目が覚めると百年後の後宮でした～後宮侍女紅玉～

藍川竜樹

虐めあり、陰謀あり、呪いあり、鍋会あり、淡い恋あり!?
猪突猛進、後宮侍女のパワフル奮闘記

皇后の侍女として楽しい後宮生活を送っていた林杏。春節を祝う宴の中、新築の楼に足を踏み入れた途端、呪によって百年の眠りについてしまい──目覚めたのは許婚にそっくりの美形男子の腕の中!? その彼、彩楚峻の叔母である後宮妃のもと、紅玉と名を変え再び後宮侍女として仕えることに。同僚侍女や下っ端宦官を仲間にし、楚峻や皇帝まで巻き込みながら、過去の知識と持ち前の生活力で、百年続く陰謀に戦いを挑む！

装画・新井テル子

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: 二見書房
• 掲載誌・レーベル: 二見サラ文庫
• シリーズ: 目が覚めると百年後の後宮でしたシリーズ
• ページ数: 328ページ
• 電子版発売日: 2021年07月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 7MB

[みーお · ★★★☆☆]

不完全燃焼かな

好みだと思いますが・・・この作家さんの物語の終わらせ方に若干う～ん。ちゃんと相関図まであるのにもったいないと思います。

１００年後の世界に飛ばされて目覚めても後宮から出られない設定、までは面白かったんですが。

紅玉のために、皇帝との関係をキレイに仕上げてほしいな～とモヤモヤする最終章でした。

かなり残念。

＃じれったい

[ブクログ · ★★★★★]

面白かった‼️
呪術によって眠らされた林杏
百年後の後宮に居場所は確保したものの、主に降りかかる濡れ衣や虐めに対抗するうち、自身に起こった謎と罠そして真実に辿り着く百年に渡る宮廷劇

侍女としてソツのない能力発揮描写に特化していて、華流宮廷ドラマのような機転と、一歩、一言を間違えば死、という緊張感のある展開に面白さ炸裂でした

[ブクログ · ★★★★☆]

痛快系のお話かと思ったけど、予想よりどろどろと陰謀が渦巻いてた。
でも周りにちゃんと善良な人達がいて救われる。