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「生徒会長はなぜ男子が多いの?」「女の子が黒いランドセルってダメ?」「理系に進みたいのに親がダメっていう」等々.女の子たちが日常的に抱くモヤモヤや疑問に上野先生が全力で答えます.社会に潜む差別や刷りこまれた価値観を洗い出し,一人一人が自分らしい選択をする力,知恵や感性を磨くための1冊.
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Posted by ブクログ
"女性である"というだけで直面する理不尽で不可解な境遇を、なるべくポップに親しみやすい言葉で教えてくれる本です。女性として日本で生きていて日々感じる違和感や不満は、正当な不満だよと勇気付けられた気がします。
性別に関する日々のもやもやを感じている女性にとって、勇気と知識を与えてくれる本だと思う。 学生向けの親しい語り口で分かりやすく、社会人としで読んでも大変読み応えのある内容だった。 家庭で、恋愛関係で、社会人として、、など、あらゆる場面に根付いている女性の生きづらさに関して、日本の女性学のパ...続きを読むイオニアである著者が鋭い切り口で分析して下さる様は痛快で、心地が良かった。 2019年度の東大入学式の祝辞に関しても文字起こしがあり、嬉しかった。 著者の弱者へのやさしさ、差別に立ち向かう姿勢が端々から感じられ、大変勇気を頂いた。
これは女の子に贈る本。の前に、男の子に贈る本。 それから女の子に贈る本。 この男尊女卑な世の中で、勇気をくれる本、たくさんあるんですね。 近くにはいないんだけど、一人じゃないって思えます。
正直、「あーまだこんな話しなきゃいけない社会なのね」と大人はがっかりしちゃう本。でも、手渡して若い世代に疑問を持って欲しい。何より、「がっかり」と言いながらスッキリもする。個人的には、上野先生の言葉遣いが苦手で敬遠してきたところがあり、今回もそういう部分は否定できないのだけれど、それ以上に「大事なこ...続きを読むと」しか書いていない。早くこの本が「歴史的史料」になりますように!
10代から知りたい日頃のモヤモヤ、フェミニズムの歴史などなど上野先生節が聞いた言葉たちで丁寧かつばっさり語ってくれているのがほんとにスッキリする、かっこいい、憧れる……
数年前から上野千鶴子さんの著書がずっと気になるも、購入及び完読は今回が初。 子どもの本専門店で自分向けに購入。 (25歳前後のムスメが2人いるがまったく読書をしないので) そもそも【ティーン向け】の著書だと読書を進めている時に気づいた次第。 【岩波ジュニア新書】発刊なのに(笑) これは無理強いで...続きを読むも25歳前後(未婚)のムスメ達に読ませたい本。 (著者の造語でもある)クソバイスを強いられつつ育てられた自分。 母を反面教師にし「女の子だから◯◯〜べき」を一切口にすることなく育てるも義母も実母ほどではないが嫁(自分)と孫にクソバイス。 著者も同年代なのに、考え方や小気味よい文章が若々しく共感することばかり。 その中でも 【オレサマ•アイデンティティ】 【パートナーの呼び名について】 【情報はノイズから発生。ノイズのないところに情報は生まれない。ノイズはシステムシステムの間に発生 ∴1つのシステムの中に安住していると情報は発生しない】 →【違うシステムが接触することによってイノベーション(革新)が起きる】 「人生の最後に「あ〜生きててよかった、おもしろかった」って言えるように】(読者にもそう言ってほしい願い) まだまだ数えきれないが特に共感した部分。 今後も上野千鶴子さんの著書を購入して読んで更に自分らしく、少しカッコよく生きたい☆ ムスメにも、是非そんな生き方を望む。 2022,8,12〜9,5 5時間45分 東京都北区 青猫書房にて購入
ジュニア新書というだけあって、比較的わかりやすい言葉でとっつきやすく身近に感じられるような口調で質問とそれに対する上野さんの回答が進んでいき、とても読みやすかった いくつかの質問では、それは質問内容からは決めつけられないのでは?と少し思うような場面もあったが、本に書かれていないだけ(あるいは本文では...続きを読む端的にされた質問に書き換えられているだけ)で上野さんが回答を書かれるときにはもっと詳細な情報や背景があったのかと思えば腑に落ちるものばかりでもあった 学校、家、恋愛、社会、と段階を踏んでいったのも想定される読者の年齢に合わせたいい工夫だと思ったし、実際大人の読者にとっても興味深い視点の広がりになっていると思う 特にプロローグ(ご挨拶?)と話題になった東大入学式での祝辞がよかった。質問を読み進めたその先に読む、祝辞は、その当時読んだ時よりもずっと胸に刺さった この本が自分の中学高校(大学でもいい)時代にあったらよかったのに、と思ったし、 この本にたくさんのもやもやを意識し始めた小学生、中学生、高校生が出会って欲しいと強く思った 『フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想ではありません。フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。』 この言葉を胸に、これまで以上にフェミニズムを学んで、自分なりに解釈して、フェミニストを胸を張って名乗っていきたいと思った
大学まで男女平等風な世界で生きてきて、こんなにも男女格差があるって社会人になるまで気付かなかった。でも実はたくさんの不平等が散らばってたんだよね。たくさんの女子達が10代のうちにこの本を読んで、生き方の選択肢が広がればいいな。
社会人になったからこそ分かることがたくさん。これまでのもやもやした思いを上野千鶴子さんが上手に言語化してくださったな、という印象。 某上司のあれやこれやのお言葉は、やっぱりセクハラパワハラでしかなかったんだな、と思わせてくれた一冊。
上野千鶴子が好きなんだけど、上野さんが認める女性は私とは違う、と勝手に劣等感を抱いていた。あと、フェミニズムって怖そうとか(笑) でもこれを読んで、上野さんの目指すものが少し理解できた気がする。それがとても優しく自由なものであることが。 「フェミニズムの基本のきは、女らしさ/男らしさに縛られたくな...続きを読むい、自由に生きたいってこと」p177 「弱者が強者になりたい思想じゃない、弱者が弱者のまま尊重されることを求める思想」p178 女性学、ジェンダー研究など新たな学問を切り拓いてきた上野さんが説く、その自由で柔軟な思想は、今世界が直面している困難にも考え方のヒントをくれそう。 「予測不可能な世界には、これまでの前列や慣行が役に立ちません。見たこともない現実に立ち向かって、答えのない問いにとりくまなければならないのです。そういうときに必要なのは、複数のシステムが出会うこと、いくつものシステムに足をかけること、違うシステムを積極的に受け入れること」p191 その「システム」を「渡り歩いている」p191 のが、家事育児仕事を同時にこなしてきた女性だと。 「違うシステムが接触することで、それまでにないイノベーション(革新)が起きる」p192 「システムの中でノイズ(情報の素)を起こして~ノイズを受け入れ、ノイズを楽しみ、共に成長できる仲間たちを見つけて」p194 と、上野さんは若い世代に訴えかける。「人生の最後に...あ~、生きててよかった、おもしろかった、って言えるように」p195 フェミニズムって、権力を持った人(男女問わず)が弱い立場の人を利用し、虐げてきた歴史・現状にノーを言うことだった。 「わたしたちが弱者として生まれ、弱者として死んでいくことを忘れないようにしましょう。そういう大事なことを教えてくれるのがフェミニズムです。そしてそれを実現するためにあるのが、男女平等です。」p197 最後に収録されている「東大入学式祝辞」では、弱い立場の人たちに寄り添う上野さんの思いが伝わってきて、読んでいて胸がいっぱいになって、自分が入学するわけでもないのに泣けてしまった(笑) タイトルは「女の子はどう生きるか」だけど、おばちゃんも十分励まされて、上野さんがますます好きになりました。 これからの自分がイノベーションを起こせるとは思えないんだけど、ノイズを楽しむくらいはできそうな気がする。
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