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明星派の詩人として出発し、三行書きの短歌で歌壇に新風を吹き込み、〈大逆事件〉との出会いにより現実を凝視、明治という時代を考察して、結核と貧窮のうちに夭折した、天才詩人・石川啄木。非凡な才能で先駆的思想を所有した彼の歌集『一握の砂』『悲しき玩具』などから短歌200首、「性急な思想」「時代閉塞の現状」などエッセイ6篇、「はてしなき議論の後」「飛行機」ほか詩12篇を収録。
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Posted by ブクログ 2021年04月04日
啄木のダメ具合がぴったりきすぎて。 『打明けて語りて 何か損をせしごとく思ひて 友とわかれぬ』 これ、飲み会帰りあるあるだと思った。 飲み会でつい本音で人にしゃべったことを、帰り道で後悔しちゃう。特に相手から思った反応が得られなかったときは。そんな現代のあるあるが啄木にもあったのかもしれない。
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