薬物売人

薬物売人

982円 (税込)

4pt

4.2

田代まさし氏への覚醒剤譲渡で二〇一〇年に逮捕され、懲役三年の実刑判決を受けた著者は、六本木のバーを拠点にあらゆる違法薬物を売り捌いていた。客は、金のある日本人。会社員もたくさんいた。マリファナの客は、癒しを求めて、コカインの客は、創造性のために、週末だけシャブをキメる客も多かった。しかし、楽しむための薬物は、いつしか生きるために欠かせなくなり、人生を破滅させる。自らも依存症だった元売人が明かす、取引が始まるきっかけ、受け渡し法、人間の壊れ方――。逮捕から更生までを赤裸々に描く。

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薬物売人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    僕のような離島マニアからしたら、作者がどこの島に住んでるのか(なんなら職場まで)すぐにわかってしまう

    田代まさしも郵便受けにシャブが入ってたり握手したらパケを渡されたりしたそうだが、彼にも面白半分で誘惑するような人が近づいて来なければいいのだが…

    0
    2021年06月18日

    Posted by ブクログ

    依存性薬物の売人は最も低級で俗悪で下劣な生業である。罪のない人々に依存性薬物を販売すると人格が下劣になる。好きだからと言って毒を食べたら死んでしまう。依存性薬物を吸引するよりも本を読む方がどれだけ良いか。どうして、掃きだめの中に落ちていくのか。

    0
    2021年09月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    田代まさしにマリファナを売った売人の話。著者本人もさまざま薬物をやっている。六本木でバーを経営しながら薬物を売っていた頃の話、刑務所の中の話、不良だった子供時代の話、そして出所後、再び薬物に手を出すも考え直して八重山の離島に移住してからの話。大抵の薬物依存症の本は徐々に薬物に溺れていく描写が痛々しく

    0
    2021年10月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    薬物売人ってきっと、案外近くにいて、普通に暮らしているんだろうなと思っていたので、答え合わせ的に読んでみた。
    薬物売買のことから、捕まって収容所にいる間のこと、その後のこと。売買も使用も自己責任で他人に危害を加えない範疇を守っているからか、家族にも仲間にも恵まれているし、著者は犯罪者ではあるけど悪い

    0
    2023年09月19日

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