ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
9pt
「噓の仕立て屋」を生業とするサチのもとへ、二人の少女が訪ねてきた。数日後、片方の少女がビルの屋上から身を投げ、サチは残された少女を“逃がす”ことに。彼女を追う謎の男とヤクザたち。一年前の〈未成年売春婦殺人事件〉と少女たちの恩讐渦巻く関係とは。そして、彼らを待ち受ける「門」の向こうの世界とは一体――。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
ループ・オブ・ザ・コードが面白かったので、続けて読んでみたが、こちらも面白かった。心に傷を負った主人公のキャラ設定や、過去や運命と対峙しながら未来に思いを馳せる展開、出生にまつわる考察、など共通点も多いと感じた。 細かい点で気になるところやぎこちなさを感じる箇所もあったが、若い作家さんだし、このよう...続きを読むに純粋なテーマ設定に真正面から取っ組めるのも、その若さによるものだと思うので、今後の作品にも期待したいです。 二人の少女が楽しそうなディズニーでの写真というアイテムに泪しました。
面白い。 異界の門を開く事が出来る逃がし屋。その異界に行くには条件がある。そしてそこは「最も幸福になったであろう選択がなされた世界」。 世界観はハードボイルド。歌舞伎町の揉め事に巻き込まれながら身分の偽装を行う傍らで世界に絶望した人を逃す。物語は2人の少女が訪れるところから始まる。1人が死に1人は逃...続きを読む亡。この辺りはミステリっぽい。だが謎は中盤で早々に解決する。そこからはファンタジーのような世界観へ。 主人公の過去と向き合う形で異世界が壊れていく。 色々な要素が入り混じっていて面白かった。
歌舞伎町でアリバイ会社を営むサチが主人公。彼女のもう一つの稼業は、人生に絶望した人間たちを「門」の向こう側に逃がす門番。 実際に起きた、世間を震撼させた2つの事件(どっちも闇が深かった…)を彷彿させる。上手い。 ハードボイルドと「特殊設定」の融合。嘘の世界でも救いはある。
本の雑誌・上半期ベストから。ファンタジー要素ありのミステリでした。同誌が好む、いわゆる贖罪系に位置する一冊。各人のトラウマ的過去に対する向き合い方を通じ、その清算についての可否ないし是非を炙り出す。そんな内容。もう少し掘り下げて欲しかった部分(拒否された彼女のその後)もあり、個人体にはそのあたりはち...続きを読むょっと惜しい感じ。
ボリュームがとてもあり、現実と幻想の塩梅が良かった。生きる目的について考えさせられた。 現実は残酷で辛いもので、あのときこうしていればと自分が切り捨てた未来について考えることもあるが、人生に正解も不正解もなければ、良し悪しなんてものは人それぞれで、到底二元論で語るべきものではないと思った。 だからこ...続きを読むそ人間には希望があって、夢があるのだと思った。一度読んでみてほしい。
12月-06。3.0点。 歌舞伎町でニセの身元を提供する女性。裏では「逃がせ」稼業。風俗に勤める未成年の二人組が依頼に現れ。。 ファンタジー性もあるストーリー。登場人物が意外な展開をする際に、主人公が「実はそうだと思っていた」と後付けに描写されるのが気になった。まあまあだったかな。
どこにも行けないのかも知れない。誰ともわかりあえないのかも知れない。でも、自分から逃げなければ、自分のことは許せるのかも知れない。 私たちの人生は、後になって見返すことのできないものばかりを見逃している。 うーん、全体的に悪くはないんやけど、肝心の主人公パートがイマイチやなあ。 あまりにも被害者...続きを読む面しとるけど、お前が一番最悪なんちゃうんか?っていう。ミソラも大概やし、その点だけで主人公がどうしようと何を考えようと、好感がもてへんし、なんか最後に清々しい風になっても、いやいやいやいやってなるなー。微妙や
2022.1 自分が一番苦手とするタイプのストーリー。後半は淡々とした、あっさりした流れになってしまったけれど文章が上手だったのでよしとしましょう。
異世界×ハードボイルドなミステリーということで読んでみましたが…いやぁ、重かったです(^_^;)重いというか、哲学的なのかな?「門」に拒否されたアンナと自ら拒否した久保寺の対比、その久保寺を見てようやく「有り得たかもしれない世界」と決別したサチ、という構成は有りがちなのかもしれないが分かりやすかった...続きを読む。本当に、幸福とは人それぞれだよな…小説とはいえ、いわゆる不幸な人物たちの物語を読むたび、如何に自分が幸せであるかを痛感します。久保寺とサチにはぜひ幸せに生きて欲しいなと思った。ていうか、右隣の本との落差が激しすぎるわ(^_^;)
週刊ダイアモンドの本の紹介コーナーで珍しく、ミステリーもの3編の一つ。新潮ミステリー大賞受賞。 クライムミステリー、ハードボイルドなどと帯にはあり、ちょっと読むのを躊躇ったが、主人公が女性ということもあり完読。 最後のサチの部分は助長な感じもして、もう少し謎のままで終わっても良かったのではと。 ...続きを読む 次回作、期待しています!
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
擬傷の鳥はつかまらない
新刊情報をお知らせします。
荻堂顕
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
不夜島(ナイトランド)
ループ・オブ・ザ・コード
「荻堂顕」のこれもおすすめ一覧へ
▲擬傷の鳥はつかまらない ページトップヘ