無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
事実ではないことを「そんなことはなかった」と説明するのは、実際にあったことを立証するよりも困難だ。しかし人は往々にして、そんな「悪魔の証明」を他人に強要する。思い込みが先行した追及は、ともすると自らの挙証責任をないがしろにするので、相手に説明の「無限ループ」を迫ることになる。敵を混乱させたり、イメージ悪化を図るには有効だが、もはや建設的な議論や問題点の抽出は望めない。本書では、犯罪学や統計学、そして宗教学も参照しながら、悪魔の証明の正体に迫ろう。
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年08月12日
ないことの証明は可能か。
統計上の蓋然性の世界、95%の確立があればそれは有意と認められると言う状況で、可能と考える。
人間社会で、何が95%かといえば、大半の人が、そりゃそうだよな、と自然に思えることだろう。
挙証責任、説明責任、立証責任について説明し、不可能性、非合理性、間接補強証拠について...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月20日
タイトル「悪魔の証明」はよく法廷ドラマなどでも聞くように、無かったことを無かったと証明することである。本書でそれを「ネガティヴプルーフ」と呼んでおり、その逆あったことをあったと証明することを「ポジティブプルーフ」と呼んで解説をしていく。あったことをあったと証明するのは、そもそも「あった」何らかの事実...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。