ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
本書では、イタリア文化の「形」で止まらずに、その「神髄」まで遡って説明しようとした。イタリア人の目を借りると、イタリア人への理解を深められる。そうすることで、「いつものイタリア人」でありながらまったく「新しいイタリア人」像が見えてくるのだろう(「まえがき」より)。――イタリア文化を見つめる旅は、日本文化を再発見する旅。夏目漱石など日本文学を愛するイタリア人がユーモアを交えて綴った心温まるエッセイ。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
私はいつの頃からかイタリアが好きで、人生で一度だけ大きな休暇を取って旅行したことがある。たどたどしいイタリア語で挨拶し、注文したことが懐かしい。 そんなイタリアから見た日本と日本からイタリアの齟齬、『誤読』を解説してくれる素敵な一冊。 イタリア人とは、イタリア文化とは…様々な誤解が紐解かれている優し...続きを読むいエッセイだ。 読んでより一層イタリアを知りたいと思ったし、イタリアにまた行きたいと思った。
面白くて、読みながらニヤニヤしてしまった。 相手の文化を理解するには、相手の文化の目線を使うしかない。...イタリア人のことはイタリア人目線で見なくてはならない。イタリア人の言動は、当然ながら日本人の目線では見えてこない。 ー 8ページ 「距離感ゼロ」のイタリア人と違って、日本人は「距離感ヒャク...続きを読む」と言えるほど、相手との距離を保つことを大切にする民族なのだ。 ー 78ページ 私の日本人目線からすると、 イタリア人はサッカーが好きで、陽気でよく喋り、ナンパが得意。 時間は守らない、仕事はサボりがち、男も女もマンマ(お母さん)が大好き。 外出制限中の政治家のメッセージが面白い。 ジローラモさんや高田純次のイメージ。 まさにメディアで流されるイタリアのイメージそのもの!! 著者が日本人女性と普通に話しているだけで、ナンパしてるだの口説いてるだの言われることに疑問や困惑を覚える体験に笑ってしまった。 イタリア語学習にhellotalkを使っていて、何の絡みもない人(特に男性)からメッセージが来ると距離感に若干の戸惑いを感じていたのだが、あ、そういうことなんだ!と少し分かった気がする。 日本人の距離感で接していたらもったいないな。 イタリア人の距離感で返信していこう! この本はタイトルが惜しい! 「誤読」だと取っつきにくい!
日本という異文化を学んだ著者が、日本目線を養うことで、日本目線でイタリア文化を振り返りイタリアに関するステレオタイプ的な理解について書かれたエッセイ(誤読のイタリア)。 イタリア人というと「陽気で」「おしゃべりで」「時間にルーズで」って・・・笑。 ステレオタイプなので、これにマッチしない人も多いはず...続きを読む。そんな人は日本人から「イタリア人らしくない」と言われてしまう笑。こうした「陽気で」等というのは、日本の文化を通した物差し(目線)で見ているからだという。筆者は異国文化を知ったからこそ、母国文化に再会でき、かつて母国文化に対して「誤読」していたと感じたそうだ。
<目次> まえがき誤読の異文化 第1章誤読のイタリア人 第2章誤読の人間関係 第3章誤読の恋愛関係 第4章誤読の家族 第5章誤読のイタリア料理 あとがき変なイタリア人と日本 アジア人のことは何となく理解できる。 欧米人はわからない。 そんななか、親和性のあるイタリア人の考え方が なんとなくわかる...続きを読む気がして、よかったのである。
イタリア人の著者が無口だったり陽気じゃないイタリア人だっているんです、と「ここが違うよ日本人の中のイタリア人」を書き綴っている。 でも日本人より人懐っこかったり距離感がなくスキンシップが多いのはホントのこと。あと親戚付き合いが濃い。イタリア人にとっての当たり前を日本人は特別視してしまうところに著者...続きを読むさんは居心地の悪さを少し感じている模様。 イタリア人の著者から見ると日本人はどの国の料理も好きなところがイタリア人と違うらしい。イタリア人は「イタリア料理最高!」だそうです。 以前から私の中では「イタリアは陰キャが住むにはハードル高そう…」と思っていましたが本書を読んでそれは変わりませんでしたね(笑 そして著者さんの日本語能力は確実に私より高い(泣
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
誤読のイタリア
新刊情報をお知らせします。
ディエゴ・マルティーナ
フォロー機能について
「光文社新書」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
秒速5000km
「ディエゴ・マルティーナ」のこれもおすすめ一覧へ
▲誤読のイタリア ページトップヘ