蠱惑の本~異形コレクションL~

蠱惑の本~異形コレクションL~

1,100円 (税込)

5pt

3.4

記念すべき50冊目を〈本〉を愛する皆様に贈ります。貴方の本棚に、どうか、もう一冊、闇色の本をお迎えください。本は、常に私たちの身近にあって、あらゆる「世界」を閉じ込めた存在でした。本を開きさえすれば、脳裏に飛び込んでくる「未知」の世界。そこには人生を変えてしまうような出会いもある筈です。記念すべき50巻目の《異形コレクション》を〈本〉に関わるすべての人々に捧げます。(編集序文より)

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蠱惑の本~異形コレクションL~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    異形コレクションついに50巻目。そしてテーマが「本」って。あまりに魅力的すぎる一冊です。まさしく本好きのための一冊。いろいろと恐ろしい本も登場したりしますが、それはそれでやはり魅力的。読んでみたく……なる?
    お気に入りは澤村伊智「恐 またはこわい話の巻末解説」。これ自体の物語としての魅力ももちろんな

    0
    2021年04月13日

    Posted by ブクログ

    本。リアルの本の魅惑。本が溢れる部屋の、うっとりするような魅力。
    ほぼ完全に電子書籍に移行してしまった私には、無縁になってしまった。部屋に、この蠱惑の本が並ぶことは、もう無い。
    なんだか、とても寂しい。そんな読後でした。

    0
    2022年02月22日

    Posted by ブクログ

    異形コレクションシリーズ50冊目。
    今回のテーマは「本」。

    どれがヒットするかは好みによって変わるでしょうが、本好きにはたまらない世界観。
    各短編の構成もすごく良かった。(特に「魁星」を最後に持ってきたのが)
    下記2作が好き。
    大崎梢「蔵書の中の」
    少し不気味要素のあるストーリーの中に本への愛情も

    0
    2023年08月20日

    Posted by ブクログ

    ホラー。短編集。アンソロジー。
    テーマは"本"。
    個人的な印象としては、テーマのせいか、地味。
    ミステリ作家がそこそこ多かった気もする。
    決してつまらない訳ではなく、無難に楽しめた。
    特に面白かったのは以下の4作品。

    宇佐美まこと「砂漠の龍」
    前半と後半で全く異なる物語。そう繋

    0
    2023年05月21日

    Posted by ブクログ

    今回は本をテーマにホラーやSF。古本屋を散策してそんな不思議な本に出会ってみたいです。トータルで切りよく50巻めということですが、これで終わりにならずに続くのを期待してます。

    0
    2021年11月18日

    Posted by ブクログ

    【収録作品】「蔵書の中の」 大崎梢/「砂漠の龍」 宇佐美まこと/「オモイツヅラ」 井上雅彦/「静寂の書籍」 木犀あこ/「蝋燭と砂丘」 倉阪鬼一郎/「雷のごとく恐ろしきツァーリの製本工房」 間瀬純子/「書骸」 柴田勝家/「本の背骨が最後に残る」 斜線堂有紀/「河原にて」 坂木司/「ブックマン-ありえざ

    0
    2021年10月26日

    Posted by ブクログ

    収録作品に当たり外れがある。
    「魁星」が1番好き。思わずGoogleマップで神保町界隈を調べてしまった。

    0
    2021年06月19日

    Posted by ブクログ

    先月出たダーク・ロマンスのほうが全体的に好みの話は多かったけど、こちらも面白かった。

    特に好きだったのは以下の四作。

    『砂漠の龍』
    異国のファンタジーものかと思いきや、舞台は現代に代わり…と思いがけない展開で面白かった。

    『本の背骨が最後に残る』
    本となった人間が、己が語るストーリーが間違えて

    0
    2020年12月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ――

     さてこうして本棚にひとつ闇色の背表紙が加わったわけですが、その一点はじわじわと拡がりやがて本棚全体を覆い隠す――って、そもそも「本棚」とか「書庫」ってのもホラーちっくな響きがありますな。なんか生まれないかなうちの本棚からも。
     引っ越して納戸が出来たので本棚作ったんだけど、思ったより持って

    0
    2022年01月13日

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