坂本龍馬と北海道 大政奉還後の知られざる国家構想

坂本龍馬と北海道 大政奉還後の知られざる国家構想

679円 (税込)

3pt

3.0

「エゾに渡らんとせし頃より、新国を開き候ハ積年の思ひ一世の思ひ出に候間、何卒一人でなりともやり付申べくと存居申候」(慶応3[1867]年3月6日、印藤聿あて)――坂本龍馬 幕末と北海道。これら2つのキーワードで連想する志士は榎本武揚と土方歳三だろう。しかしここに1人、死の直前までひそかに北をめざした男がいた。あの坂本龍馬である。たんなる商売目的ではない。開拓移民。そこには新しい国づくりをにらんだ、深謀なるプランが隠されていた。蝦夷を探査した北添佶磨と同志・望月亀弥太の池田屋での死。海の男・浦田軍次郎と二度の海難。アイヌ語を勉強していたお龍。遺志を継いだ二人の甥・直と直寛――龍馬の壮大な志に、多くの仲間たちが夢を重ねていく。はたして龍馬が思い描いた国づくりとは何だったのか? 「排除しない生き方」とは? 大河ドラマではついぞ語られることがなかった、従来とはまったく異なる幕末史と龍馬伝。

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坂本龍馬と北海道 大政奉還後の知られざる国家構想 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年03月05日

    こんなに北海道に恋い焦がれていたのか!
    諸々の事情が許さず断念した蝦夷地開拓の意思を繋ぐ者がいるのは、宿命を感じます

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年09月10日

    大政奉還後の知られざる国家構想。
    坂本龍馬を理解する真のキーワード、それは北海道――。彼が北の大地に託した想いとはいったい? 龍馬の生涯と意味を書き換える。(2010年刊)
     序 章 なぜ函館に坂本龍馬記念館はできたのか
     第一章 暗殺四日前の手紙 -龍馬の夢は北海道開発だった
     第二章 開...続きを読む

    0

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