ミツバチの会議

ミツバチの会議

3,080円 (税込)

15pt

3.6

新しい巣をどこにするか。群れにとって生死にかかわる選択を、ミツバチたちは民主的な意思決定プロセスを通して行ない、常に最良の巣を選び出す。
その謎に迫るため、森や草原、海風吹きすさぶ岩だらけの島へと、ミツバチを追って、著者はどこまでも行く。
こうしてミツバチから学んだ集団意思決定は、人間にも応用でき、既に著者が大学の教授会で実践し、その効果を実感している。

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ミツバチの会議 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     以前、新聞の書評で採り上げられていたので興味を抱いて読んでみたものです。
     「ミツバチの会議」というタイトルは、何とも気になるいいネーミングですね。結構人気も出ているようです。
     本書のテーマは、ミツバチが新しい巣を作る際の「集団としての意思決定プロセス」の解明なのですが、著者が発見したその仕組み

    0
    2014年04月28日

    Posted by ブクログ

    生物学者が蜜蜂の分蜂(6月頃女王蜂を中心に新しい巣作りのために分離する行動)の研究結果をベースに意思決定論へ展開。蜂の社会は脳の構成に類似しているとする。
    8割は蜂の詳細な研究。数万匹のによる一発勝負の分蜂を成功させるために蜜を集める経験を積んだ数百匹の働き蜂が入り口の広さと体積をベースに周辺の穴を

    0
    2014年04月07日

    Posted by ブクログ

    ミツバチが次の世代の女王蜂に巣を明け渡すために、新しい巣を作るときに最適な場所を見出すときのミツバチの行動を観察し、その詳細を1冊の本にまとめたもの。
    ミツバチは集団でしか生きられないので、次の巣を安全な場所に造らなければならない。しかし、この安全な巣の条件というのは結構複雑で、それを多くのハチたち

    0
    2014年01月18日

    Posted by ブクログ

    ミツバチは常に最良の意思決定ができるのに人間は必ずしもそうではない。ミツバチは自分が属する集団が滅びると、自分ひとりでは生きていけないので集団の生存を最優先に行動する。そこには自分の欲のようなものは働かない。集団としての意思決定は、本書が示すように民主的なプロセスによって成される。それに加えて他の集

    0
    2014年01月05日

    Posted by ブクログ

    西洋ミツバチの巣別れである分蜂行動における集団意思決定方法。時間制約があるなかで如何にして最良の決定をし、1万匹を超える集団が如何にしてひとつの行動を取れるか。
    多くの賛同者を最初に得た意見が通る。

    0
    2013年11月11日

    Posted by ブクログ

    ミツバチの意思決定がどのように人間で適応できるかについてだけ知りたい人は、本当に最後だけ読めば良い気がする。
    後は、ミツバチの生態について科学者じゃなくても分かりやすく書いてあるけど長い。笑
    でも驚いた生態能力は沢山あったから楽しかったけど、情報を取捨選択して軽く読んで飛ばしてしまった部分もあるかな

    0
    2020年07月15日

    Posted by ブクログ

    「スゴい会議」のようなビジネス書かと期待して読み始める。
    ミツバチは集団で最良の選択をする仕組みを持っている。これを我々の会議の進め方に置き直すと…というような。


    たしかにそういう結論ではありました。
    全10章のうち、ラスト2章はそのような内容でした。
    ただ、それまでの8章は純粋にミツバチの生態

    0
    2014年02月12日

    Posted by ブクログ

    冗長。☆1

    ミツバチのコロニーが分蜂し、新たな巣を作るのに適した場所を探すために数百匹の探索蜂が飛び出し、一匹につき平均10程度の巣の候補地を見つけてくる。そしてそれをコロニーの仲間に伝えるのだが、その中で最適な巣についてコロニーの蜂全てのコンセンサスを得るような民主主義的な集団意思決定行動を取る

    0
    2013年11月28日

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