女たちのニューヨーク

女たちのニューヨーク

1940年、アメリカ。小さな町のお嬢様ヴィヴィアンは、大学を辞め、NYのショーの世界に飛び込んだ。華やかで刺激的な毎日。だが、それは突然終わる。彼女の過ちが、街中を騒がす醜聞になったのだ。恋人も友達も居場所も失い、彼女は初めて自分と向き合う

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女たちのニューヨーク のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ヴィヴィアンという90歳近い主人公が、アンジェラという女性に手紙を書く形で物語が語られる。
    この2人の関係が、最後のほうまで謎だったが、そこがいい仕掛けになっていると思った。
    ヴィヴィが一番馴染めない堅物のオリーヴ。でも彼女の行動力や格言が、大事な転換点になっていたのも興味深い。
    「名誉の戦場は痛み

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    2022年09月23日

    Posted by ブクログ

    登場人物がもれなく全員素晴らしい。人間味にあふれていて魅力的で、1番好きな人を決められない。

    私はもちろんこの時代を知らないし、NYという街も知らない。なんとなくSATCを思い出した。ちょっと違うけど。でももっとうんと前の時代の話ってことは、なんて前衛的なんだろう。

    なによりも、世界は”ただそこ

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    2022年02月11日

    Posted by ブクログ

    控えめに言っても最高な一冊。
    どうして2021年になるまでこの本が存在しなかったのかと責めたくなるほど、これは女として生まれたからには避けては通れないバイブルのような一冊だ。

    嫌悪する人もいるだろうし、うんざりする人もいるかもしれない。でも目を逸らせないだろう。
    だって、ヴィヴはわたしたちが目を背

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    2021年08月28日

    Posted by ブクログ

    ものすごくよかった。今年のベストワンかもっていうくらい。とっても好み!!
    1940年代のニューヨーク、素行不良で女子大から追い出されたヴィヴィアンは、ニューヨークで劇場を営む叔母ペグのもとで暮らすことになり、衣装係をしながら、ショーガールたちなどと自由奔放に遊びまわり、やがて大女優エドナがやってきた

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    2021年05月25日

    Posted by ブクログ

    パワー・オブ・ザ・ドッグの凶悪な犬の力に続き、ブロークバック・マウンテンから吹きつきける荒々しい風が私の心をものすごい力で持ち去ってすっかりカラッポにしており、正直に言って今はニューヨークの気分なんかじゃ全然なかったのですが(もっとカウボーイくれ!という気分だった)、しかし他に読むものがなかったので

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    2022年07月08日

    Posted by ブクログ

    怖い物知らずの若い時代。失敗と後悔と恥。誰の人生も真っ直ぐではなく全てが不公平だ。でも本書の登場人物たちは、みんな生き生きと自分らしく生きている、その姿に勇気付けられる。

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    2022年01月27日

    Posted by ブクログ

    びっくりした。最初のほうはバブリーでキラキラでイケイケの酒池肉林で、正直、どこまでこれに付き合わされるの〜?!とちょっとウンザリ気味だったけれど、後半からのこの濃密さはなに。人生の楽しさ、喜びと、苦しさ、切なさ。その両方があっての重さ。そう、「この世界はまっすぐじゃない」。

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    2021年07月01日

    Posted by ブクログ

    1940年代の米国、地方の裕福な家庭に育ち有名女子大に進んだヴィヴィアンは大学を退学になり、ニューヨークで劇場を経営するペグ叔母さんの元へ放り出される。売れないミュージカルを劇場に住み込むダンサーたちと上演しながら、自分たちの思うままに暮らす叔母さんたちと仲間たちに魅了されヴィヴィアンはニューヨーク

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    2021年11月26日

    Posted by ブクログ

    煌めくショービズの世界にすとんと嵌まり込む田舎出の娘。やりたい放題の生活にも何かしら自分への正当性を主張してる。ある出来事さえ、男は咎められないのに何故女性だけが?と他人を傷つけた事より現状の生活を疎んでる。ここからどんな共感が得られるのかと思ったが‥前半の眩しい位の煌めきと後半の地道な生き方のコン

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    2021年07月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    雑誌「VERY」のシスターフッド特集の中で紹介されていた1冊。

    読み始めたら止まらない。特に中盤からぐいぐいひきこまれる。1940年代のニューヨークを舞台に、自らが世界の中心であることを証明するように、嵐のような生活をするヴィヴィアン。若さゆえの自分本位の言動に居心地の悪さを感じる前半。しかし、あ

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    2022年05月22日

女たちのニューヨーク の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    576ページ
  • 電子版発売日
    2021年05月18日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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