おべんとうの時間がきらいだった

おべんとうの時間がきらいだった

2,090円 (税込)

10pt

「弁当というものは,残酷だ.中学1年生で,私はそう思った.自分が背負っている家族を,小さな箱と向き合う度にいつも突きつけられる……どうかわかりませんように,気づかれませんように」.ANAの機内誌『翼の王国』の人気連載「おべんとうの時間」が誕生するまでの家族の軌跡.著者自身の「おべんとうの時間」がここにある.

...続きを読む

おべんとうの時間がきらいだった のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    もともと著者夫妻の「おべんとうの時間」のファンで、こちらのエッセイも素敵に違いないと思って手に取った。

    幼少期〜おべんとうの連載が軌道に乗るまでの著者の半生が語られている。両親の話、留学の話、夫と娘の話、、どれも淡々と語られているけど、すごく刺激的で、なぜか心に刺さりまくった。そして、決して飾らず

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    泣いたー。
    最後の「父の弁当」のところで、号泣。
    「父の弁当」といっても、お父さんが作ってくれた弁当のことではないので、ぜひ読んでみてほしい。
    文章も読みやすく、感情を文にするのが巧みな方だと思います。他の著書も読みたいです。

    0
    2023年10月30日

    Posted by ブクログ

    お弁当関係の子供の時の微笑ましいエピソードだと思って読んでみたら、もっと凄いエピソードが盛りだくさんで、逆に予想を裏切りられました。

    文章もとても読みやすくて、興味深い語り口。

    この方のエッセイをもっと読んでみたいと思いました。きっとご本人も素敵な方なんだろうな〜と想像したりして。

    0
    2023年07月09日

    Posted by ブクログ

    「手作りは愛情」「お弁当箱には愛がつまっている」という安易でのんきな方向に行かないところが信頼できた。
    自分の境遇や気持ちと似た部分が多くて(下で引用した部分はわたしの実感と全く同じ)、トラウマ再放送で読んでいて苦しかった。苦しいけどもなんだか泣けた。
    "あの父と母のもとに生まれたから、今

    0
    2022年09月27日

    Posted by ブクログ

    ANA機内誌の人気連載「おべんとうの時間」
    の著者です。

    最近はお弁当ブームであり、関連本も花盛り
    ですが、連載当初は全くマイナーな企画であ
    ったそうです。

    その著者自身が体験してきた「おべんとうの
    時間」はさぞかし華やかで楽しいものであっ
    たと思いきや、全く違うそうなのです。

    米国留学時代の

    0
    2021年10月27日

    Posted by ブクログ

    「おべんとうの時間」という連載は知らなかったけれど、サラメシは好きで、たまに観ている。

    阿部直美さんの子供時代から現在までを詳細に綴ってあるのだけれど、子供時代について記した前半部分は読んでいるだけでつらくて、胸がぎゅーっと縮こまるような気分だった。

    怒ると手がつけられず、家族にも周りにも怒鳴り

    0
    2021年02月15日

    Posted by ブクログ

    文春の連載で平松洋子さんが推していた。
    強烈なお父さん!
    よくぞ阿部さんがぐれずに育ったって感じ。
    昭和のお父さんってよく怒っていた。
    うちの父も、明治生まれの祖父も。
    でも、阿部さんのお父さんはその何倍も強烈だ。
    アメリカ留学時代の話も、その場で経験しないと見えなかった景色だと思う。
    ダンナさんと

    0
    2020年10月03日

    Posted by ブクログ

    弁当は良くも悪くも家庭やその時その人を表していると思う。私も学生時代学校に馴染めなくて、母の作ってくれた弁当をトイレで食べたことがある。しばらくは弁当が受け付けなくなり、少しトラウマになっている。今では旦那に弁当を作る側になったけど、彼はどんな気持ちで弁当を食べているのか気になってきた。お昼の時間が

    0
    2024年04月24日

    Posted by ブクログ

    ANA派なので何度も読んだことがある「おべんとうの時間」。

    その連載を書いている著者の子供時代から現在に至るまでの軌跡が記されたエッセイ。

    見映えのよくないお弁当を持たされ、それが恥ずかしくてたまらない上に、あまり好きではない自分の家庭環境を思い出さざるを得ない、そんなお弁当の時間が嫌いだった中

    0
    2022年09月02日

    Posted by ブクログ

    「食べる」をテーマにしたお話。
    どのエピソードにも「食べる」が関係していて面白かった。

    アメリカへの留学のお話が、自分が留学したらこんな思いするんだろうなということがモロに書いてあって引き込まれた。疑似留学体験できたみたいで、楽しかった!

    サラメシに繋がってるのもびっくりした、、

    本を読む楽し

    0
    2022年08月05日

おべんとうの時間がきらいだった の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

阿部直美 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す