いないことにされる私たち 福島第一原発事故10年目の「言ってはいけない真実」

いないことにされる私たち 福島第一原発事故10年目の「言ってはいけない真実」

1,600円 (税込)

8pt

4.0

「住宅提供を打ち切られれば暮らしていけない」「なぜ避難者数に私は数えられないのか」。甚大な被害を及ぼした福島第一原発事故──避難者たちは、国の政策に翻弄されながらこの10年をどう過ごしてきたのか、その実態に迫る。

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いないことにされる私たち 福島第一原発事故10年目の「言ってはいけない真実」 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    全くは足らないで賠償金を好きなだけもらっても、私は災害に会いたいとは思わない。
    災害にあってしまった人たちは、99%災害前と同等の暮らしができるまで、政府は金銭を含めた支援をすることが当然だと思っていた。(1%は取り返せない「時間」と考える)
    現実は、復興が未完のまま次々と被災者を統計から消していく

    0
    2021年08月31日

    Posted by ブクログ

    これほどじっくりお二人の被災者の方を取材されたものとは知らず読み始めたので、途中で苦しくなった。
    第1部では、大変な被害にあった人自身が、どうして強くなり戦わなきゃいけないのか、救われないのかと考えた。誰でもそんなふうにはなれないじゃないか、あまりの理不尽さに立ち直れなくなるのが普通だろう。そこを立

    0
    2021年05月20日

    Posted by ブクログ

    打ち切られる住宅支援。仕事のために一人被災地に戻る。子供が自ら死を遂げる。どこかにあった心の傷。そして、父も壊れていく。・・避難者の実情。「統計に反映しない」「在住者との分断を謀る」「支援金へのルサンチマンを煽る」。隠れていく存在。演出される復興。過少に見せる災害規模。原子力の再興は粛々と進められる

    0
    2022年05月22日

    Posted by ブクログ

    大きく二つの話が載っていました。
    国、行政の闇を感じました。
    知り得なかった事実を新しく知ることが出来て良かった。

    0
    2021年09月03日

    Posted by ブクログ

    「復興とは被災者の数を消すことなんですか」
    震災の場に、誰が居て、その後何が有って、今どうなっているのか。
    何も知らなかった。
    震災の現実を知ると、この国の現実が見えてくる。
    あの震災の時、既にこの国は災害に対応できる国ではなかった。
    その事に気付いていれば、今、コロナ禍に苦しむこの現実も違っていた

    0
    2021年08月14日

    Posted by ブクログ

    国民の暮らしに寄り添う
    きめ細かく国民の意見を聞く
    国や政治家たちは、選挙のたびにレコードのようにそんな言葉を繰り返す。
    しかし、彼らの繰り出す政策、行う政策は、大所高所からみた、最大多数の最大幸福であって、個々のの国民の声を聴こうともしない。

    本書は、福島原発事故発生から今まで、個々の国民、個々

    0
    2021年07月26日

    Posted by ブクログ

    今年はらこの書籍に出会えてよかった。
    読書人なら読もうよ。
    忘れては生けないことが書かれていますから。

    0
    2021年06月17日

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