の悪役はネルラの方だった。幼い頃にかけられた隷従の魔法によって、ラビィは長年、嫌われ者の「鶏ガラ令嬢」になるよう操られていたのだ。
今ついにその魔法が解け、ラビィは自由の身となった。それをネルラに悟られることなく、処刑の運命を回避するために必要なのは「体力」――起死回生の作戦は、屋敷の厨房に忍び込み、「おかゆ」を作って食べることから始まった。
毎晩おかゆを食べ続け、徐々に回復してきたラビィ。彼女を蔑んできた弟のフェルや、形だけの許嫁である第一皇子のバルド、バルドの命令でラビィの監視をしていたサイなど、周囲の目も変わり始め――!?
タイトルのコミカルさとは裏腹な
とても骨太なストーリーと重い展開
舐めてはいけない。
唐突な急展開はあるものの
上手く伏線が回収される辺り
プロットも秀逸で面白い作品だと思います。
最後はなるほどメローバッドエンドとは...と思いました。悪役令嬢系もいろいろあるなぁと感心しましたし、最後までハラハラと楽しく読めました。
Posted by ブクログ 2021年08月08日
おかゆを食らう悪役令嬢って何ぞやと興味を引かれたので。
弱った体に流動食は確かに最強だ。
聖女かつ乙女ゲーヒロインのネルラが吐き気を催す邪悪っぷり。
主人公ラヴィの10年を思うと本当に心が痛む。
そもそもバッドエンドやビターエンドを楽しむ乙女ゲーだったみたいだから余計か。
折角ネルラの呪縛から逃れ...続きを読む
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