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SNS上で大反響のエッセイ、待望の書籍化。
「note」での掲載が大反響を呼んだ壮絶なノンフィクション、待望の書籍化。
2019年1月。私は、古い友人のひとりを失った。
友人は突然、自らの意思で死を選んだのだ。
彼は私の大切な友人でもあり、私のはじめての恋人でもあった__
声優・浅野真澄が体験した、大切な人の「自死」。
大切な人を失って初めてわかる、大きな悲しみと日々の「気づき」。
遺書にあった自らに向けたメッセージ、告別式、初めての「遺品整理ハイ」…そして「君」を失った悲しみの中で見つけた一つの光。
『誤解を恐れずに言ってしまうけど、君を失って、私はひとつ、大きなものを得ました。それは、自分を自分のままでいいと思える強さです』
『たった一つのものさしで自分を測ることに、意味なんてない』
『君がそこにいてくれることが、すべてでした。君の存在そのもので、私はどこまでも満ち足りた気持ちになったのです』
あまりにも突然で悲しい出来事を経た「遺された人々」のその想いを、逝ってしまった「君」への手紙の形で綴ります。
日々悲しみの中にいるあなたにこそ読んでほしい、大切な人へ向けた祈りに満ちたノンフィクション随想録。
※この作品はカラーが含まれます。
Posted by ブクログ 2022年05月23日
あさのさんの心情や、残されたご家族のことに思いを馳せては、ぐしゃぐしゃに泣きました。
いつかは誰もが亡くなるし、その度にそれぞれが悲しみに沈むけど、それでも生きていくためには、を、この本を読んで考えました。私の場合、家族と別れればひとりぼっちですが、一人で抱え込まないこと…友人やお医者さまにときに...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月01日
わたしも大事な大事な友人に手紙を
書きたくなった。
あさのさんが綴った言葉も
もしかしたら
吐き出したに近いかもしれない言葉も
その1つ1つが
ずしんと重く重く響いていく。
でもそれは、決して苦しいものじゃなくて
わたしの中でぐるぐる回る
沢山の感情と思いが
いいんだよ、それで
そう肯定されている...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月10日
大切な友人へ向けた手紙はとても優しい言葉で綴られていました。お友達が魅力溢れる素敵な方だなと文章から伝わってきます。そんな人でも自死を選んでしまう、人の幸せは他人が判断できるものではないのだと感じました。残されたものはただ今まで通り、でも今までとは少し違う形で日常を過ごしていくしかないというのが悲し...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月01日
本で読んで、自分はよかったと思う。
鬱で心療内科に10年以上かかっていたから、読んでどうにかなることもない。
著者のしたスマホのメモを全て転送したことは、彼との関係性によるものではないのかな、とても感じた。
身内をあっという間に失った自分は、交友関係も含め、全くわからなかった。
だから読んでごめん...続きを読む
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