ネトフリなどでヒットした韓国、日本、アメリカ・ヨーロッパのドラマに分けてジェンダーをどのように捉えているのかを分析した本。
韓国ドラマは愛の不時着やスカイキャッスル、よくおごってくれるきれいなお姉さんなど大ヒット作品ばかりでとても読みやすかった。警察官や軍に所属しているけど家ではケアしてくれる側にいる男性像を描いているということを作者は書いており、確かに良いギャップを作っていて多くの視聴者を惹きつけているのだろうとすごく納得した。
日本のドラマではきのう何食べた?は観ないと!という気持ちになったが、まだまだ作者の納得するレベルのドラマは無いのだろうと予想したが、ゆっくりちょっとずつ増えたら良いなと思った。
アメリカやヨーロッパのドラマで観たいなと思ったのはthe handmaids tale は本を読みたいなと思ったのとthe good fight とbig little lies も面白そうだなと感じた。
やはり文化の違いにより家族の形や姑が関与してきたりなど様々な形でどれも良し悪しはあるが、やはり日本はまだまだだということが実感した。