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大切なものは、些細なことで壊れてしまう――。ティーン向けファッション誌の編集者・禄(ろく)は、お悩み相談ページに投稿してきた渚との間にトラブルを抱えていた。地方に暮らす中学生の郁美は親友の明日花とともに同誌を愛読中。だが、東京からの転校生・道成の存在が二人の関係を次第に変えてゆき……。出会うはずのない人生が交差するとき、明かされる真実とは。心揺さぶる新時代の青春小説。(解説・朝井リョウ)
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Posted by ブクログ
僕は結構好きな作品でした。 タイトルのように、文中でさまざまなものが入れ替わる。 世の中に当てはめても色々と思うことがある。お金を持っている人と持ってない人、働いてる人と働いてない人、強い人と弱い人、互いに反し合うものが世の中に溢れている。 でも、どちらが良いってことはないし、いずれか一方にず...続きを読むっとい続けることは難しい。それを自覚して生きるだけでも大分生きやすくなる。 登場人物の現在と過去の話を通じて、とてもわかりやすい文章だったかつ、凄く考えさせられるよい物語だった。
他者に対しての理解、共有、傲慢さ。自分でも気づかなかったうちに見下していたり傷つけていたり。その微妙な変化をとてもうまく切り取っていてじわじわと、時には一瞬で傷を負い、傷つける。二つのパートがリンクする瞬間に現れるもの。一瞬で傷ができるように一瞬で前も向けそうな気持ちになる。
中学生の未熟な、まっすぐな感じが眩しい。悩んで、傷ついて、もがいて、そうやって大人になるんだよなあと昔を思い出しながら読んだ。 小学生や中学生女子向けの雑誌に親としてあまりいい印象を持っていなかったが、素敵な大人達が使命を持って取り組んでいるんだと思うと、世の中捨てたもんじゃないと思う。
ティーン向け雑誌を読む世代の危うさ、脆さがよかった。 オセロの白と黒のように 被害者と加害者は裏表。 批判するのとされるのも裏表。 人にはそれぞれ事情がある。それをわかってあげられるなんておこがましいことは思わないけれど、 自分軸以外の視点をもつことは大切だと思う。
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