100回目のお引っ越し

100回目のお引っ越し

1,155円 (税込)

5pt

3.6

おじさんが営む引っ越し屋を手伝うことになったタツル。
記念すべき100件目は「引っ越したくない」という、頑固おばあさんだった!

ボク、茶屋ヶ坂樹は名古屋生まれの小学6年生。引っ越し屋を営んでいるおじさんに頼まれて、徳重さんというおばあさんが住んでいる家に「引っ越し計画書」を持ってきた。
玄関を開けて、あがろうとしたとたん、「きたなこい足であがってかん」と、おばあさんのどなり声が。
なんで? おばあさんの家こそ、古くてせまくてきたないのに。
納得のいかないボクが、ふたたび「現場」に戻って部屋をのぞいてみると、そこはタンスや本棚、テレビ台などが足の踏み場もないほど、びっしりと詰めこまれていたのだった……。

※小学校上級から

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100回目のお引っ越し のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    100回目の引っこしを手伝うために、さまざまな展開になっていきます。読んでいて、自分もその本の主人公になった気持ちになります。

    0
    2016年03月14日

    Posted by ブクログ

    引っ越しは、今までの家に幸せが入りきらないから、次の家にもっと幸せになりにいくんだ、というのはいい考え方だと思う

    木の話もいい
    木は動けないから(斬り倒されたりしない限り)そこにとどまって根をはり成長していく
    持っていけない木が、気持ちの支えになったりする。思い入れをもったり、自分の代わりに思えた

    0
    2012年11月29日

    Posted by ブクログ

    主人公のオジサンは、引っ越し屋さん。
    その事務所の壁には、引っ越しした人達の写真が99枚。
    そして、祝100回目を迎える予定が…。

    畳がそんな音を立てるとは、一体どれほど危ない物件なのか。
    そこも気になりますが、出てくる大人達の、何と言うおおらかさ。

    子供の時に憶えがある、素直さと行動。
    今なら

    0
    2012年11月14日

    Posted by ブクログ

    ボクのおじさんは引っ越し屋。
    記念すべき100回目の仕事は、小さな古い家だったけれど、そこに住んでるおばあさんは、引っ越したくないみたいで…。
    「家」への思い。家族と思い出。
    人のつながりがホンワカあったかくていいですね。
    水面下で動く?恋にニヤリです。

    0
    2012年08月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    引っ越し屋のおじに頼まれて、100回目のお客さんに書類を届ける手伝いを頼まれた樹(たつる・小6)。ところがその家、徳重さんのおばあさんに怒鳴られてしまう。どうやらおばあさんは引っ越しなどしたくないらしい。
    気になった樹は おばあさんの事を調べ、その事情を知る。

    引っ越しは物を運ぶだけじゃない

    0
    2014年06月30日

100回目のお引っ越し の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    192ページ
  • 電子版発売日
    2021年02月15日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    5MB

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