シャムのサムライ 山田長政

シャムのサムライ 山田長政

2,640円 (税込)

13pt

4.6

駕籠かきからタイの英雄になった男
謎に包まれた「波乱万丈の生涯」を描く大河巨編!

テレビドラマ化で話題沸騰!!
『大富豪同心』著者の最高傑作!

鎖国前の江戸時代初期――。
山田仁左衛門(長政)は駿河の大名・大久保忠佐を守るために抜刀、
罪に問われてお役御免に。江戸を離れ、故郷を追われ、
長崎から船でシャムへ渡った。
象が闊歩し、大河が流れ、強烈な日差しが降り注ぐ地で、
国王の傭兵として無我夢中で生きる。
アユタヤ決戦、王家の姫との結婚、日泰国交樹立、
奴隷解放、スペイン艦隊との激闘、ソンタム王の死……。
商人としてだけでなく、武将としても総督に昇りつめた男、
山田長政の生涯を描く本格歴史長編!

<目次>
第一章 南海の波濤
第二章 日本人義勇隊誕生
第三章 豊臣家、滅亡
第四章 日泰国交樹立
第五章 激突、スペイン艦隊
第六章 ソンタム王の死
第七章 王位を巡る戦い
第八章 南洋王の伝説

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シャムのサムライ 山田長政 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    分厚いのに、飽きずに一気に読めた。駕籠かきから外国人の大臣になる、成り上がり物語。後継ぎ問題の難しさを痛感した。

    0
    2024年04月13日

    Posted by ブクログ

    山田長政については、正直名前を聞いたことがあるだけで、全く知らなかった。しかしこの本は圧倒的に面白い。
    異国の地に放り込まれた日本人(武家に勤める商人出身)の主人公が、様々なきっかけにより、タイの王様に認められ出世し、その後出世し過ぎたが為に、後継者争いのど真ん中に巻き込まれ、最後は自ら独立国を作ろ

    0
    2022年01月30日

    Posted by ブクログ

    主君を守るため江戸城内で禁じられている抜刀をしてしまった大久保忠佐の駕籠かき山田仁左衛門は出奔しシャムに逃亡する。シャムで繰り広げられる山田長政の立身出世の物語。

    0
    2022年01月03日

    Posted by ブクログ

    名前は知っていても詳しく知ることのなかった山田長政について、当時の時代背景とともに知ることができてよかった。おそらく史料が多くないところから作者による研究と推察に基づいて書かれたのだと思うけど、主人公やその周りの人物の魅力、背景についての程よい説明、文体の読みやすさなどもよかった。

    0
    2021年08月07日

    Posted by ブクログ

    日本で犯した事件の為に日本を追われタイに裸一貫で辿り着いた山田長政の一代記。

    山田長政なる人物をまったく知らず'籠かきからタイの英雄にまでなった男'という事で気になり読んでみた。
    タイの人達や役職名の名前の長さにびっくりしながらも意外に頭に入り(個人的になんか音が良い気がする)

    0
    2022年01月13日

    Posted by ブクログ

    約600ページのボリュームだけど面白く読めた。エンターテイメント的なテイストが強めながらも大きな流れは史実もある程度踏まえているのだろうと思う(Wikipediaで少し眺めた限りですが)。アユタヤ、山田長政、日本人町というフレーズはタイに行った時にふーんと聞いていた程度だったけど、戦国時代の終わりに

    0
    2021年10月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    実在の人物(山田長政)で、シャムでの活躍ということで、なかなかに興味深い話でした。

    徳川家光の時代のようでしたが、その頃のシャムにたくさんの日本人がいて、「豊臣だ、徳川だ」といって日本人同士で戦ったり、その土地の戦いに巻き込まれたり、奴隷となったり、世界的にも、戦国時代だったのかなと思いました。

    0
    2022年03月20日

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