ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

1,320円 (税込)

6pt

「#検察庁法改正に抗議します」のTwitterデモ仕掛け人による、初の著作!


男性中心の広告業界でがむしゃらに働いてきた20代。
気が付けば、同世代の男性は結婚し、仕事でも飛躍している。
なのに自分は彼氏もできない。
焦って婚活したものの、高学歴・高所得・仕事での成功が壁となる。

容姿で判断されたり、会議で意見が通らなかったり、男性との賃金格差だったり、――なんだか辛くて生きにくい。


あるとき、その理由がわかった。
それは、女性がひとりで生きていくことが難しくなるように、男性に依存しなければいけないように、この社会が作られているからだった。

「…………ぜんぶ運命だったんかい」
「私の運命は、この社会の構造の上に敷かれたものだったんだ」


ひとりの女性がフェミニズム、そして社会活動に目覚めるまでを涙と笑いで綴るエッセイ集。



【もくじ】
■ おじさん社会と女子の青春
■ おじさん社会と婚活女子
■ おじさん社会の真実
■ おじさん社会からの脱落
■ おじさん社会への逆襲
■ 声を上げてみたくなったら
■ あとがき

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ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    高学歴で高収入な女性が男性社会を縮図にしたような男性優位な職場で色々な経験をして「生きていてごめんなさい」まで追い詰められていく様はとても辛く感じた。価値観の押し付けって怖い

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白かった。
    funnyでは無いけど、苦しくもない。

    今はただ、自分が抱えるなんとなくのモヤモヤを
    「これって何?」と言語化しているような感覚だけど、もう少し自分の気持ちが分かったら 色んな人と政治やフェミニズムについて、世間話のように軽やかに話してみたいな〜と思った。

    政治と社会への眼

    0
    2023年08月07日

    Posted by ブクログ

    刺さった。この人は、私だった。
    疑いもなく女性の役割を全うしてた時代、なんでジェンダーギャップ指数が低いのか疑問を感じた時代、知識を蓄えてる時代…
    いま、私にできることはなんだろう?
    笛美さんのように、パワーがなくても、いや、笛美さんもツイッターのトレンドになったのには特別なパワーを費やしていなく、

    0
    2023年07月05日

    Posted by ブクログ

    笛美について何も知らずに読み始めたが、手にとって良かった。女性である自分も、知らず知らずに女性蔑視をしていたことに気付かされた。悲しい。また、政治にもあまり関心がなかったが、危機感を持つことができた。一気に読めた。女性蔑視のない国に生まれて育つと、どういう精神状態になれるんだろうと羨ましく思う。

    0
    2022年10月03日

    Posted by ブクログ

    ぜんぶクソくらえと思った。

    私自身が幼い頃から思春期まで女の子らしくいないと価値がないと刷り込まれてきたことも、一生懸命に勉強していい大学に行って、いい会社に入って、いいお給料もらっても、子どもがいて、家事もできなきゃ、自分は足りない人間だと思い込んでしまっていたことも。

    悩んだって、もがいたっ

    0
    2022年10月07日

    Posted by ブクログ

    自分が生きていて感じたことがあるイヤだったこと、釈然としなかったこと。自分が持っている女性蔑視の部分に気付かされた。
    この本を教えてくれた友人に感謝する。
    そして、私も違う友人に薦めたい。

    0
    2022年05月09日

    Posted by ブクログ

    読めば読むほど、この内容の本が存在していることが奇跡に思えた。今まで見えていなかった・見ないようにしていた、自分の足元にあったたくさんの崖に気付かされた。おじさんの多い会社で働く自分にとってわかりすぎる内容もあり、読んでいてしんどいところもあって、思ったより読み切るのに時間がかかってしまった。
    「こ

    0
    2022年01月20日

    Posted by ブクログ

    45.

    2021年に読んだのに感想を書き忘れていた

    自分が今不安に思ってること、危機感を感じてること、変えたいと思ってること、全部書いてあってこれは私?となった。これ女性問題のコーナーに置いてあったけど全然違うよ、他国の民主主義には敏感でも自国の政治には鈍感な私たちが今読むべき本だった。読んでよ

    0
    2022年01月18日

    Posted by ブクログ

    この世は男の人が生きやすいようにできている。この数年で痛いくらい感じていました。フェミニズムは自尊心を取り戻す思想。それを奪おうとする方が過激じゃない?

    0
    2021年12月01日

    Posted by ブクログ

    わたしのような一人で生き抜く収入のあるアラサーには、響きすぎました。。

    小さい頃、女の人は、ママになるかママにならないか、フルタイムかパートタイムか専業主婦か、選べるものだと思っていました。
    今、この国が求めているのは、家事をこなしつつ、夫の稼ぎを超えない範囲で働き、子どもを2人以上産んで育てられ

    0
    2021年11月15日

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