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G SPIRITS BOOKシリーズ第10弾は、1990年代の新日本プロレスで人気を博したユニット『平成維新軍』のメンバーによる初の共著になります。 小林邦昭&越中詩郎と空手・誠心会館の抗争に端を発し、『反選手会同盟』結成、天龍源一郎率いるWARとの対抗戦、そして『平成維新軍』に 改名して独立興行を開催するまでに至る流れを各メンバーがそれぞれの視点から回想。1999年の解散宣言から20年…7人の男たちがあの熱い時代を本音で振り返る!
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Posted by ブクログ
うまく浮上できず悩んでいる中堅層という意味で一般企業の社員とも通ずる苦しさやもがく姿を感じた。またプロレスファンとして普段聞けない裏話も語られていてとても面白かった。
平成維震軍の元メンバーによる回顧録。 当時は新日の窓際族と思ってたけど、実は仕事のできる選手の集まりだったということがよくわかった。 あと、他の選手は年表をなぞる感じだったけど、AKIRAだけは一歩踏み込んでたのが印象的だった。
プロレスから気持ちが離れ出した時の軍団。 今の自分の会社での立ち位置からも共感できる。 とにかく 小林邦昭が最高です。
G SPIRITS MOOKの記念すべき10冊目は、 なんと平成維震軍。1991年に突如始まった新日本プ ロレスと空手・誠心会館との抗争劇から生まれたユニ ット。ココに目を付けるあたりがG SPIRITSのセンス。 実際のところ、誠心会館の青柳・齋藤と、新日本の越 中・小林の抗争は本当に熱くなった...続きを読む。異種格闘技戦云 々のレベルの話ではなく、バックボーンの違う双方が 本気丸出しで闘うのだから、コレが面白く無いワケが 無い。闘魂三銃士が全盛期を迎えた頃に一方で毒々し く狂い咲いたベテランの意地が、ファンの心を鷲掴み にする、という見事な展開を魅せてくれたのを、昨日 のことのように覚えている。 そんな平成維震軍に所属した7選手の共著。 執筆者は、越中詩郎・小林邦昭・木村健悟・Gカブキ ・青柳政司・齋藤彰俊・AKIRAの7人。小原道由と後 藤達俊の参加が無かったのは残念だが、この手の書籍 にはなかなか登場しない選手たちの談話が多々。特に 青柳館長の項は、非常に興味深く読ませていただいた。 嬉しく感じたのは、平成維震軍に在籍した全ての選手 がこのユニットに「愛」を未だに持ち続けていること。 プロレスラーの多くはかつて自分が在籍したユニット に対してドライなことが多い傾向があるのだが、皆が 「すばらしいユニットだった」と一様に語る平成維震 軍は、間違い無く稀有な存在。確かに僕も、プロレス ファン全体から煙たがられている木村健悟を真剣に応 援したのは、この時代だけだったかもしれない。 もちろんキャリアのあるプロレスファン向けの書籍。 でも、あの時代の「熱さ」を覚えている同士たちは、 一読する必要があると思う。初代の維新軍より、断 然好きだったな、平成維震軍。
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平成維震軍「覇」道に生きた男たち
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越中詩郎
小林邦昭
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