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クラシック界の巨匠たちが頼った“耳”がある。東京・サントリーホールからハンブルク・エルプフィルハーモニーの音響設計まで。世界有数のコンサートホールの「響き」を手掛ける日本人トヨタは、いかにして究極の音を実現させたのか。その謎に迫る。
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Posted by ブクログ
良いホールとは? 数字ではわからないものがある。 生演奏の素晴らしさを知っているからこそ素晴らしいホールを設計することができるのだとわかりました。 素晴らしい演奏があるから素晴らしいホールがあるし、素晴らしホールがあるから素晴らしい演奏もできるし、素晴らしいオーケストラがある。 上手い指揮者はそのホ...続きを読むールでのツボを心得ている。 ゲルギエフの話ではいろいろと勉強になりました。 最近はハイレゾなど録音技術の進歩で良い録音も増えましたが、生演奏の感動にはかないません。 ベルリンフィルのデジタルコンサートホールではデジタル技術の進歩で、日本に居ながら生演奏を聴くこともできますし、 過去のアーカイブスも鑑賞することができます。 コロナ禍において以前のような演奏体験はまだ難しいですが、 早く生での素晴らしい演奏にを聴きに行きたいものです。 で、ゲルギエフ&ミュンヘンフィルのブルックナーを鑑賞。 つくづくミュンヘンフィルはブルックナーが上手いと感じ入りました。 チェリビダッケ、ヴァント、ティーレマンの録音もありそれぞれ指揮者の特徴も出ていますが、 ミュンヘンフィルの演奏力の高さも実感します。
音の評価のためには音楽が必要 永田音響設計 放送技研から独立 サントリーホール(1986年) ベルリンフィル(1963年)と同じヴィンヤード(ブドウ畑)型 客席が360度囲む ステージからの直接音より周囲の壁を伝わってくる壁際や2階席に音に味わい 音の明瞭さ 近代もの、現代ものに適する...続きを読む 豊かな音とクリアな音は両立しにくいが 視覚的に演奏者が見えると音がクリアになる 演奏者と観客との一体感、親近感 指揮者、オーケストラ、楽器としてのホール との共同作業 ほかの演奏者の音を聴きにくい?というクレーム ホールは何も改善していない 慣れの問題 3~4年かかった 指揮者が鍵 フランク ゲーリー 建築 日本文化への造詣 ウォルトディズニーコンサートホール(2003年) ピアニスト クリスチャン ツィメルマン推薦でサントリーホール→豊田に ホール内部が決まってから外観のデザイン ワレリー キゲギエフ マエストロ 札幌Kitara からサントペテルブルグ第二オペラハウス(2006年) 日本公演に同行しオーケストラの配置をコンサル 1/10の模型でロングパスエコーを試聴して確認し削減 ベルリンフィル第二ホール ミスも聞こえやすい率直さ 第二演奏者がオケのバランスをとる 音は消えていくもの 音響の良さは数値では表せない 残響時間では決まらない 残響時間はアルコール度数のようなもの いいホールは残される 当時の技術ではシューボックス型のそれほど大きくないのもが結果的に良い音響 初期反射音が直接音と差が少なく聞こえる ヴィンヤードは客席をグループに分けて席の近くにたくさんの壁 いいホールにはいいオーケストラ ピエールブーレーズ ザール ピアノの蓋を取る 直感力 BARENBOIM ピアノ 弦が交差しない テノールとブラスの位置を離す 歌手を優先してオケの音の指揮による強弱 作曲者と指揮者はかけ離れたものではない(サロネン)
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