自衛隊失格―私が「特殊部隊」を去った理由―(新潮文庫)

自衛隊失格―私が「特殊部隊」を去った理由―(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

4.2

戦前生れの厳格な祖母から「女々しいことをするくらいなら死を選べ」と言い渡されて入隊した海上自衛隊。イージス艦「みょうこう」の航海長だった’99年、人生が一変する。能登半島沖で北朝鮮工作船と対峙したのだ。一触即発の事件を機に防衛庁初、特殊部隊の創設に関わることになる。日本人の奪還という迫り来る使命の為に全精力を傾けた8年間。『邦人奪還』の著者が本気(マジ)で明かす国防の真実。(解説・かわぐちかいじ)

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自衛隊失格―私が「特殊部隊」を去った理由―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本を守ってくださりありがとうございます。
    凄い『本気』と『覚悟』が伝わってきます。
    やはり組織としてはその中で異端者であったかとは思いますが、それも『本気』だからこそなんですね。
    私はただのサラリーマンですが、私の姿勢は『本気』かどうか、、、

    0
    2022年06月05日

    購入済み

    ともかく、おもしろいの一言。一人の武人の一代記として出色だ。軽妙を基調に、ときに重い話を冷静な見方で語ってくれる。多少話をおもろしくするため盛ってある気もするが、そこは著者が天性の語り屋、ストーリーテラーだからなんだろう。おそらく地頭のそうとうによい人であり、要所をつかむのがうまい。

    0
    2021年06月24日

    Posted by ブクログ

    ウクライナで戦争中のこのタイミングでこの本を読んだのも何かの縁であろう。万が一沖縄が、日本人が、外国からの侵略に晒された時、今の日本はどの様に対処できるのか?
    綺麗事では無く、現実に肌で感じる危機感…
    一刻も自分の国は自分で守る。その為にも憲法改正等、今一度日本人それぞれが考える時、また急ぐ時だと痛

    0
    2022年03月04日

    Posted by ブクログ

    本当は国家の危機を表すような事件でも、ひとごとであれば一時たてば忘れてしまいがちです。

    しかし、最前線、現場でそれを見た人であれば、二度と同じようなことは起こさない、と命を燃やして闘いつづける日が始まることになります。

    知っているようで知らず、最近はある種の正義の味方のようなとらえ方さえされる「

    0
    2022年01月12日

    Posted by ブクログ

    自衛隊初の特殊部隊、海上自衛隊の特別警備隊の創設にかかわった元自衛官が、自らを振り返ってみた書。

    自衛隊には、陸上自衛隊にも特殊作戦群と言う特殊部隊があるが、部隊としての創設は海上自衛隊の特別警備隊の方が早い。それもそのはずで、海上自衛隊は、某国不審船事件の際に海上警備行動を経験し、その際、特殊部

    0
    2021年07月29日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おもしろい内容であった。筆者は蒋介石の暗殺を命じられた父や軍国ばばあといった家族から影響を受け、自身の信念を貫き通す人へとなった。
    また、今も昔も日本人の心のあり方は全く変化していないと感じた。成長するためには「行為」そのもの一つ一つを問う必要があった。

    0
    2021年09月03日

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