もはや僕は人間じゃない

もはや僕は人間じゃない

1,210円 (税込)

6pt

俺に明るい未来なんてあるのかな――。
ドラマ化で話題、『死にたい夜にかぎって』のその後を描いた待望のエッセイ。

手痛い失恋、家族との確執、そして自らに起きた性の揺らぎを抱えながら、人生の暗黒期を過ごしていた著者。孤独の中から救い出してくれたのは、パチンコ中毒のお坊さんと、「トリケラ」という源氏名のオカマバー店員だった。誰が一番エロい仏像を見つけられるか競争したり、連絡が取れなくなった知人のLINEに天丼のスタンプを100個送ったり、知らない子どもの剣道の試合で号泣したりしながら、辛い過去を笑い話に変えていく日々。
『死にたい夜にかぎって』から1年。人生のどん底を「なんとなく」乗り越え、夢を叶えるまでを描いた実話。

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もはや僕は人間じゃない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    マジで悟る5秒前

    人生のどん底期、救ってくれたのは
    お寺の住職と
    オカマバー店員でした。



    あたしも爪さんとおんなじでたぶん無宗教ってやつだと思うし、ノンケだとも思うけど

    あたしにとっての住職みたいな人も、性別じゃなくて心が好きなっちゃうような人もめっちゃわかる、

    1
    2021年03月16日

    Posted by ブクログ

    最愛の彼女と別れ失意のどん底にいる男を救ったのはオカマと住職だった。
    オカマの愛すべき憎まれ口とパチンコ狂いの住職の芯食った説教に癒されながら、「何してんだよ」とつい笑ってしまう。最後で完全に持っていかれてしまった。大好き。大傑作

    0
    2023年05月21日

    Posted by ブクログ

    「死にたい夜にかぎって」の一年後の話。
    前作よりも増して感動した。
    人生なんて何があるのかわからない。
    頑張ろう、今がどんなに辛くても。

    0
    2022年02月02日

    Posted by ブクログ

    本書もどハマりし、すぐ読み切ってしまった。
    世の中に出ていく本とは思えないくらい、綺麗ではない表現もあるけどそれが等身大なんだなと強くかんじた。

    大人になってから仲良くなる関係性って本当に貴重だと感じているからこそ、もはや羨ましくすら感じる。

    0
    2021年10月28日

    Posted by ブクログ

    前作の『死にたいのるにかぎって』に引き続き、笑ったー!トリケラさんと住職のキャラが濃すぎるw
    本当バカだなーと思いながらも何度も吹き出した。
    最後はBL読んでるのかと錯覚したw
    私もこんな素敵な方々に出会いたい。

    0
    2021年06月29日

    Posted by ブクログ

    状況早々にとんでもない洗礼を受けることから始まる、著者とオカマと坊主を巻き込んだ不思議で、切ない、だけど最後はなぜか笑えてしまう自伝的エッセイ。
    おそらくこの著者のキャラクターもあるのかもしれないが、様々なトラブル・葛藤に見舞われつつも、周囲のちょっと突き抜けた人達との関係性から、今の自分を受け入れ

    0
    2021年06月13日

    Posted by ブクログ

    前作で爪切男さんのファンになってしまったので今作も楽しみにしていた。そんな期待も軽々と超えて読みながら愛おしさに溢れた。もしかしたら人によっては嫌悪感を抱くかもしれないけど、愛と下ネタと笑いと悲哀が入り混じったこの一冊は、辛くなったときに読み返そうと思う。特に初めて競馬に行く話が最高だったな。

    0
    2021年04月16日

    Posted by ブクログ

    評判通りすばらしく、一気読み。『死にたい夜にかぎって』から1年後、屈辱と性欲と仏教とギャンブルと、そして友情の物語。キン肉マン屈指の名シーンからの引用に目頭が熱くなった。

    0
    2021年03月14日

    Posted by ブクログ

    爪切男さん2冊目
    初めましては、一昨年の辛くどうしようもなかったときに読んだ、死にたい夜にかぎって。
    あの時の一気読みと同じくまたしても一気読み。
    全くお節介じゃなく、なんとなく心の支えになってくれる話。
    心が、過去の辛いことを過ぎ去ったと思うまで無理せずに頑張らずにいようと思える。
    そんでもってめ

    0
    2021年02月28日

    Posted by ブクログ

    昔のサブカル雑誌のような装丁がイカしてます。
    前作、『死にたい夜に限って』後の3年間を綴った私小説。
    インパクトは『死にたい』の方があったけど、おっさん二人(トリケラさんと住職)のキャラが立ちまくってたのと、ラストが上手く纏まってたのでこっちの方が楽しめました。32歳の青春小説。

    0
    2024年05月15日

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