大本営発表という権力

大本営発表という権力

660円 (税込)

3pt

3.3

戦況報告は、どのようにして権力になっていったのか? ――大本営発表は、あの時代、単なる戦況報告ではなく、権力そのものであった。意図的な情報のみを一方的に押しつけられ、「事実」は国民に隠されたのだ。関係者の証言をはじめ、発表回数や発表場面、発表の表現など、当時の資料を解析することにより、何が見えたのか? 大本営発表の登場から消滅までを解説する。
※本書は2004年4月光文社新書から刊行された「大本営発表は生きている」を改題し、大幅に改訂したものです。

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大本営発表という権力 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年11月23日

     小説とは違うが、「陰陽師」シリーズや「IWGP」シリーズと同様のオールタイム・オールベスト。

    納得するだけで

    の著者・著作だけに


    当たり前のことだが、今まで読んできた多くの著者の著作に書かれている内容に変わりがない。
     歴史研究家

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    8/12が発売日だったらしいのですが、たぶん発売日の丁度1年後に買いました。すごい縁ですね。報道問題と報道を信じたくなる人の心理をどう突くかというプロパガンダ論の一環として手に取ってみた次第。戦時中の日本が欧米諸国から「病的な空間」とそれぞれ自国でキャンペーンするとともにそれを自己実現させ、結果的に...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年09月15日

    「大本営発表」という語は、力の強い者が不都合なことは隠して自分に都合のいいことだけを発表する意味で使われることが多い。しかし、それは単に虚偽や隠蔽ではなく、戦時における巨大な権力そのものでだった。国民を正常な感覚を失った酩酊状態に落とし込み、軍指導者自身が自らの発表で錯誤の連鎖にはまり、国そのものを...続きを読む

    0

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