生きていくうえで、かけがえのないこと

生きていくうえで、かけがえのないこと

1,430円 (税込)

7pt

4.2

ふれる、聞く、愛する、憎む……

悲しみの先に広がる
25の風景

『悲しみの秘儀』に続き魂の思想家が贈るエッセイ集!

生きていればときに闇の中を歩かなくてはならないことがある。そうしたとき、私たちは、内なる言葉を、ともしびにしながら歩くことができる。言葉など、と思ってはもったいない。たった一つの言葉にも闇にある人を光へと導く力が宿っている。
(「祈る」より)

25の「生きていくうえで、かけがえのないこと」
眠る 食べる 出す 休む 書く
ふれる 悲しむ 喜ぶ 嘆く 老いる
読む 見る 聞く ときめく 忘れる
働く 癒す 愛する 耐える 念ずる
待つ 憎む 見つめる 壊す 祈る

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生きていくうえで、かけがえのないこと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日常的に使う、食べる、眠る、悲しむ、祈る等25の動詞を主題としたエッセイ集。一つの言葉に対するエッセイはとても短いものですが、でも、深いのです。心に静かに染みいる何かを感じます。

    私も著者もキリスト教の信仰をもっているせいかもしれませんが、彼の言葉を読む時によく想うのが聖書のヨハネによる福音書の1

    0
    2018年10月08日

    Posted by ブクログ

    人からすすめられて読み出した本だったけど、それも全てこの本に呼ばれていたからではないかと思えた。

    日々の営みについて、こんなに深く、広い懐をもって書かれたエッセイを、わたしは今までに読んだことがない。

    「辛い時こそ、どの一篇でもいいから読んでみてほしい」という吉村萬壱の言葉どおり、少しでも心の器

    0
    2016年09月18日

    Posted by ブクログ

    生きることは、これまで己に紡がれた言葉を他者に共有する行為とも言える。
    自分が郵便箱になって、脈々と受け継がれる意志を伝えていきたい。

    気になった本は積読して読む時が来るまで待つとしよう。
    大事な人の存在を理解し、金を切り離した働くの意味を考えよう。

    0
    2022年05月25日

    Posted by ブクログ

    果てのない暗闇を感じて、
    なんでこんな人生歩まねばならないのかと思い続けていた。
    悲しみや苦しさは、いつになったら消えていくのか。意味はあるのか。

    悲しみがなければ、得られないことがあると、慰められました。困難は人生の恩籠になりうる。
    私のこのどうしようもない人生も、意味を付けられそうです。最期に

    0
    2021年11月20日

    Posted by ブクログ

    若松英輔さん、2冊目。若松さんの本をテレビで紹介されるのを聞くと、毎回とても絶賛されていて、尊いことが書かれてあるのだろうと自ずと期待が膨らんだ。

     レビューもとても高評価ばかりなので、私の読解力が乏しいだけなのかもしれないけれど、想像していたほどには、私には響かなかった。大学の文学部の先生が書き

    0
    2022年12月18日

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