つづきの図書館

つづきの図書館

1,320円 (税込)

6pt

「本をさがすんですよね。」
「いやいや。本をさがしてもらいたいのではない。青田早苗ちゃんのつづきが知りたいんじゃ。」
「本ではなくて、青田早苗ちゃんのつづきですか?」
桃さんには、さっぱりわけがわからない。田舎の図書館でおこった、不思議なできごとに、司書の桃さんはいやおうなしに巻きこまれてしまいますが…。

本を愛する人、本に愛された人すべてに贈る、心あたたまるファンタジー。

*子どもから大人まで すべての漢字にふりがなつき
*小学館児童出版文化賞受賞作

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つづきの図書館 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本の中の登場人物が、読んでくれた人のつづきが気になると言って、抜け出てきちゃうお話。主人公は40代の司書桃さん。

    この本の表紙が赤いのも、意味があってのことなんですよね。

    桃さんが四方山市に戻ってきたのも、赤い本を手にすることになったのも、杏おばさんとの会話ひとつひとつも、細かなことすべてに意味

    0
    2021年09月18日

    Posted by ブクログ

    この真っ赤な表紙と装丁にも意味があるの。
    読み終えてから気づいて、ぐっときたなあ。

    わたしたちは「本の続き」が気になるけれど
    本の中の登場人物も、「本を読んでいる人の人生の続き」が知りたくなって、本の中から飛び出してきてしまう…というところから、はじまるストーリー。

    物語の冒頭で、
    本の中からは

    0
    2021年03月15日

    Posted by ブクログ

    主人公は司書さん。裸の王様、瓜子姫の天邪鬼…絵本を読んでくれた子供たちの続きが気になる登場人物たちが出てきてしまい…、
    今まで私が読んだ絵本の登場人物も気にしてくれたら嬉しい。
    悲しいとき、寂しいときに本当に出てきてくれたらいいのに。

    0
    2020年08月27日

    Posted by ブクログ

    親権争いから家出まで、思ってたより濃い背景事情。あと、司書資格欲しい。
    読み終わった本に入っていたのに、読んだ記憶がなかったので、再読。

    0
    2016年08月12日

    Posted by ブクログ

    良かった。子供の頃に読んだらどういう感想をもっただろう?単純なハッピーエンドではないお話だけど、じんわり温かくなる。手元に置いてまた読み返したい本。単行本だけど買うかな。。

    0
    2013年12月18日

    Posted by ブクログ

    霧のむこうの不思議な町で初めてこの作者を知り、俄然興味が湧き、読んだ2冊目。めちゃくちゃ面白い!空想の世界へぐんぐん惹きこまれ、私もこんな本が書けたらいいな、と創作意欲をかきたてられました。次は何を読もうかな。

    0
    2013年10月13日

    Posted by ブクログ

    はだかの王様や「おおかみと七ひきの子やぎ」の狼など、絵本から飛び出したキャラクターたちが、かつて自分の物語を読んでくれた子どもの「つづき」が知りたいと頼みこんでくる。
    本好きのツボをくすぐる設定。いいなあ!

    最近、藤田和日郎の『月光条例』を読んだので、モチーフが似てるなと思いながら読んだ。
    話の質

    0
    2016年07月12日

    Posted by ブクログ

    以前から気になっていた本です。
    私もたくさんの本と出会ってきました。
    子供の頃から本は大好きで、
    何度も読み返して大切にしていた本も、年齢を重ねたり、引っ越ししたりで無くしてしまった本もあります。
    そんな大好きだった本のキャラクターが、私がどうしているか心配して会いに来てくれるなんて
    夢のような素敵

    0
    2023年09月27日

    Posted by ブクログ

    山本容子さんの
    絵に惹かれて手に取ったけど
    とてもいいお話だった
    最後の締め
    つながって...つながって...
    そう来たか!
    というのが面白かった

    0
    2022年07月23日

    Posted by ブクログ

    本を読んでくれた子のつづきが知りたい!と絵本から出てきてしまったはだかの王様、オオカミのロボ、あまのじゃく、そして魔女と幽霊。
    不思議な出来事に巻き込まれながら進んでいく桃さんのお話。こんなお仕事、あったら大変だけど楽しそう。
    終わり方も意外だったけどなるほど〜と思った。

    0
    2020年11月26日

つづきの図書館 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    248ページ
  • 電子版発売日
    2021年02月15日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    19MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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