俺がピエロでなにが悪い！

白井ムク / 塩かずのこ

「――イッツ、ショータイム！」
学校ではボッチキャラな俺だが、実はもう一つの顔を持っていた。
ストリートパフォーマーという将来の夢のため、ホスピタル・クラウン――病院を訪問して芸を披露するボランティアをしているのだ。
そして、俺は茉莉という入院中の少女をなんとか笑わせたいのだが、どうしても彼女は笑ってくれない。
今日もダメだったか……とうなだれる俺の前に、クラスメイトのギャル・市川愛莉が現れた。
「ウケるー！ マジでピエロだし！ ほんとにいたんだー！」
あぶねえ。ピエロ姿でバレなかったが、どうして市川が病院に……？
ボッチなピエロとビッチ（？）なギャルの学園ラブコメ、開幕！

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 男性向けライトノベル / 講談社ラノベ文庫
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: 講談社ラノベ文庫
• ページ数: 232ページ
• 電子版発売日: 2021年04月28日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 20MB

[kotamon · ★★★★★]

泣ける

表紙を見て買いました。
よくあるラブコメとかじゃなくて、泣ける話。
その中に、ラブコメ要素、恋愛要素が入っている感じ。
様々な思いを抱えて進んでいく主人公の様子がいい。
単巻なのがなぁ。
続きが見たかったっていうのもあるけど、切りのいい終わり方だったしな。
ぜひ買うべし。

＃ほのぼの ＃泣ける ＃感動する

[nanjyo · ★★★★★]

満点（但し、条件付き）

内容的にバランスも良いし、誤った文言の使い方も無かったし、
夢の有るストーリーで面白かった。
評価も満点にしたけど、あくまでも単巻完結で続編が出ない事が前提。
このストーリーは、このまま終わって欲しい作品。
複数のフラグが回収されなまま残ってるけど、そこは敢えて放置で。
その方が、この作品にとっては良いかと思う。

[かーぼー · ★★★☆☆]

盛り上がりに欠ける

最後に「完」となっていることから、続きはないみたいだけど、これは「これ以上続けられないから」ではないかと思う程度に、中身がない。
とは言っても、ラブコメだとこの程度の内容からでも、しつこいぐらいに続く作品もあるにはあるけど、その程度です。
もしかしたら売れ行きによって、次巻があっても続けられるようにと言った感じの伏線は多々あるのだけれど、もう行き詰っているのでは？
切なさに胸が痛くなるようなシーンも、甘々な感じなどもほとんどありませんでした。
涙が溢れるほどの感動もなく、ただ中途半端に終わる、全てが中途半端な物語だったように思います。